映画『アオハライド』あらすじネタバレ結末と感想

アオハライドの概要:2014年公開の日本映画。別冊マーガレット連載のアニメが原作で、中学時代に淡い恋心を秘めた男女が高校で再会しお互いの今に戸惑いながらも恋を始めていく恋愛青春映画。

アオハライド あらすじネタバレ

アオハライド
映画『アオハライド』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

アオハライド あらすじ【起・承】

中学時代にいじめにあっていたことで、同級生に気を遣って何とかグループにいる双葉(本田翼)。
そこに転校してきた馬渕くん(東出昌大)は、そんなの友達じゃないと言う。
双葉はこの馬渕くんが、中学時代に恋をしていた田中くんではないかと思っていた。
実は離婚して戻ってきたのだった。

中学時代、花火大会の際に公園で待ち合わせをした二人。
しかし彼は待ち合わせに来ず、二学期になったら転校していた。
それっきり会っていなかった二人。
時間が動き出した。

友達ごっこをしている自分に嫌気がさし、学校行事を取り仕切るクラスのリーダーに立候補した双葉。
何と偶然にも馬渕も一緒になった。
リーダー5人は学年のリーダー研修に参加。
徐々に打ち解け、仲間として仲良くなっていった。

しかし夏休みの間、馬渕はリーダー会に出席しなくなりメンバーを避けているようだった。
そんな時双葉は馬渕の家にいってみる。
中から出てきたのは田中先生だった。
田中先生は馬渕の兄だったのだ。

アオハライド あらすじ【転・結】

馬渕は引っ越してくるまで長崎にいた。
そこで母を末期癌で無くし、兄を頼り戻ってきたのだ。
母の死は自分のせいであると責めている馬渕。
それで前より笑わなくなりクールになっていたのだ。
双葉は馬渕を探しだし、それは馬渕のせいではないと言い慰めた。
そこで今年の花火大会の約束をしなおした二人。

花火大会当日。
馬渕は来なかった。
行けないと言う断りの電話の後ろには女の声。
長崎にいるということだった。

二学期が始まり、馬渕を探す双葉。
教室にいてほっとするが、ずっと誰かとラインをしているよう。
相手は鳴海という長崎時代の同級生で、馬渕と同じく父を無くし行き場を無くした女の子だった。
気持ちがわかる馬渕は鳴海の面倒を見ている。
意を決して告白した双葉にも、付き合えないと断った。

リーダー会で仲良くなった菊地と言う男が双葉に好意を寄せていた。
馬渕とうまくいかない双葉は菊池とのことを考え始める。
それを見ていた馬渕は、嫉妬するようになっていく。

修学旅行、リーダーの権限を利用し長崎を周る計画をした双葉たち。
これは馬渕が過去の自分と向き合うためだった。
嫌がる馬渕と過去旅行をする双葉。
母が通っていた教会の告白ノートには、馬渕を心配する言葉ばかり綴っていた。
自分の命の心配などせずに。

このことでふっきれた馬渕。
二人は鳴海とも菊池とも蹴りをつけ、朝焼けを見るために双葉と会いキスをするのだった。

アオハライド 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:122分
  • ジャンル:青春、ラブストーリー
  • 監督:三木孝浩
  • キャスト:本田翼、東出昌大、新川優愛、吉沢亮 etc

アオハライド 批評・レビュー

映画『アオハライド』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

爽やか青春ムービー

これでもかという爽やかさが魅力の映画だ。
最近人気のフレッシュな若手俳優をキャスティングしているわりに、内容もしっかりしていて大人が見るのにも良い。

頭から最後まで一見青春だけを描いているように見せながら、実は中身は大分重い。
母の死を自分のせいだと責める高校生の男子の気持ちを、リアルかつ若さ故の激しさや突発的な感情を切なく描いているのが特徴。

そこに登場する主人公の気持ちを変えるヒロイン。
とにかく前向きで明るいのに、過去に虐められている経験があるというお約束な設定ではあるがそこがまた良い。
青臭い設定が恥ずかしくなく見られるしっかり構成で進められていて、本格的な青春映画として仕上がっている。

本田翼の初々しさ

この映画の魅力の1つは、ヒロイン役の本田翼の演技だ。
透明感のある存在感に加え、ちゃらけていない演技。

正直なところ演技力があるとは言えないが、今後の経験値で幾らでも変わるような伸び代を見せてくれる。
何より裏が無いようなすっきりとしたキャラクターを演じるのにはぴったりの女優で、あまり若手女優を好まない大人の観客にも嫌みなくすんなり入り込んでくる。

洸役はもう少し若目が希望

洸の役は心に傷があり、他人との心の接触を拒んでいる難しい役である。
確かに難役ではあるが、もう少しフレッシュな魅力が欲しいところ。
東出がそうではないとは言わないが、少し重すぎだし本田翼との距離がある。
一人だけ本格的すぎてやや浮いているのだ。
もう少し若さが売りの俳優をキャスティングしていたら、全体的に青くさが増して良かったのでは?と思う。

アオハライド 感想まとめ

最近の邦画の力強さを見せてくれる映画である。
邦画は昭和の時代が良いと言う悪い習慣がある日本では、中々新しい映画が君臨するのは難しい。

この作品もどちらかというとマイナーで、名前からして若い映画ではあるが見てみると印象が大分変わる。
一緒にドキドキしたり、悲しくなったりと若さゆえの甘酸っぱい感情を共有出来るのだ。

こんな日本の新しい映画もまた魅力的であり、どんどん成長していって欲しいと思う。

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