映画『ビッグホワイト』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『ビッグホワイト』のネタバレあらすじ結末

ビッグホワイトの概要:事業に失敗し、精神疾患がある妻を抱えるポールは金に困窮していた。頼みの綱は、五年間失踪している弟にかけられた100万ドルの生命保険だった。しかし、州の法律では七年が経たないと志望認定されない。思い悩むポールは、偶然誰かに殺されて遺棄された男性の死体を見つける。

ビッグホワイトの作品概要

ビッグホワイト

公開日:2005年
上映時間:105分
ジャンル:コメディ、サスペンス
監督:マーク・マイロッド
キャスト:ロビン・ウィリアムズ、ホリー・ハンター、ジョヴァンニ・リビシ、ティム・ブレイク・ネルソン etc

ビッグホワイトの登場人物(キャスト)

ポール・バーネル(ロビン・ウィリアムズ)
経営難に陥った旅行代理店の社長。精神疾患を患った妻がいる。金の工面に困り、弟の生命保険に手を出そうとした。
テッド・ウォーターズ(ジョヴァンニ・リビシ)
保険会社の職員で、ポールの件を担当する。ポールの弟の死に不審を抱き、独自に調査を始める。

ビッグホワイトのネタバレあらすじ

映画『ビッグホワイト』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ビッグホワイトのあらすじ【起】

アラスカ州の州境で女が一人、雪道を歩く。彼女は州境を越えた途端、地面に倒れ込んだ。しばらくの間、彼女が倒れていると、一台の車が傍を通りがかった。運転手は車を停めて彼女を収容すると、ポールに彼の妻を保護したと連絡を入れた。

ポールは弟の保険について相談するために、保険会社を訪ねていた。彼の弟は失踪して五年になる。そろそろケリをつけたいとポールは担当者に訴える。アラスカ州の場合、法的に死亡とみなされるのは行方不明になってから七年後のため、保険金を渡すことはまだできないと担当者のテッドはポールの要求を退けた。

保険会社からの帰り、電力会社からポール宛ての電話があった。未納分の料金の催促で、ポールは電話越しに自宅の電気を止めると脅された。電話をしながら車の荷物を店の前のゴミ箱に処分していると、彼は電話と帽子をゴミ箱に落としてしまった。落し物を拾おうとすると、男性の死体が遺棄されていることに気付く。ポールは慌てて警察に通報しようとするが、あることを思いつき、電話を止める。彼はそのまま、日が暮れるのを待った。

ビッグホワイトのあらすじ【承】

辺りが暗くなると、ポールはゴミ箱の死体を自分の車に積み、自宅へ運んだ。その死体を弟に見立てて、保険会社に弟の保険金を支払わせようという算段だった。

一方、死体が捨ててあったゴミ箱を漁る、二人組の男の影があった。彼らは男を殺した張本人で、始末した男の姿を自分の目で確かめたいというボスのために、捨てた死体を回収しようとしていた。しかし、ゴミ箱の中をいくら探してみても死体は見つからない。殺し損ねたのではと男たちは不安になった。

明くる日、ポールは知り合いに、弟が戻ってきたと言い触らしてまわった。更に弟の姿で出歩き、近所の芝刈りを手伝うなどの偽装もした。その晩、ポールは山に向かい、男の死体に弟の服を着せ、スキー靴を履かせた後、崖から死体を放り捨てた。明くる日の朝、捨てた死体を確認したポールは、崖下を見て落胆した。そこには捨てたときと何ら変わらないままの死体があった。他人の死体を弟だと言い張るためには、熊や狼に食われて原形が崩れている方がいい。ポールは精肉店で生肉やラードを買って、死体に塗りたくった。肉や脂が野獣を惹きつけたおかげで、第三者によって死体が発見されたときには、死体の顔は素性を判別できないくらいに歪んでいた。

ビッグホワイトのあらすじ【転】

保険会社でポールの件を担当することになったテッドは、彼の弟の死を疑っていた。警察は動物に襲われたと言い、上司もそれを信じているが、テッドは独自に調査を始めた。

遺体が無くなったことをボスに報告した男たちは、消えた死体を探すよう命じられる。ゴミ箱の傍には数件の店がある。男たちは死体の消失に関わっていそうな店を調べることにした。

テッドが調査を進めると、ポールの兄には五年間カードを利用した記録が残っていなかったり、ポールが社長を務める会社の業績が破綻寸前であることが解った。未だ証拠は掴めていないが、調査員はポールの嘘を確信した。

無くなった死体は、ポールが持ち出したに違いないと考えた男たちは、彼の家に忍び込んだ。家にいたポールの妻を縛り上げ、男たちはポールが戻ってくるのを待った。男たちは帰って来たポールを問い詰める。ポールから保険金のことを聞き出した男たちは、墓から死体を取り戻してくるだけでなく、保険金の半額までも要求してきた。

家を追われたポールは、近所の家に転がり込んだ。そこで、妻を解放する手段を考えていると、彼の部屋に本物の弟が転がりこんできた。弟はニュースで自分が死んだことになっていると知り、怒ってポールに事情を追求した。ポールは保険金のことと自宅が侵略されたことを打ち明ける。弟は保険金の半額を要求するとともに、侵略者を追い出せと言った。

ポールについて調査を進めていたテッドは、弟の死体が別人であることを突き止める。テッドはポールを訪ね、彼を殺人者だと糾弾する。対して、ポールは保険会社を訪ね、殺人犯だと糾弾されたことをテッドの上司に報告する。テッドは上司に言い返すが、違法に死体安置所の写真を撮影し、家族写真まで盗んでいたテッドのことを上司は信用しなかった。ポールが裁判を起こすことを恐れた上司は、小切手を早急に送ることを約束し、テッドを非難した。落胆して帰路に着くテッドは、その途中、何者かの襲撃を受ける。

ビッグホワイトのあらすじ【結】

すぐに大金が入ると浮かれたポールの弟は、ポールが偽装のために作ったクレジットカードを使って拳銃を買ったり、娼婦を部屋に連れ込んだりしていた。ポールはそんな弟に呆れる。

ポールの会社に小切手を持ったテッドが現れた。彼は傷だらけで、強盗に襲われたと言う。小切手を渡したテッドは最後までポールを疑いながら部屋を後にした。

百万ドルを手に入れたポールは、偽の死体を掘り起こした。そして、弟に保険金の一部をわたし、残りを自分の懐に入れた。酒を飲み、弟と作戦が成功した喜びを分かち合うポール。しかし、彼の計画はまだ終わっていなかった。空になった墓地を埋めるため、そして、思慮のない弟が騒動の真相を明るみにするのを防ぐため、弟を殺す決心をする。弟が買った銃を彼に向けるポールだが、実際に彼を殺すことはできなかった。

死体と金を引き換えに妻を取り戻そうとするポール。しかし、犯人たちはポールと妻を殺すつもりでいた。妻はそのことを伝えるため、拘束されて自由がきかない手を使って、電話に記録されていた番号にかけ、応援を求める。出たのは、テッドだった。ポールの妻の危機を知り、彼は恋人と共に取引現場に向かう。

テッドが取引現場に向かうと、襲撃犯とポール夫妻、それからポールに騙されたことを知って怒り狂ったポールの弟が集まっていた。事態を収めたいテッドはポールの弟を静めて解決の協力を請おうとするが、怒りが晴れない弟はテッドを捻じ伏せ、ポールに銃を突きつける。しかし、彼にはポールを撃てなかった。代わりに、金を持ち逃げしようとしていたポールの妻を撃つ。ポールは倒れた妻に慌てて駆け寄った。そして、ポールの弟は襲撃者による銃撃で撃たれてしまう。事態の混乱に動揺した襲撃者たちは慌ててその場から逃げ出した。ポールの妻は懐に入れていた札束に守られて無事だった。ポールが妻を連れて帰ろうとすると、目を覚ましたテッドが真相を話すよう、ポールに要求する。全ては妻との生活を守りたかったからだ。そう言いながら、ポールは自分の思惑を白状した。テッドはポールの思いを受け止め、告げ口することはなかった。

Amazon 映画『ビッグホワイト』の商品を見てみる