『美女と野獣(2014)』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

2014年のフランス・ドイツ映画、ヴィルヌーヴ夫人によって1740年に書かれた「美女と野獣」を映画化。監督はクリストフ・ガンズ、出演はレア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル。

あらすじ

美女と野獣(2014)』のあらすじを紹介します。

裕福な商人の船が嵐で沈没して破産をしてしまった。屋敷や家具はすべて没収され失意のうちに田舎にこもり暮らし始めるが末娘のベル以外はその生活に全く馴染めず街に帰って贅沢な暮しをすることばかり考えていた。そんな時家族に朗報がやってくる、1隻だけ嵐で沈まず無事に戻ってくる事ができたのだ。喜び勇んで街へと行った商人と長男はその積み荷はすべて貸金業者のものになると契約書にあると言われてしまう。

長男のラッセルが行方不明になり商人は酒場に探しに来るがラッセルに金を貸しているという男達に追われてしまう。酒場のおやじの機転で街から逃げ出した商人は吹雪の中家へと急ぐが途中で馬の脚が折れてしまい仕方なく歩きだした。だが足をすべらせ崖の下へと落ちてしまう、そこは静かで不思議な場所だった。

無人の屋敷の中へと入った商人は料理が並べてあるテーブルを見て驚いた、しかし空腹に耐えかねて食べてしまった。その後その部屋の一角に子ども達へのお土産リストに書かれているすべてのものが揃っているのを見てまた驚いてしまう。そこにあの足が折れたはずの馬がやってきてこれを持って行けとばかりに蹄でそこをたたくのでこれをもらっていく事にした。商人はベルのお土産“一輪のバラ”がないことに気づいて真っ赤なバラを一輪ちぎった。その途端“一番大事なものを奪ったな!この恩知らず!”と恐ろしい怪物が襲ってきた。

代償に商人の命を要求した怪物のもとへベルは父親の代わりに赴くのだった。

評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年11月1日
  • 上映時間:113分
  • ジャンル:ファンタジー、ラブストーリー
  • 監督:クリストフ・ガンズ
  • キャスト:バンサン・カッセル、レア・セドゥー、アンドレ・デュソリエ、イボンヌ・カッターフェルト etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『美女と野獣(2014)』について、考察・解説します。※ネタバレあり

王子の罪とは

今まで王子の罪が具体的に語られる事はありませんでした、そこの部分を描いている事がこの映画の重要な部分になっています。

王子は狩りが好きでした、何年も黄金の雌鹿を追っていたのですがなかなかつかまりません。一方婚約者のプリンセスは王子に雌鹿を追う事を諦めるように説得します、最初は聞き入れなかった王子ですが何度も説得した結果男の子を産んでくれたら諦めるという条件を出します。それを聞いて安心したプリンセスですが王子は狩りをやめていませんでした。川べりで水を飲んでいた雌鹿を見つけた王子一行は大勢の兵士と犬を使ってどんどん鹿を追い詰めていきます、そしてついに王宮の庭に来た時王子の黄金の矢が雌鹿を貫きました。喜んだ王子はとどめを刺そうと鹿に近寄ります。

じっと王子を見つめる雌鹿はいつの間にかプリンセスへと姿を変えていました。“私は森の精、愛というものがどんなものか知りたくて人間に姿を変える許しをもらった。その時あなたに出会った”矢は心臓を貫き息も絶え絶えにそう話すプリンセス。その時雲が渦巻き父である森の神がやってきて王子を野獣に姿を変えてしまいます。“呪いを解くことができるのは人間の娘だけ、だが醜いお前を愛する者などいない”と。

まとめ

フランスのお話「美女と野獣」の実写版です。フランスらしく衣装がとても豪華で思わず見とれてしまいました。ベルが毎日違うドレスを着ているのでそれだけでも楽しめます。最近の映画らしい強いヒロインとして描かれていてドレスで全力疾走したり強気の発言を繰り返して野獣相手に一歩も引かないという姿勢はベルの従来のイメージとかなり違うので賛否両論かなと思います。

ベル役のレア・セドゥがとても綺麗でおとぎ話のヒロインそのものなのに対し野獣役のヴァンサン・カッセルの王子役が浮いてしまってちょっと残念でした。王子というより老練の王様といった感じです。2人の子ども達に母親が語るお話として物語が進行していくのですがその母親と父親が・・・

ラストは魔法が解けたその後の現実的な生活が分かってなかなか面白かったです。野獣の秘密は分かりましたがベルのあやまちってなんだったのでしょうね。

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