ベネディクト・カンバーバッチが出演するおすすめ映画5選

『SHERLOCK(シャーロック)』で一躍有名になったベネディクト・カンバーバッチ。いよいよテレビシリーズ第四弾もスタート。そんな彼のおすすめ映画を観ていきます。

ベネディクト・カンバーバッチは、’76年7月生まれ。両親共々俳優、女優。
父方の曽祖父は駐トルコ総領事をつとめ、祖父は両大戦に従軍、本人自身は15世紀の英国王・リチャード三世の血縁という名門でもある。

そんな彼が演技を学んだのはマンチェスター大学やロンドン音楽芸術学院。
大学卒業後の’01年に、英国立劇場などで主に古典舞台を中心に様々な役を演じている演技畑の出身である。

’06年に英国の奴隷貿易廃止に貢献したウィリアム・ウィルバーフォースの伝記映画『アメイジング・グレイス』で、
ヨアン・グリフィス演じるウィルバーフォースの親友で若くして首相になったウィリアム・ピットを演じ脇役ながら印象を残す。

そんな彼の当たり役が続いたのは’10年
BBCのテレビシリーズ『SHERLOCK(シャーロック)』でシャーロック・ホームズを演じ、世界各国で絶大な人気を得て、この作品で知名度を一気に挙げた。

その直後、スパイ映画の大御所、ジョン・ル・カレ原作の『裏切りのサーカス』に出演、ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、
トム・ハーディらにもまれ、一歩も引かぬ演技力をみせた。

スティーヴン・スピルバーグは『戦火の馬』で彼を起用する際に、『SHERLOCK(シャーロック)』を見て
『彼を車に例えるならフェラーリの様だ』とその演技力の高さを評価している。

私生活では、’14年に女優で舞台監督のソフィー・ハンターと婚約。’15年には息子が誕生。
低い声で、大人びた印象だが、実はインタビュワーを前にするとおしゃべりが止まらない性格でもある。

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密

注目ポイント&見所

第二次世界大戦中に難攻不落と言われた暗号エニグマ解読に取り組み、後に同性愛者迫害を受けた悲運の暗号解読者・アラン・チューリングの半生を描く。

英国がドイツに宣戦布告した’39年。
チューリングはブレッチリー・パークに召集されデニンストン中佐(チャールズ・ダンス)の元、暗号解読チームの一人に選ばれる。
しかし同僚を見下し単独行動をとる彼の態度は、チームから孤立していくが…。

暗号解読装置の資金援助を時の首相に申し出、有能な人材を引き抜く事に重きを置きジョーン(キーラ・ナイトレイ)が働けるように尽力を尽くした点は
彼が性的趣向で判断される世の中に生まれた事が最大の不幸であり、能力で判断される世の中に生まれれば何倍も評価されたであろうと残念でならないシーンでもある。

またこの映画はただ単に暗号解読のマシンを作成する為に集まった面々が一丸となり解読に挑んでそれで終わりというわけではない所が優れている。

エニグマ解読の配属チームに関わったMI6諜報員ミンギス(マーク・ストロング)は、情報交換目的でわざとチームの中に
ソ連スパイ・ケアンクロス(アレン・リーチ)を入れた事をチューリングに伝える。

そのケアンクロスが、自分がソ連のスパイである以上に君が同性愛者である事がバレる方がまずいといった、この時代の観念は、
いかなるものかという事が映画の中から伝わってくる。

映画の冒頭は、家の中に、あの日エニグマを解読した暗号マシンを飾っているチューリングの姿から始まり、
終わりは、今は結婚し幸せな家庭を築いているが心配しかけつけたジョーンの姿で終わっている所が痛ましい。

イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密のあらすじとネタバレ感想

SHERLOCK 忌まわしき花嫁

注目ポイント&見所

時はヴィクトリア王朝時代のベーカー街。
複数の男性を殺害した後に、拳銃自殺し、その後に夫を殺すという呪われた花嫁殺人事件が、ロンドン市民を恐れさせていた。
レストレード警部(ルパート・グレイブス)から案件を持ち込まれたシャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)は、ワトソン(マーティン・フリーマン)と共に調査を進めていく。

その陰にはウーマンイブ団体に留まらぬ殺人結社の存在もあった…。
英BBCの特番で放映されていたものを映画として公開したもの。

実はシャーロックが、シーズン3で宿敵モリアーティを倒した後、プライベートジェットに乗り、ワトソンと離れて暮らそうと決意した後に、起きた出来事が前半部分に描かれている。
ヴィトリア朝と現代を行き来するシャーロックの『夢オチ』と片付けてしまうと身もふたもないかもしれないが、TVシリーズから応援しているものとしては、面白いシーンはかなりある。

シャーロックの潜在意識の中に周囲の人物が、どの様に『記憶』されているのかを私たちに知らせてくれるのかが、この映画の役目とも言えるだろう。
兄マイクロフトは、いつまでも痩せないという象徴の様にヴィクトリア王朝時代には、見る影もない巨漢になっている。
モリアーティは、粘着質に何が何でも、シャーロックの人生に張り付いている。

そしてワトソンだけが適度な距離をおいて彼に接している事が判る。それがシャーロックの後の人生を決める結論となる映画とも言える。

SHERLOCK 忌まわしき花嫁のあらすじとネタバレ感想

ブラック・スキャンダル

注目ポイント&見所

犯罪の温床でもあり、アイルランド系移民が多く住む事でも知られるサウスボストンで、固い絆で結ばれた男たちが選んだ行く末を描いたクリミナル・ドラマ。
映画は、FBI最重要指名手配として、200万ドル(2億4000万円)の懸賞金を賭けられたホワイティ・バルジャー(ジョニー・デップ)を中心に描かれる。

バルジャーにとって、最初は幼馴染であるFBI捜査官ジョン(ジョエル・エドガートン)の頼み、自分の従弟ケヴィン(ジェシー・プレモンス)の軽い仇討ちで初めてはずの対立マフィア一掃計画が、後に、
オサマ・ヴィン・ラディンに次ぐ、懸賞首となる程の殺人鬼になる過程が、見どころである。

周囲のものも、もしも止めれば自分の人生が台無しになってしまうと思い、腫物にさわるかの様にバルジャーにふれない様子は、
ベネディクト・カンバーバッチ演じる上院議員ビリーの役を見ていて判る。

ディパーテッド』で、ジャック・ニコルソン演じるコステロのモデルはビリーだとされているが、カンバーバッチ演じるビリーと
比べてみると、同じ人物でも描きようによって随分変わる事が判る。

バルジャーが、ジョンの上司と共に食事をしてステーキソースのレシピを聞くシーンがあるが、思うに、上司がソースのレシピを
教えようと教えまいと、あの時点でジョンの上司を信用していなかったのは確かではないだろうかと思う。

ブラック・スキャンダルのあらすじとネタバレ感想

スター・トレック イントゥ・ダークネス

注目ポイント&見所

ハリソン艦隊士官(ベネディクト・カンバーバッチ)により艦隊本部を爆破された惑星連合。
カーク船長(クリス・パイン)は恩師パイク提督(ブルース・グリーンウッド)を亡くし再びエンタープライズ号に乗り込む。

ハリソンが盗んだものは敵側から追跡不可能なワープ装置で、彼は惑星連邦と緊迫関係にあるクロノス星域・クリンゴン帝国に逃げ込んだ。
マーカス提督(ピーター・ウェラー)は、エンタープライズ号に、プロトタイプ光子魚雷を積載させる
カークが、クリンゴンまで行きハリソンに魚雷の事を話すと彼は簡単に投降してくる。

ハリソンの名はカーンという300年前に遺伝子操作で生み出された優等人種であり、彼がマーカス提督によりクリンゴンと戦争をし仕組まれている事実を
エンタープライズ号の人間が知る所が見どころ。

自分の手を汚さず、訓練した人間を戦地に送り、戦争をしているという点では、今の米国が傭兵会社を使い
世界各国で戦争をしている様が垣間見える。

一人不本意に300年の眠りから目覚めさせられたハリソンの代わりに、魚雷からカーンの仲間を取り出し、
本物の爆弾を詰め込んで、ヴェンジャス号を攻撃する案も見所。

普段は全く感情を出さず、カークに悪たればかりつくスポックが、いざカークが死にかかると、ウフーラが制するのも
聞かずハリソンをボコボコにしてしまう所も見所だろう。

スター・トレック イントゥ・ダークネスのあらすじとネタバレ感想

フィフス・エステート 世界から狙われた男

注目ポイント&見所

『ウィキリークス』の創立者ジュリアン・アサンジが、何故ウィキリークスを作ったのか、その波乱万丈の半生を、
共同設立者のダニエル・ドムシャイト-ベルグの目線から追うドラマ。

時は、2007年。
腕利きのハッカーのダニエル(ダニエル・ブリュール)は、暇つぶしに会社のPCをハッキングし、才能の認められなさに悶々としていた。

そんな彼の日常を変えたのが、ホワイトハッカーの祭典カオス・コンピュータ・クラブの受付で出会った一人の青年。
以前ネットで少しだけチャットをして面白いと思ったこの青年ジュリアン(ベネディクト・カンバーバッチ)が遅刻ギリギリに飛び込んできたのだ。

会場はすでに満員御礼だったが主催者に顔が利くダニエルは、ジュリアンに30分という条件付きでスピーチの時間を与える。
ネットが便利になると、炎上、報復を恐れ誰もが真実を語ろうとしない。真実を語るものを保護するサイトは必要だと唱える、
わずか30分のスピーチは衝撃的な内容だった。

そこで彼は情報提供者をネット上で守るシステム『ウィキリークス』を作ろうとするのだが…。

発表された当時からアサンジ側の猛攻撃を喰らい、アマゾンとyoutubeのみのオンライン配信だけになったという曰く因縁付きの映画。
映画そのものの出来としてはまずまずで、ヘタなコンピューターハッカーものに比べればまずくはないと思う。
だが題材が題材なだけに、監督や製作会社の慎重な取り扱い姿勢が足りなかったといえばそれは拒めない。

そんな中アサンジが唯一ほめたのがカンバーバッチの演技力である。
カンバーバッチは、幾度となくアサンジ自身と面会し、彼に演じる事の許可を求める事から始め、そこから役作りをはじめていった
というのだから、彼の努力なくしてこの映画はなりたたないだろう。

フィフス・エステート 世界から狙われた男のあらすじとネタバレ感想

まとめ

何とカンバーバッチの、待機作はマーベルスーパーヒーロー・ドクターストレンジ。
事故により両腕を失った脳外科医というのだから、ある意味『SHERLOCK(シャーロック)』よりも奇抜な役になる。

今までどの様な奇抜な役や設定もものにしてきたカンバーバッチなので、ただのヒーローものに終わらせないように、期待したい所である。

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