映画『アナスタシア』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「アナスタシア」のネタバレあらすじ結末

アナスタシアの概要:ロシアの歴史に残る謎、“アナスタシア皇女生存伝説”をモチーフにした映画「追想」を、20世紀FOXがディズニー顔負けのクオリティでアニメーション化。革命に倒れたはずのロマノフ家皇女アナスタシアが、孤児として生き残り、過去を求めてパリを目指す。

アナスタシアの作品概要

アナスタシア

公開日:1997年
上映時間:93分
ジャンル:ラブストーリー、ミュージカル、ファンタジー、アニメ
監督:ドン・ブルース、ゲイリー・ゴールドマン
キャスト:メグ・ライアン、ジョン・キューザック、クリストファー・ロイド、アンジェラ・ランズベリー etc

アナスタシアの登場人物(キャスト)

アナスタシア / アーニャ(メグ・ライアン / 歌:リズ・キャラウェイ)
ロシア皇帝ニコライ2世の末娘。8歳の時、ロシア革命により王朝崩壊、一家は処刑される。しかし革命を生き延び、孤児のアーニャとして育つ。皇女時代の記憶はすぐに無くなり、たくましい、快活な女性に成長。
ディミトリ(ジョン・キューザック / 歌:ジョナサン・ドクチツ)
ロシア革命以前は、宮廷の下働きをしていた青年。その後は詐欺師として生計を立てる。悪知恵が働き、金儲けのためなら何でもするが、根は純情。
ラスプーチン(クリストファー・ロイド / 歌:ジム・カミングス)
かつてはロマノフ家の寵愛を受けていた僧侶。宮廷を追い出され、皇帝一家を恨むようになる。悪魔に魂を捧げ、不死身の体を得るが、命は骨壺に封印されている。
ウラジミール(ケルシー・グラマー)
ディミトリの相棒で、革命時まだ幼かった彼の面倒を見てきた男。元々は宮廷仕え。陽気で人好きのする性格だが、損得勘定には抜け目がない。
皇太后(アンジェラ・ランズベリー)
ニコライ2世の母で、アナスタシアの祖母。革命前からパリに住んでいる。アナスタシアを特に可愛がり、彼女の生存を信じ続けた。孫娘捜索に、一万フランの懸賞金をかける。

アナスタシアのネタバレあらすじ

映画『アナスタシア』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

アナスタシアのあらすじ【起】

1916年。ペテルブルクの宮殿にて、ロマノフ家統治300年を記念する祝賀パーティーが開かれた。パリから出席していた皇太后は、お気に入りの末の孫・アナスタシアにプレゼントを贈る。宝石箱に見せかけたオルゴールと、それを鳴らす鍵のペンダントだ。鍵には、“パリで会いましょう”というメッセージが刻んである。

しかし、煌びやかなパーティーは、怪僧ラスプーチンの出現によって不穏な空気に包まれた。彼は、かつて自分を宮廷から追い出した皇帝を憎み、復讐のために悪魔に魂を売っていた。そして皇帝一家に呪いをかけ、ロマノフ王朝の滅亡を予言して去っていく。

二週間後。ラスプーチンの予言通り、城下では革命運動が激化し、宮殿は襲われた。アナスタシアは、部屋へオルゴールを取りに戻ったところを下働きの少年に助けられ、皇太后と共に隠し扉から宮殿を脱出する。しかし結局、オルゴールは取り落としてしまい、汽車にも乗り遅れて皇太后とは離れ離れになってしまった。雪の降るペテルブルクの町に、8歳のアナスタシアは一人取り残された。

10年後。山奥の孤児院から、18歳になった女性が一人、就職のために旅立った。名前はアーニャ。幼い頃の記憶は無く、“パリで会いましょう”と刻まれたペンダントだけが、出自を知る唯一の道しるべだった。

自由になったアーニャは、就職先ではなく、パリへ向かうと決めた。過去を知りたくなったのだ。早速ペテルブルクの町に出て、パリ行きの汽車に乗ろうとする。しかし、ビザが必要だと知り、町人の勧めでディミトリという男を訪ねることになった。

アナスタシアのあらすじ【承】

ディミトリは、詐欺や闇商売で名を馳せる若者だった。目下の大仕事は、相方のウラジミールと共に、偽アナスタシアを見つけること。パリにいる皇太后が、懸賞金付きで孫娘を探しているのだ。しかし、どれだけたくさんの女性をオーディションしても、ピンとくる者はいない。

そこへ現れたのが、アーニャだった。彼女は、宮殿跡に残る壁画のアナスタシアによく似ていた。記憶喪失を理由に、ディミトリは彼女自身をも騙すことにし、本物の王女かもしれないと思わせパリ行きを了承させた。

その様子に、瓦礫の中に埋もれていたラスプーチンの骨壺が暴れだす。中には、ラスプーチンの命が封じ込められていた。そしてそのエネルギーに引き寄せられ、生と死の狭間で彷徨っていた彼の亡霊が蘇ってしまった。ラスプーチンが死の国へ行くには、呪いを成就させ、ロマノフ家の生き残りを殺すしかない。

パリ行きの汽車の中。アーニャとディミトリはケンカばかりだ。しかし、ラスプーチンの使い魔たちが汽車を襲い始めると、二人は悪態をつきながらも協力して脱出する。

汽車が谷底に落とされてしまい、仕方なくバスと船でパリを目指す一行。アーニャは祖母である皇太后に会うだけでなく、その侍女を騙さねばならないと知り、途端に自信を無くす。そこをウラジミールが励まし、パリを目指す道中で、王女の振る舞いレッスンが始まった。

元々宮廷仕えだったウラジミールから見ても、アーニャのレッスン上達ぶりは目を見張るものがある。さらに、不思議なことに、教えてもいない王族の情報を知っているのだ。アーニャ自身、もしかしたらという期待が強くなる。

アナスタシアのあらすじ【転】

船上では、レッスンの仕上げにダンスの特訓だ。アーニャはドレスに着替え、ディミトリとワルツを踊る。口だけは冷淡な二人だが、その様子には恋の芽生えがありありと現れていた。

その夜。アーニャは、ウラジミールの荷物から綺麗な宝石箱を見つけた。ディミトリが、皇太后に会う切り札として隠し持っていた物だ。しかしアーニャには、なぜだか単なる宝石箱には見えないのだった。

三人が眠りにつくと、ラスプーチンの亡霊がアーニャの夢に入り込む。そして家族の幻想を見せて、彼女を嵐の吹き荒れる甲板に誘い出した。危うく夢心地のまま海に飛び込みそうになるが、彼女がいないことに気づいたディミトリが、間一髪で助け出す。

パリに着いたアーニャは、見事、皇太后の侍女の面接を突破した。決め手は、誰も答えることが出来なかった、宮殿からの脱出方法を答えたからだ。使用人の少年に逃がしてもらったと聞き、ディミトリは、アーニャが本物のアナスタシアだと確信する。なぜなら、ディミトリこそがその少年だったのだ。

一方、皇太后の方は、連日やって来る偽アナスタシアの応対に疲れきっていた。彼女はもう、いかなるアナスタシアにも会わないと決めてしまう。しかし、侍女の機転で、その夜のロシア・バレエ公演の場で皇太后に会えるチャンスが出来た。

早速パリの町に出て、バレエ行きの衣装を揃える一行。喜びに目を輝かせるアーニャとは対照的に、暗い顔のディミトリ。彼は、アーニャとの身分の違いを知り、愛を告げずにパリを去ると決めていた。

そして、バレエの時間がやって来た。イブニングドレスに着替えたアーニャの高貴な美しさは、彼女の血統を証明するかのようだった。しかし、ディミトリが幕間に皇太后のボックス席を訪ねるが、皇太后の決意は固い。さらに皇太后は、詐欺師として有名なディミトリの当初の計画をお見通しで、彼を席から追い出してしまう。そのうえ、そのやりとりを聞いていたアーニャも、彼を嘘つきと罵って会場を走り去ってしまった。

アナスタシアのあらすじ【結】

終演後。ディミトリは、皇太后の車を奪い、彼女を誘拐してホテルに連れて行く。そして、あの宝石箱を見せ、アーニャに引き合わせることに成功した。皇太后はアーニャも詐欺師の一員だと決めてかかるが、皇太后のコロンの香りが、アーニャの幼い頃の記憶を呼び起こした。

そしてアーニャのペンダントを見た皇太后は、彼女がアナスタシアだと認めた。二人は再会を喜び合い、皇太后はすぐにこの孫娘を引き取って、祝賀パーティーを開くことにした。

一方ディミトリは、懸賞金の受け取りも断り、一人パリを去ろうとしていた。そうとは知らず、彼を詐欺師と思い、冷たくあたるアーニャ。しかしパーティーが始まると、思わずディミトリの姿を探してしまうのだった。

そんな孫娘を見た皇太后は、もうお互いの居場所が分かったのだから、自由に生きろとアーニャを諭す。アーニャは煌びやかなパーティーへ戻ろうとするが、思い悩んでいるうちに、飼い犬が庭へ逃げてしまった。

それを追って庭へ出ると、そこは、彼女を仕留めようと息巻くラスプーチンの呪いに満たされていた。アーニャは悪霊に襲われるが、突然ディミトリが現れ、彼女を救う。彼もまた、アーニャへの未練が経ちきれず、パリに戻って来ていたのだ。

しかし、ラスプーチンの魔力を前に、ディミトリは吹き飛ばされてしまう。それに怒ったアーニャは、彼の骨壺を奪い取り、粉々に踏み砕いた。そして、ラスプーチンの亡霊は、砂になる。

結局アーニャは、アーニャとして生きることを選んだ。祖母の元に置き手紙を残し、ディミトリと共にパリを去る。皇太后は、若い二人の幸せなスタートを心から祝福した。

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