映画『ビューティー・インサイド』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『ビューティー・インサイド』のネタバレあらすじ結末

ビューティー・インサイドの概要:目覚める度に別人の容姿になってしまう青年と、そんな彼を愛してしまったヒロインの切なくも悩ましい恋の行方を描く、異色のラブストーリー。主人公を上野樹里、他123名の俳優が演じている。2015年公開。

ビューティー・インサイドの作品概要

ビューティー・インサイド

公開日:2015年
上映時間:127分
ジャンル:ラブストーリー、青春
監督:ペク
キャスト:ハン・ヒョジュ、パク・ソジュン、上野樹里、キム・デミョン etc

ビューティー・インサイドの登場人物(キャスト)

ホン・イス(ハン・ヒョンジュ)
家具店で販売をしている女性。家具が大好きでアレックスの家具に憧れている。明るく芯のしっかりした女性。料理は苦手。
キム・ウジン(パク・ソジュン、上野樹里、キム・デミョン、ト・ハジン他)
18歳の誕生日の朝から毎日、目覚める度に容姿が別人へと変貌する青年。人と会わない家具職人となり幼馴染のサンベクと「アレックス」という家具ブランドを設立、デザイン担当。30歳。性格は大人しく控えめ。
ハン・サンベク(イ・ドンフィ)
ウジンの幼馴染。おしゃべりで明るくひょうきんな性格。ウジンと共にオーダーメイド専門の家具ブランド「アレックス」を設立し制作と販売を担当。ウジンの唯一無二の親友。
ウジンの母(ムン・スク)
雑貨屋を営みながら容姿が別人になる息子を受け入れてそっと見守っている。

ビューティー・インサイドのネタバレあらすじ

映画『ビューティー・インサイド』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ビューティー・インサイドのあらすじ【起】

キム・ウジンは目覚める度に容姿が変わる。男、女、老人、子供、外国人。外国人になった日は言葉すらもその容姿の母国語になる。視力も良かったり悪かったり。声も違うし足のサイズも違う。毎日毎日、新しい自分にすべてを合わせて選ぶ。そうして過ごしてきた。だから恋愛もイケメンになった時、その一夜限り。原因も分からないし解決策もない。

事の始まりは12年前。18歳の誕生日の朝。2004年6月12日。学校へ行く支度をして鏡を覗いたら見知らぬおじさんがいた。ウジンは母親へ助けを求め、母親はウジンを病院ではなく家へ連れて帰った。当然、学校へも行けなかった。
友人たちが大学生になり恋愛に目覚めた頃、ウジンは元の姿には戻れない事を自覚し、自分の境遇を受け入れる事にした。

2007年11月7日。少しずつ慣れてきた頃、幼馴染のサンベクと会う事にした。彼はウジンの境遇を笑い飛ばし毎日会いに来て笑った。
2年後、家具販売の会社で働いていたサンベクが、ウジンの家具を真似して売り出している事を知らせる。そこでウジンはオートクチュールで家具を作る事を提案。サンベクが制作、販売を担い「アレックス」という家具ブランドを作る事になった。
そして現在。家具ブランド「アレックス」は人気ブランドになっていた。

ウジンは新作の家具を作る為、他店へと様子を見に来ていた。そこで家具の事を生き生きと語る販売員、ホン・イスという女性と出会う。ウジンは毎日店へ通っては彼女の多様な話を聞いた。イスにとってウジンは毎日違う人間に見えている。それなのに彼女は誰が相手でも変わらない接客を続けた。そんなイスにウジンは心を奪われた。

告白しよう。だがそうするには第一印象が大事だ。悩んだ末にそう決めてウジンはイケメンになる日を待った。そして何日か後、とうとうその日がやって来た。

ビューティー・インサイドのあらすじ【承】

ウジンはイスから家具を購入しきっかけを作った。そして不器用ながらも食事に誘う。愛想笑いで躱されようとも引き下がらずに頼み込んだ結果。彼女は渋々ながら了承する。
車に乗っても尚イスが遠慮しようとした為、ウジンは身分証明を語り彼女を自社の倉庫へと連れて行く事にした。

ウジンがアレックスの社員である事を明かした後、二人で食事をする。そこで語り合う内に彼女から新作家具のヒントを得る。スマホで連絡を取り合って次の日も会う約束をした。
眠らなければ姿は変わらない。彼はその事にようやく気付いた。
一睡もせず同じ姿のまま次の日も彼女と過ごした。とても良い雰囲気で微笑み合う。
2晩目、寝ずに頑張り彼女とデート。今度は母親の店に行った。あくびが止まらないウジンを心配するイス。バスで帰る彼女を追いかけ、次の日の朝食を共にする約束をした。
自宅まで送り別れ際に口づけをして別れる。お付き合いは順調だった。

しかし帰りの電車内でウジンは睡魔に襲われる。目が覚めた時には禿げ頭のおじさんへ。
しょんぼりしながらも待ち合わせのバス停へ向かったが、彼女が気付くはずもなく。
着信も無視しメールだけで謝った。ウジンは彼女とのお付き合いを諦める事にしたが、イスからの連絡に諦めがつかず。彼女の為に新作の音楽が鳴らせるテーブルをイスの家具店へ送った。

イスの家具店で見習いの従業員募集があった。ウジンはそれに応募し、彼女へ別人として接触を図る。キム・ウジンの事で話があるとイスを自宅へ誘った。
自宅にはイスから買った家具がある。彼女が訝り帰ろうとした為、ウジンは咄嗟に自分がキム・ウジンである事を明かし、日記のように毎朝撮っている動画を見せる。全部自分だと話したがイスからは拒否の言葉が投げつけられてしまう。
結局のところ、ウジンの気持ちは誰にも理解出来ない。彼はまた独りになった。

ビューティー・インサイドのあらすじ【転】

イスは悩んでいた。ウジンの言う事はとても信じられる話ではない。だが職場にあるアレックスのテーブルでウジンと聞いた音楽を耳にして心が騒ぐ。悩みに悩んで彼女は再びウジンの自宅へ向かった。

チャイムを押すと中から出て来たのは小柄な日本人。今日のウジンだ。話す言葉は日本語だが韓国語は聞き取れると言う。イスはまだ自分を好きかと問う。ウジンは好きだと告白。彼女はウジンが変わる姿を見たいと話し二人はベッドへ横たわる。眠りにつくまで様々な話をした。容姿が変わって良かった事、悪かった事、辛い事。イスは彼の辛さを少しでも理解したいと思った。

朝、ウジンが目覚める前に彼のクローゼットを探索する。様々なサイズの衣類、靴、化粧品、アクセサリー。種類は多種多様に揃えてあった。そしてパソコンの動画を見ていたその時、姿の変わったウジンが起きて来る。彼の話は本当だったのだ。

ウジンは毎日、彼女と時間を過ごした。同じ女性と苦楽を共にする事がどれほど素晴らしい事か。しかしイスは毎日見ても慣れない。それでも彼女は毎日受け入れて彼を愛する。女性の時も、男性の時も、子供の時も。外見は変わろうとも中身は愛するウジンだからだ。

イスの会社でパーティが行われた。そこにはアレックスも招待されている。イスの恋人として胸を張って出席したかった。しかしその日に限って容姿はおばあさん。ウジンは必死で眠りにつき、せめて男に変わる事を祈った。
パーティではイスが彼氏はまだかと急かされていた。そこへようやくウジンが登場する。紳士的で誠実そうな容姿の男性だ。二人の今後は幸せに包まれているかのようだった。

だが幸せというのはそう長くは続かない。目覚める度に容姿が違うウジンと付き合う内、イスの職場では良くない噂が流れ始めた。彼氏がいるのに複数の男性と会っているという噂だ。同僚達に会いたいと言われてもすぐに呼ぶ事が出来ない。待ち合わせをしていても彼を見つける事が出来ない。急に手を握られても本当にウジンかどうかも分からない。
誰かに相談したくても気軽に話せる悩みではない。イスは日増しに不安を募らせていく。

ビューティー・インサイドのあらすじ【結】

ウジンはイスとの結婚を考え始めた。デザインから全て手作りで結婚指輪を作り、何日もかけて準備を整えた。
ある夜、ウジンはとうとうイスへプロポーズするが彼女はすぐに返事をくれない。彼はイスの反応を見て意気消沈する。結婚は欲張りだったのだろうか。イスは親にどう説明したらいいか分からないと話す。だがウジンは彼女と一生を共にしたいと言う。二人の意見は対立し、イスは自分の不安を吐露する。
話を聞いたウジンは同じ気持ちだと信じていたのに、すれ違いの愛だったのかもしれないと思う。

車中でストレスから体調を崩したイスを病院へ。彼女はリスペリドンという強い精神薬を多用していた。しかしウジンはイスが薬を飲んでいた事すら知らなかった。
イスのスマホにメンタルヘルスでの診療が録音されていた。ウジンはそれを聞き自分の行いを振り返る。愛に溺れ彼女の訴えを捉えていなかった事を後悔する。

ウジンは母親の元へ向かった。二人で酒を酌み交わす。そしてイスが精神安定剤を服用していた事を話した。しかし母親はまるでその結果が分かっていたかのように言葉を続ける。ウジンと会わなくなれば彼女は大丈夫。確信のある言い方だった。どういう事かと聞くウジンに母親は語り始める。

ウジンの父親も息子と同じ境遇だった。母親は父親の事を愛していたが、イスのように周囲から悪く言われていた。だが花見の日、彼と少し離れている間に彼の顔を忘れてしまった。彼に何かあっても自分は気付かない。彼が消えたら自分は探せないのだ。不安で一杯の中ある日、父親はお金と一通の手紙だけを置いて姿を消してしまった。母親と子供の為に。

同じようにイスも苦しんでいる。誰にも言えず恐怖と戦っている。母親は父親のせいで苦しんだ。イスもウジンのせいで苦しんでいる。ではどうすればいいのか。ウジンは泣きながら母親に問うた。だが母親は何も答えなかった。

ウジンは何日も悩んだ。彼女なしで自分は生きていけるのか。彼女と会う日々は楽しかった。イスはそんなウジンに一度も不満を言わず、ウジンは一生2人は幸せだと信じた。彼は結婚指輪を箱にしまう。愛はすべてを解決するが、愛のせいで壊れてしまうこともあるのだ。
イスの仕事終わりに会いに行く。彼女は変わりなく接してくれた。自宅へ向かい彼女の為の椅子を渡す。そして帰り道。ウジンはイスに別れを告げた。彼女の為に。

イスは傷心しながらも以前の生活へ戻る。別れるのは辛かったが、別れてほっとした面もあった。薬を飲まなくても生活出来るようになったが、ウジンの事は忘れられない。
10か月後。イスは上司から見覚えのある家具を見せられる。彼女は一目見て誰が作った家具なのか分かった。アレックスとの契約更新でサンベクの元へ向かい、ウジンがチェコへ渡った事を知る。職場でウジンと聞いた音楽を耳にした。彼と過ごした時間を、自分の気持ちを見つめ直しイスは涙する。

ウジンはチェコで家具を作っていた。ある日、ドアベルが鳴って出るとそこにはイスの姿が。彼女はウジンを訪ねて来たが、ウジンは他人の振りをする。だが彼女は引き下がらず家具を見せて欲しいと言った。彼は仕方なく中へ通す。

イスは再びウジンに会いに来たと話す。自分はもう大丈夫だからと。また具合が悪くなるとウジンは心配するが、それよりもウジンがいない方が辛いとイスは涙ながらに語る。
川が見える広場で彼女が言う。ウジンが毎日違う姿でも構わない。同じあなたなのだから。キム・ウジンを愛していると。イスはウジンにプロポーズする。
彼は結婚指輪を取り出し、彼女の指へ嵌めて誓いのキスをした。

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