映画『青の祓魔師 劇場版』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「青の祓魔師 劇場版」のネタバレあらすじ結末

青の祓魔師 劇場版の概要:任務失敗の被害により、1000年前に封印された記憶を食べる悪魔が解き放たれてしまう。幼い悪魔の面倒を見ていく上で内面に孤独を見た燐は、その悪魔を救おうとするが、そのせいで、街全体が脅威に晒されてしまうのだった。アニメ版の番外編。

青の祓魔師 劇場版の作品概要

青の祓魔師 劇場版

公開日:2012年
上映時間:90分
ジャンル:アクション、ファンタジー、アニメ
監督:高橋敦史
キャスト:岡本信彦、福山潤、花澤香菜、中井和哉 etc

青の祓魔師 劇場版の登場人物(キャスト)

奥村燐(岡本信彦)
悪魔サタンと人間の間に産まれた少年。雪男とは双子で兄。サタンのみが使うとされる、青い炎の使い手。悪魔の尻尾を持っている。直情型で頭脳はさほど良くないが、人情に厚い。頭で考えるより心で行動するタイプ。祓魔師を目指しており、現在は祓魔師見習い。
奥村雪男(福山潤)
悪魔サタンと人間の間に産まれた少年。燐とは双子で弟だが、悪魔能力の発現は未だ見られていない。保有はしている。冷静沈着、頭脳明晰。すでに祓魔師としての資格を持っている。直情型の兄を疎ましく思いつつ、守りたいとも思っており相反する気持ちに揺らいでいる。
霧隠シュラ(佐藤利奈)
蛇の力を封じた妖刀を使う祓魔師。奥村兄弟の父親代わりである藤本獅郎の弟子だった。現在は燐の師匠。何事もだらしないが、祓魔師としての能力は逸品。
メフィスト・フェレス(神谷浩史)
正十字学園の学園長で悪魔。正十字教会、日本支部の支部長でもある。悪魔でありながらサタンに対抗し、人間の味方をする得体の知れない存在。
うさ麻呂(釘宮理恵)
記憶を食べる悪魔。時の眷属。1000年前、祓魔師に封印された。推定年齢は、およそ4歳から5歳程度と思われる。ウサギの耳と尻尾を持ち、思考も幼い。
リュウ・セイリュウ(木内秀信)
1000年前に、記憶を食べる悪魔を封印した祓魔師の子孫。台湾支部の上位一級祓魔師。

青の祓魔師 劇場版のネタバレあらすじ

映画『青の祓魔師 劇場版』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

青の祓魔師 劇場版のあらすじ【起】

昔々、ある村の外れに弱った悪魔が現れた。発見した少年が悪魔を助けると、悪魔はその村に居着いてしまう。村人たちは悪魔のせいで仕事も忘れ、遊び続けるようになった。だが、そこへ祓魔師がやって来て、悪魔を封印。悪魔はいなくなったが、村人たちは村のことも忘れてしまっていたため、村は荒れ果て無くなってしまった。やがて、人々は消えてしまった村の存在を忘れないよう、悪魔を祀って11年に1度、祭りをするようになった。
その祭りは1000年経った現在も、11年毎に開催されている。

奥村燐と雪男は双子の兄弟だが、2人は悪魔サタンと人間の間に産まれた子供達だった。しかし、双子とは言え唯一、青い炎を使うサタンの能力を発現させたのは燐のみで、雪男には一切の片鱗も現れなかった。
2人は祓魔師の中で、最強と言われた藤本獅郎によって育てられる。しかし、奥村兄弟が15歳を迎えた頃、サタンに狙われた燐を庇った獅郎が死亡。燐は父親代わりの獅郎の敵討ちをするため、祓魔師になることを決意。すでに、祓魔師として活躍していた弟雪男の支えと教育を受けつつ、祓魔師見習いとして任務もこなすようになった。

その夜も、雪男の補助として任務に就いた燐。雪男が立案した計画を大幅に乱した上、任務は失敗。被害も相当数に上り、そのせいで小さな祠をも破壊。燐はどうにか海に落下し助かった。暴走した悪魔の片付けにシュラが駆けつけるも、悪魔には逃げられてしまう。

管理責任者として、任務失敗の責を負わされた雪男は戒告処分となり、見習いの燐も5日間の謹慎となった。
任務の折、燐が助けた子供が悪魔だと判明し、檻に入れられた幼い容貌の悪魔を処分すると言われた燐は、学園長のメフィストに責任を持って面倒を見ろと言われてしまう。

青の祓魔師 劇場版のあらすじ【承】

風呂に入れ夕食を食べさせ、まめに幼児悪魔の面倒を見る燐。幼児悪魔も燐の所作を真似て、少しずつ物事を覚えていく。燐は幼児悪魔にうさ麻呂と名付けた。

奇しくもこの年は、11年毎に行われる祭りの年。雪男と燐の任務失敗から以降、悪魔の出現が増え、見習いの仲間達も忙しくしていた。そんな中、燐は雪男が立てた謹慎中の勉強スケジュールに則り、勉強に励む。時間も遅くなった頃、うさ麻呂に寝るよう促した燐。彼はうっかり、軽い調子で宿題がなくなればいいと口にしてしまう。
すると、はっとした燐は宿題のことを忘れ、うさ麻呂と一緒に布団へ潜り込んでしまうのだった。

正十字教会、台湾支部から派遣されて来たリュウ・セイリュウは、上位一級祓魔師でシュラと同等の能力を有していた。彼は誠実で真面目、察しの良い雪男に一目を置き、調査の助手として起用していた。そして、祓魔師は悪魔を払うのが仕事だと豪語する。それは雪男と同じ考えだったが、兄である燐の考えは違う。燐は人を救うのが祓魔師だと言うのだ。燐は半分が悪魔であるため、悪魔でさえも救おうとする。だが、そんな兄のせいで、雪男の負担や心配事が増えているのも事実だった。

いよいよ祭りが開催。燐と仲間達はうさ麻呂を交え、生活を共に過ごしていく。
任務失敗の折に破壊された祠の調査もされていたが、何が封印されていたのか不明だった。シュラは街の結界張り替えで、休みなく各地を回っている。

青の祓魔師 劇場版のあらすじ【転】

そんなある日、燐の仲間達がうさ麻呂に向かって、仕事がなくなったらいいと笑う。すると、うさ麻呂は街のみんなが、仕事がなくなれば幸せになると理解してしまうのだった。

街では連日連夜、巨大な山車によるパレードが行われていた。燐と仲間達は仕事のことを忘れて祭りのパレードへ参加。
おかしいと思った雪男は、任務はどうしたのかと叫ぶも、祓魔師たちでさえ言うことがおかしい。まるで任務を忘れているかのようだ。祓魔師が悪魔を祓わないせいで、悪魔が続出。祭りのパレードにも被害が出る。
祭りの騒ぎで、街中に人が溢れ騒然となっていた。うさ麻呂と燐は2人で祭りを回る。幼い頃の思い出を語りつつ、神社へやって来た燐。うさ麻呂に問われ、過去にあった辛いことや悲しいことを思い出してしまう。

彼は獅郎との大切な思い出をも忘れてしまいそうになり、強い意志で忘れまいと努めた。そこで、うさ麻呂の能力を知る。うさ麻呂は記憶を食べてしまう悪魔だったのだ。そのせいで、1000年前に封印されたのである。
燐の辛い記憶を食べようと、うさ麻呂が能力を使ったため、黒い渦が燐を襲う。

そこへ登場したのはリュウである。彼は1000年前にうさ麻呂を封印した祓魔師の一族の末裔だった。リュウはうさ麻呂を再び封印しようとするも、それを燐が阻止。うさ麻呂の黒い渦に飲まれたリュウを雪男が救助。うさ麻呂は追い込まれて逃亡した。

街には悪魔が溢れ始めている。すべては、うさ麻呂が記憶を食べてしまったからだ。雪男と燐はうさ麻呂を捜すも見つけられなかった。ふと、地下鉄に目を留めた燐。雪男が電話している間に1人で行動してしまう。

青の祓魔師 劇場版のあらすじ【結】

その頃、うさ麻呂はなぜ追われてしまうのかと自身に問うていた。なぜ、嫌なことを消してやったのに、仲良くなれないのか。うさ麻呂は1人で涙を流す。そこへ燐が追いつくも、逃がしてしまった悪魔が襲来。衝撃で地面が崩れ、うさ麻呂と燐は地下遺跡へ落下。後を追って来たリュウが、暴走した悪魔の退治へと向かう。

燐はうさ麻呂を説得しようとするも、そこへ雪男が乱入し、うさ麻呂を退治しようとする。老朽化した遺跡が、衝撃で崩れ始める。その拍子にうさ麻呂も飛ばされてしまう。うさ麻呂はみんなを幸せにしたくて能力を使ったと言う。燐はそれを理解し、うさ麻呂を説得。その後、悪魔の能力を解放した燐は、暴走悪魔を一網打尽にした。

外へ出た一行。だが、街は結界の張り替え中でもあり、抑えきれない悪魔で埋もれ始める。
シュラは1人で必死に結界の張り替えを行っていた。まるで嵐のように悪魔が流れ、黒い影となって街を覆う。

雪男と燐は、取り残された子供達の救出へ向かった。高い塔の上へと避難するも、足場が崩れ雪男と燐が宙吊りになってしまう。そんな中、高い塔の上にうさ麻呂の姿を発見した燐。うさ麻呂は燐に礼を言い、そこで能力を発揮。みんなを助けるために、時空の全てを食い尽くそうとしたのだった。

今しがた目覚めたかのように、はっとした燐。寮の自室だった。そこへ雪男が入室して来る。うさ麻呂のことを訪ねるも、雪男は何も覚えていない様子。外には雪が降り始めていた。
燐は急いで、最後にいた塔へ走る。祭りも終わり、いつもの平穏さを取り戻した街のどこにも、うさ麻呂はいなかった。祠へ向かった燐はリュウと出会う。彼は記憶を失っていないようで、面白いものを見せてもらったと、うっすら笑って去って行った。
祠はその場所にひっそりと建っている。燐は祠に向かって生涯、うさ麻呂を忘れないと誓うのであった。

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