映画『エンジェル ウォーズ』あらすじネタバレ結末と感想

エンジェル ウォーズの概要:空想世界で戦い、売春宿からの脱走を計画する5人の女の子たちと、ロボトミー手術を受ける不幸な女の子の絡み合う3つの世界を描いた作品。監督はザック・スナイダー。原題は「SUCKER PUNCH」。

エンジェル ウォーズ あらすじネタバレ

エンジェル ウォーズ
映画『エンジェル ウォーズ』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

エンジェル ウォーズ あらすじ【起・承】

母親を亡くし、義父と共に残された姉妹。
しかし、自分に遺産が入らない事を知った義父は、遺産相続人の姉妹を襲う。
妹は殺され、義父の証言によって犯人に仕立て上げられた姉は精神病院に送られた。
そして金で買われた管理責任者の策略で、ロボトミー手術が行われようとしていた。

精神病院に入院した女子高生がロボトミー手術を受ける、という設定の演技をしていたスイートピー。
そこはブルーがオーナーを務める売春宿で、5日後にはショーが迫っていた。

神父に連れられて、新入りのベイビードールがやってくる。
全員の前で踊ってみろと言われたベイビーの目の前に、突然異世界が広がる。
寺院で出会った初老の男性に目的を聞かれ、自由だと答えるベイビー。
地図、炎、ナイフ、鍵、そしてベイビーだけが見つけ出せる5つ目のアイテムを手に入れるよう言われ、巨大なロボットの武士と対峙する。
手渡された日本刀を使ってそれらを倒した時、ベイビーはダンスを終えたところだった。

彼女のダンスはショーの責任者、マダム・ゴルスキーに絶賛された。

同室のアンバー、ブロンディ、スイートピー、スイートピーの妹ロケットに脱出計画を持ち出したベイビー。
失敗すれば死ぬとわかっていながら、4人は計画に乗る。

エンジェル ウォーズ あらすじ【転・結】

スイートピーは、ブルーの部屋にある地図を盗む事に。
異世界に立っていたベイビーは、アンバー、ロケット、スイートピー、ブロンディと一緒だった。
初老の男性に導かれ、ロボットのドイツ軍と戦い地図を奪う5人。

現実に戻り、ダンスを客の前でも披露するよう告げられるベイビー。
アンバーは客からライターを盗んだ。
異世界では、子供のドラゴンを倒して2つのクリスタルを手に入れ、それを使って火をつける。
凶暴な母親ドラゴンを目覚めさせてしまうが、倒すことに成功。

現実で祝杯を挙げる5人だったが、異変に気付いたブルーに目をつけられてしまう。
そしてブロンディはブルーに密告。

ベイビーたちは、ブロンディ不在のままコックからナイフを盗む。
異世界で、4人は列車強盗ロボットが仕掛けた爆発のスイッチを切って奪う事に。
だが失敗してしまい、ロケットは爆発に巻き込まれた。

現実でロケットはコックに刺されて死んだ。
そして、アンバーとブロンディはブルーに殺されてしまう。
とっさの機転でブルーを刺し、マスターキーを奪ったベイビー。
4つのアイテムを使ってスイートピーと脱出を試みるが、門の前には人がいて逃げられない。
そこでベイビーは、最後のアイテムは自分だと直感する。

囮になってスイートピーを逃した直後、ベイビーは撃たれる。

ロボトミー手術が終わった。
主治医のゴルスキーが書類偽造に気付き、管理責任者は罪がバレて連行された。
彼女が入院中に病院から脱走した女性患者がいたが、初老のバスの運転手に助けられた。

エンジェル ウォーズ 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:110分
  • ジャンル:SF、アクション、ファンタジー
  • 監督:ザック・スナイダー
  • キャスト:エミリー・ブラウニング、アビー・コーニッシュ、ジェナ・マローン、ヴァネッサ・ハジェンズ etc

エンジェル ウォーズ 批評・レビュー

映画『エンジェル ウォーズ』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

完成度の高いゲームのようなアクションシーン

VFX技術が素晴らしく、日本の武士風ロボットやドラゴン、近代的なロボットなど数多くの時代設定のアクションシーンが丁寧に描かれている。
まるでゲームのような舞台背景やアクションは見もの。
マトリックス」や「バイオハザード」によく似た部分のアクションなどがいくつもあるが、何でもありの世界観は独特。

ベイビードールの金髪ツインテールにセクシーなセーラー服姿、日本刀と銃を手に戦うというミスマッチな部分も、型にはまらないアクションの世界観と共に楽しめる。
武器に可愛らしいストラップが付いていたり、アンバーが操縦するロボットにウサギのイラストが描いてあるのは女の子らしい演出。

シーンの切り替え方が上手く、ベイビードールが異世界と現実とを行き来するシーンのVFXや動かし方は素晴らしい。
しかし、コックを前にして踊りだすシーンは不自然。

使っている音楽は流行のものが多く、ノリもいいので楽しめる。

複雑な世界観のストーリー

売春宿のベイビードール、彼女が見ている幻想のような異世界空間、義父の策略で精神病院に入院させられた女の子の、3つの世界が複雑に絡み合っているのはややこしい。
何度も見て共通点を探したり、世界観を理解するしかないのだが、派手なアクションシーンは飽きがこないので何度も煮るのには最適。

売春宿のブルーは精神病院の管理責任者で、終盤では同じところに怪我をしていたり、ロボトミー手術の後に病院のコックのナイフが1本なくなっていたりと、2つの世界が奇妙に重なっているのは印象的。

どれが本物で幻想なのか、すべて見る側に任せるラストも、このストーリー展開なら仕方ないと思わせる説得力がある。

エンジェル ウォーズ 感想まとめ

「スーサイド・スクワッド」の製作総指揮も務めたザック・スナイダー監督が、日本アニメから受けた影響を前面に押し出した作品。
なんでもありの妄想世界や、それを共有するといった展開のストーリーはややこしくて、面白味に欠ける。

セーラー服に日本刀と銃、金髪ツインテールのベイビードールを演じたエイミー・ブラウニングをはじめ、スイートピー役のアビー・コーニッシュ、ロケット役のジェナ・マローンなど、有名どころが揃った豪華キャスティング。
5人のプロモーション映画のようにも見えるが、高度なVFX技術を駆使した世界観でのアクションシーンは圧巻。

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