映画『007 スペクター』あらすじ・ネタバレ結末と感想

007 スペクターの概要:ダニエル・クレイグ主演の「007」シリーズ第24作。出演はレイフ・ファインズ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス。ボンドガールをモニカ・ベルッチ、レア・セドウ。前作に続きサム・メンデス監督、2015年の米国映画。

007 スペクター あらすじ

007 スペクター
映画『007 スペクター』のあらすじを紹介します。

メキシコ・シティ。休暇中のジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、メキシコのお祭り”死者の日”を美女と共に楽しんでいた。しかし、ボンドは前任のM(ジョディ・デンチ)の遺言にあった男を極秘に探していたのだ。

ターゲットの居住地を確かめ、銃を放つが同時に家屋も倒壊した。そこでクモが描かれた指輪を発見。ある男が生きていることと、背後に巨大な組織があることを確信します。生き残った男を追って、派手な空中戦を繰り広げるボンド。

ロンドンに戻ったボンドはこの1件で、上司のM(レイフ・ファインズ)から激しく非難され、停職を命じられてしまう。ボンドの秘書である、マネーペニー(ナオミ・ハリス)は、ボンドから前任Mの遺言のため行動したと聞かされ、彼のサポートとして動くことに。

一方、武器開発部のQ(ベン・ウィショー)は、007のために新たな道具を開発していた。地下に設けられた研究室で、Qはボンドに最新鋭のアストンマーティンを見せた。機能としては、「わずか4,7秒で時速100KMに達する」(パンフレットより)らしい。

また、後方から銃撃したり、車を捨てて脱出することも可能だ。しかし、「これは009用なので、ボンドさんにはコレです」とQから渡されたのはオメガの腕時計。
「機能は?」「時間が分かります。」と答えるQ。その後、ボンドは単身イタリアへ飛ぶ。

イタリアで、自身が殺したスキアラの葬儀に出席したボンドはそこで、スキアラの未亡人ルチア(モニカ・ベルリッチ)と出会う。ルチアから謎の組織の会合を知ったボンドはその会合に潜入。

そこで、雪山の雪崩で死んだはずのフランツ・オーベルハウザー(クリストフ・ヴァルツ)の姿を見て驚く。ジェームズ・ボンドの過去が次第に明かされてゆくなか、謎の組織員のMR,ホワイトに会う。

彼は娘の生存・保護を条件に組織について伝えると自殺。ボンドは、彼の娘マドレーヌ・スワン(レア・セドゥ)を助けるためにスイスへ飛ぶ。医師をしているマドレーヌに会うが信用してもらえない。

そんな中、ボンドのサポートとしてQが来ます。Qの調査でボンドが見つけた指輪から、謎の組織”SPECTER”の存在が判明。ボンドはマドレーヌと共に難敵に挑む!

007 スペクター ネタバレ結末・ラスト

ボンドがマドレーヌと共に”SPECTER”の本部へ行くと、組織のトップ、フランツ・オーベルハウザーに拘束されてしまう。針で神経を突くなどの拷問を続けるフランツからどう逃れるのか?

ボンドは、Qから貰った腕時計をマドレーヌに外すよう言う。その腕時計をフランツに投げると爆発!その混乱に乗じて2人は本部を逃げ出した。本部は壊滅状態になった。

ロンドンに戻ったボンドは、極秘に上司のMに接触した。これまでの報告を告げると、M16本部の00セクションの解体を阻止するために力を貸して欲しいと言われます。

日付が変わるまでに組織解体のプログラムを止めなくてはならない。C(アンドリュー・スコット)を拘束したのち、Qの働きによりプログラムは停止。00セクションは存続されたのだった。

M16本部を退職したボンドがある日、Qを訪ねてきます。旧式のアストンマーティンを譲って欲しいと。ボンドは愛車に乗り颯爽と走ってゆくのだった。

007 スペクター 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:148分
  • ジャンル:アクション、サスペンス、コメディ
  • 監督:サム・メンデス
  • キャスト:ダニエル・クレイグ、クリストフ・ヴァルツ、レア・セドゥ、ベン・ウィショー etc

007 スペクター 批評・レビュー

映画『007 スペクター』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ボンドとQ、マネーペニーとの名コンビ復活!

前作「007 スカイフォール」から、Qとマネーペニーが復活し、ボンドを支える裏方として活躍しています。特に武器開発部門の責任者Q役ベン・ウィショーとボンド役ダニエル・クレイグの親和性がいい!

時にシリアスな笑いを織りまぜつつ、2人の息の合ったやり取りが冴えています。女性の観客はこの2人が観たいと思って劇場に足を運ぶのではないでしょうか。

Qとのシーンでは、毎回どんな道具がボンドに提供されるのかが見どころです。今回は最新型のアストン・マーチンとオメガの時計!アストン・マーチンも時計も実用的でありながら、随所で遊び心が満載!

不思議なのは、時計に爆破機能があるなんてボンドはいつ知ったのだろう?ということ。機能については”時間が分かる”としか答えていなかったと思います。もしかしたらQが小声でささやいたのかなぁ。

著者が1番気に入ったのは、ラストで旧型のアストン・マーチンを譲って欲しいとQを訪ねるシーン。最新鋭の車もいいけど、愛着ある車に乗りたい!ボンドはやっぱり紳士的でかっこいい存在です。

またマネーペニー役ナオミ・ハリスもいい味を出しています。まるで戦友のような2人。マネーペニーの私生活がちらりと見える自宅のシーンにも注目してみて下さい。

ボンド・ガールとの熱い関係

ダニエル・クレイグ版の「007」シリーズを観るまで、ほとんど「007」シリーズを観たことがなかったという人も多いのでは?著者もそんな1人です。観なかった理由として、”ボンド・ガールの描き方が嫌だったから”。

男性優位で都合の良い女性像にしか思えなかったのです。しかし、今回は違う。レア・セドウ演じるマドレーヌ・スワンは医者で自分からボンドを誘惑したりしない。愛人としてのボンド・ガールではないのだ。

レア・セドゥはインタビューで、役について”マドレーヌはボンドを必要としていないの。彼女は教養のあるインテリなのよ。”と語っています。(映画のパンフレットより)

そんな女性像がこれからも描かれることを期待したい。演じるレア・セドゥはフランス出身の女優。トム・クルーズ主演の「ミッション:インポッシブル」(11)に出演し、人気上昇中。

彼女の代表作はなんといっても、実写版「美女と野獣」(14)のヒロイン・ベル役です!とても美しく、ディズニーアニメとはまた一味違う物語が楽しめます。ベルの気高く強いヒロイン像が好評なんですよ。

007 スペクター 感想まとめ

ダニエル・クレイグ主演の「007スペクター」はもうご覧になりましたか?前作から続いての、信頼がおける仲間たち、マネーペニーやQ、Mと共に過去の因縁を乗り越えるために闘います!

本作の悪役フランツ・オーベルハウザーを演じるのは、「ジャンゴ繋がれざる者」(12)で個性を発揮したクリストフ・ヴァルツ。悪役にしてはあまり怖くないのが残念なところ。過去の悪役の印象が強烈すぎたのかもしれません。

対照的なボンド・ガールの2人。なかでもレア・セドゥ演じるマドレーヌ・スワンは芯の強い、自立した女性。ボンドを必要としない、ボンド・ガール像は必見です!

これまで、ボンド・ガール像といえば、美人で男に都合の良い存在だったのが、自立した女性となり、ようやく時代に追いついたという感じがします。

また「007」シリーズは主題歌も素晴らしいということを知っていますか?本作での主題歌は、サム・スミスの「ライティングス・オン・ザ・ウォール」。前作はアデルの「スカイフォール」というように旬の歌手を起用し、物語に彩りを添えています。

2曲とも必聴です!ぜひ音楽にも注目してご覧下さい。

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