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映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の概要:当時、まだ東京タワーが建設中だった頃の古き良き日本。そんな時代、人々の絆は今よりも深く、街には人情が溢れていた。夕日町三丁目で暮らす人々の生活を描いた名作、『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編がここに誕生。

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映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の作品情報

ALWAYS 続・三丁目の夕日

製作年:2007年
上映時間:146分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:山崎貴
キャスト:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希 etc

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の登場人物(キャスト)

茶川竜之介(吉岡秀隆)
駄菓子屋を営みながら、作家として成功することを夢見る男性。ひょんなことから淳之介を引き取ることとなり、子育てに悪戦苦闘する毎日を送る。
石崎ヒロミ(小雪)
かつて竜之介が恋に落ち、プロポーズまでした女性。父親の借金の肩代わりにストリッパーにされてしまい、彼の前から姿を消していた。
古行淳之介(須賀健太)
竜之介と生活を共にすることになった少年。竜之介が書く冒険小説のファンで、少しずつ彼との距離を縮めていく。
鈴木美加(彩夢)
父親の事業が傾き始めたため、鈴木オートに預けられることとなったお嬢様。寂しさのあまり周囲を拒んでいたが・・?
川渕康成(小日向文世)
淳之介の実の父親で、大手会社の社長。庶民を見下している冷酷な人物で、淳之介を引き取ろうとする。
松下忠信(浅野和之)
芥川賞にノミネートされた茶川の前に現れた謎の人物。彼に芥川賞をとるためのアドバイスを送るが、その正体は・・・?

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のあらすじ【起】

夕日町三丁目、そこは東京の下町にある、どこにでもありそうな平凡な小さな田舎町だったが、人々の活気に溢れるいい場所だった。そんな町に、茶川竜之介という冴えない男性が暮らしていた。

彼は祖母から引き継いだ駄菓子屋を経営する一方で、いずれ立派な小説家になることを夢見て執筆活動を続けていた。そんな彼は、ある日淳之介という全く血の繋がらない子供を引き取ることになってしまう。当初は全く上手くいかない二人だったが、実は淳之介は竜之介が書いていた冒険小説のファンだった。そのことをキッカケに、二人はその仲を徐々に縮めていくのだった。

しかし、二人の仲は近づけど、中々竜之介の作品は評価されない。二人は貧乏な暮らしをしながら、三丁目でなんとか生きていた。しかし、そんな状態を不安に思った人物がいる。淳之介の実の父親、川淵である。実は、川淵は大手会社の社長だったのだ。そして、川淵は淳之介を引き取りたい、と竜之介に申し出てくるのだった。

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映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のあらすじ【承】

川淵は、一見礼儀正しい紳士であったが、その実庶民を見下している冷酷な男だった。そんな川淵には淳之介を任せられない、と竜之介は彼の依頼を断る。しかし、川淵には竜之介にはない圧倒的な財力がある。川淵の元で育った方が、苦労もなく淳之介にとっては良いのではないか、と内心竜之介は悩んでいた。

また、竜之介にはヒロミという想い人がいた。ヒロミもまた竜之介に想いを寄せており、そんな彼女に竜之介はかつてプロポーズをしていたが、彼女は父親の借金の肩代わりにストリッパーにされてしまい、彼の前から姿を消してしまったのである。そんな彼女のこと、そして、淳之介のことを思い竜之介は『踊り子』という小説を書き上げる。

一方、鈴木オートに美加という少女がやってきていた。彼女の父親が事業に失敗したため、再び軌道に乗るまで親族であるこの家に預けられたのだ。しかし、元々がお嬢様育ちである彼女は、そのことを鼻にかけ鈴木オートのことを馬鹿にする。

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』のあらすじ【転】

しかし、そんな彼女のことを鈴木オートの大人たちは暖かく見守っていた。美加が親元を離れて寂しさを感じていることに気がついていたのだ。そんな心の広い大人達との交流を通して、周りを頑なに拒絶していた美加も少しずつ心を開いていく。

一方、鈴木オートで住み込みで働く六子は、幼馴染である中山と偶然再会を果たす。純粋な六子に淡い思いを抱いた中山は、彼女をデートに誘うのだった。しかし、その頃中山は悪い先輩に巻き込まれ、詐欺行為に手を染めていたのだ。

その頃、竜之介の耳に信じ難いニュースが飛び込んでくる。なんと、『踊り子』が芥川賞にノミネートされたのだ。長年小説家として成功することを夢見てきた竜之介は大喜び。さらに、そんな彼のニュースに三丁目の住人も浮き足立つのだった。そして、彼は意を決して彼の前から姿を消したヒロミに会いにいくのだった。しかし、彼女はその美貌を認められ、とある豪商の後妻となることが既に決まっていた。

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の結末・ラスト(ネタバレ)

ショックを受ける竜之介に、一人の男性が近づいてくる。彼は、芥川賞選出に関与している社内委員だという松下という男だった。そして、松下は賞を受賞するためには、審査員達に賄賂を送らなければいけないと言うのだった。これまで賞レースとは無縁だった竜之介は、言われるがまま接待費として松下に金を渡してしまう。

しかし、そんなことがあるはずもない。松下は中山と共に詐欺を働く詐欺師だったのだ。こうして竜之介は金を騙し取られた上に、芥川賞にも落選してしまう。しかし、芥川賞は勝ち取れなかったものの、彼の書いた小説はとある人物の心を揺らした。ヒロミである。

ヒロミは、踊り子が自分を書いた小説であることを悟ると、豪商との婚約を破棄し、竜之介の元へと向かうのだった。彼女は、裕福な暮らしよりも自らの愛情を貫くことにしたのである。そうして、竜之介と淳之介、ヒロミの3人は貧しくも幸せな日々を過ごすのだった。そんな3人の様子に、川淵も淳之介を引き取ることを諦めた。美加も自分の家へと戻っていき、彼らはそれぞれの新しい生活を歩みだすのだった。

映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』の感想・評価・レビュー

前作より懐かしさはあまり感じなかったのですが、昭和の人情の暖かさが感じられる作品でした。淳之介が給食を我慢してお米の代金を払うなどは両方の気持ちがわかる気がして、優しくて痛かったです。川渕が「願望だな。現実はそんなに甘くない」と言っている甘い結末で嬉しかったです。美加も素直に「ありがとう」と言える子になっていて、気持ちが暖かくなりました。
最後、シュークリームを貰って嬉しそうなロクちゃん。前作のエピソードを思い出して笑いました。(女性 40代)


前作で、竜之介にプロポーズされたヒロミが、借金を返すために踊り子として姿を消してしまい、淳之介と二人で暮らすことになり、また淳之介の父親が息子を引き取ると言い出した事など、平穏な暮らしから騒々しく物事が進んでいった。お金を渡した相手が詐欺師だったり、散々な目に遇ってしまう竜之介だったが、ヒロミの事を一途に想い、小説を書いたシーンや、小説を読んだヒロミが竜之介の元へ帰ってくるシーンなどが、感動し心が暖まった。三丁目に暮らす人々の言動が優しく、見守ってくれている人柄も見所である。(女性 20代)


ストーリー展開がベタなので楽しめる人と楽しめない人は、別れてしまう作品になっているが、私は面白いと思いながら観れたので良かった。前作では明るい場面が多かった反面、今回は戦後の暗い部分もあり、前作と比べると少し落ち込んだ印象にもなったが、ユーモアが入るところは前作同様だったので、笑えるシーンでは笑うことができ、メリハリがあったと思う。

主題歌のBUMP OF CHICKENさんの唄でより物語が暖かいものになりとても素敵だった。(女性 20代)


この作品も前作と同様、懐かしさがたくさん詰まっている。東京オリンピックが決まった当時の記憶がないのに、映画の中に出てくる人々の温かさや町の雰囲気に懐かしさを感じる。薬師丸ひろ子が演じるお母さんが、日本のお母さんという印象で、本当に優しくて胸がジーンとくる。

真っ直ぐでピュアな子どもから、学ばされることはたくさんあった。最後には涙なしでは見られないとても感動的な映画だ。映画の主題歌のBUMP OF CHICKENの『GOOD LUCK』も心温まる歌詞に涙した。(女性 20代)


シリーズ3作の中でも、「人の温かさ」や「人情」を1番感じられるストーリーで、この時代に生きていたら楽しいだろうな、と思わせてくれる作品でした。
今作のメインとなるのは吉岡秀隆演じる茶川先生と、彼と暮らす淳之介、そして彼がかつて恋をした女性、ヒロミとのストーリーです。
茶川先生が慣れない「子育て」に奮闘する様子も愛らしくて応援したくなりますが、それをサポートする街の人たちも本当に温かくてほっこりしました。何度でも見たくなる作品です。(女性 30代)


ALWAYS 三丁目の夕日の続編です。気になったまま終わっていた、竜之介とヒロミの物語が進みだします。
あと今回は、前回以上にお金に悩まされるシーンが多いのですが、その問題を通して、お金では得られない幸せな時間や仲間がいることを再認識できるラストが良かったです。
なかなか日の目を見ない竜之介ですが、今回の作品の中でヒロミへの思いを書いた作品は素晴らしく、芥川賞は逃しましたが、一番思いを伝えたかったヒロミに気持ちが届いたシーンには感動しました。前作よりも、詐欺などの暗いシーンもありましたが、その中でも感じられる人と人との繋がりが素敵な作品です。(女性 30代)

関連作品

次作 ALWAYS 三丁目の夕日’64
前作 ALWAYS 三丁目の夕日

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