映画『28週後…』あらすじとネタバレ感想

28週後…の概要:2007年に公開されたゾンビパニック映画で、走るゾンビが話題となった2002年公開の「28日後…」の続編。レイジウイルスが収束を見せ始めた中、ある姉弟の好奇心から再び感染が広がる様子を描いた。

28週後… あらすじ

28週後...
映画『28週後…』のあらすじを紹介します。

人間を凶暴化させるRAGEウィルスが蔓延した世界。
ドンとアリス夫妻は数人の非感染者と共に、コテージに立てこもって生き延びていた。
ある日、助けを求めてきたひとりの少年を招き入れるが、彼を追って沢山の感染者達がやってくる。
そして、ドンは目の前で感染者に襲われるアリスを見捨てて逃げた。

・・・28週後。
軍の調査で感染の危険性は無くなったと判断された。
スカーレット少佐だけは感染再発の危険性を訴えていたが、聞き入れられることは無かった。

旅行で海外にいたドンとアリスの子供、姉タミーと弟アンディはロンドンへの帰国が許され、父との再会を果たす。
母からの遺伝でオッド・アイの瞳を持つ12歳の少年アンディは、安全地区で最年少の住人となった。

こっそり安全地区を抜け出して自宅へ向かったタミーとアンディは、死んだはずの母に出会う。
アリスは軍に保護され、検査の結果、彼女は感染していても症状が出ない無症候性キャリアだと判明する。
妻の生存を知り施設に忍び込んだドンは、アリスと接触して感染、施設を壊滅状態にする。

“コード・レッド”が発令され、閉鎖された地区の中でスカーレット少佐が姉弟を救い出す。
感染拡大を防ぐために、軍は非感染者も含めた住人全ての殺害命令を下すが、スナイパーのドイル軍曹とフリンの助けを借り、感染者から逃げつつ脱出を試みる事になる。

28週後… 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2007年
  • 上映時間:104分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:フアン・カルロス・フレスナディージョ
  • キャスト:ロバート・カーライル、ローズ・バーン、ジェレミー・レナー、ハロルド・ペリノー etc

28週後… ネタバレ批評

映画『28週後…』について、感想批評です。※ネタバレあり

「28日後」のその後の世界

レイジウィルスに感染して凶暴になった人間たちが、走るゾンビとして襲い掛かってくるホラー映画「28日後…」の続編映画。
前作とのつながりを見せるシーンは無く、“レイジウィルス”が蔓延した後に収束を見せた世界での、家族の絆や愚かさを描いたストーリーになっている。
ウィルスに感染していても発症はしないというアリス、アンディ親子の体質が原因で、感染者が全員餓死して安全が確認されたはずの世界が、再び地獄と化す様子は恐ろしい。

序盤、コテージに隠れていたアリスとドンたちが感染者に襲撃され、目の前で助けを求めるアリスを見捨てて逃げるドンの姿には嫌悪感を抱いてしまうが、もしもその場にいたら誰でも逃げるであろう緊迫感もある。
タミーとアンディが立ち入り禁止区域に入っていくのに、それを報告するだけで止めに入らない軍の監視役たちの行動はツッコミどころ。
また、ドンが簡単にアリスと接触できるという、ゆるい警備体制もツッコミどころのひとつ。
スカーレット少佐がついていながら、簡単にはぐれるタミーとアンディの行動には疑問が残る。

豪華キャストとびっくりさせる演出

キャストや監督が前作から一新されていて、後半で「コード・レッド」が発動されるもアンディを撃つことが出来ず、彼らの脱出の手助けに回る軍のスナイパー、ドイル軍曹役には「ハート・ロッカー」のジェレミー・レナー。
スカーレット少佐役には、2009年の最も美しい顔No.1に選ばれたローズ・バーンらが起用された。
また、主役の一人とも言えるドン役にはロバート・カーライル、もう一人の主役タミー役には、若手のイモージェン・プーツがキャスティングされ、前作よりも豪華な名前が揃っている。

終盤で弟アンディがドンに噛まれて感染している(アンディも無症候性キャリアなので発症はしない)とわかっていながら、感染していないと嘘をつくタミーの微妙な表情がとても上手い。
草が生い茂り廃れた公園で休憩しているときに、周囲から出てくる感染者の数の多さや、彼らをヘリのプロペラで引き裂くというグロテスクシーンは強烈。
地下鉄跡の暗闇をはじめ、突然現れて襲い掛かる感染者となったドンの姿には驚かされる。

28週後… 感想まとめ

「28日後…」の続編映画で、前作から6ヶ月後のロンドンを舞台に、RAGEウィルスによるパンデミックが収束しつつある世界で、再びウィルスの脅威が訪れる様子を描いた。
前作の監督と脚本家が製作総指揮にまわり、今作が初の英語の作品となるファン・カルロス・フレスナディージョが監督、脚本に起用された。

DVDパッケージには今作の重要なキーポイントとなる、アリスとアンディをモチーフにしたオッドアイの瞳が描かれている。
ラストでは墜落したように見える飛行機と人間の叫び声のみが表現されているが、アリスと同じ無症候性キャリアの持ち主であるアンディからタミー、フリンへと感染を起こし、また別の場所での大きな感染が起こったと思われる。
アリスとキスをしたドンが、目の前で拘束されているアリスを殺害するシーンや、ヘリコプターで感染者を引き裂くなど過激な残酷描写があるので、好き嫌いが別れる作品でもある。

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