バイクアクション映画のおすすめランキング12選

バイクアクション映画は、他のジャンル作品に比べ、そう多くありません。アクション映画と言うジャンルの括りから連想される事がしばしばですが、ここでは、ジャンルを問わずバイクが主体、もしくはバイクがメインの作品をランキング形式で紹介します。

近年ではインド発のバイク映画『チェイス』やここでも紹介予定の『ホットロード』などがヒットしたことが記憶に新しいでしょう。バイクとは、時には若き日の暴走を助長し、時には私たちを知らない土地まで連れてってくれる存在。私たちに夢を与え、希望を与えてくれるバイクアクション映画からおすすめを12本激選しました。

第1位 イージー・ライダー

注目ポイント&見所

若き日のデニス・ホッパー、ピーター・フォンダ、ジャック・ニコルソンが共演したアメリカン・ニュー・シネマを代表とするバイク映画。反体制や若者の自由を謳いながらも、殺伐とした現実社会を皮肉った作品。“ハリウッド映画”ではなく“アメリカ映画”を代表する映画史に燦然と輝く名作だ。余談だが、80年代にヒットした名曲『Mickey』を歌う歌手トニー・バジルが女優として出演している。

⇒イージー・ライダーのあらすじとネタバレ感想

第2位 AKIRA

注目ポイント&見所

荒廃した近未来が舞台の日本のアニメ映画。SF要素とアクション要素のシーンは名シーンだ。アニメ映画のみならず、日本映画をも代表する作品。この作品は日本のみならず、海外でも影響を与え、著名人の中にも多くのファンが存在する。21世紀以降に、アメリカでは実写映画化の話が進行中だが、未だ実現できていないのが現状だ。制作には『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオ(実は彼はこの作品の大ファンらしい)が携わり、監督にはスペイン出身のジャウム・コレット・セラに決定したらしい。映画の構成は原作1巻から3巻に相当する第1部と原作4巻から6巻に相当する第2部と言う大作映画。アメリカ版実写映画『AKIRA』が公開される前に、日本のアニメ、原作のコミックに触れてみるのもいいかも知れない。余談だが、タイトルの『AKIRA』は作者大友克洋自身がファンであり、影響を受けた映画監督黒澤明に由来する。

⇒AKIRAのあらすじとネタバレ感想

第3位 モーターサイクル・ダイアリーズ

注目ポイント&見所

20世紀最大の革命家の一人チェ・ゲバラの革命家になる前の一人の青年の真実の物語。映画の題材は若き日のゲバラことエルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルラの南米旅行記『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』を基にした実録ドラマ。医者の卵だった彼が、後に革命家としての道を歩むきっかけを作ったバイクでの旅が描かれる。若き日のゲバラを演じるのはメキシコ出身のガエル・ガルシア・ベルナル。監督はブラジル出身のウォルター・サレス。『セントラル・ステーション』でもロード・ムービーの名作を世に送り出したロード・ムービーの新旗手。この作品の主題歌「河を渡って木立の中へ(Al Otro Lado del Rio)」は、2005年にスペイン語の楽曲で初めてアカデミー歌曲賞を受賞。制作にはロバート・レッドフォードも参加している。

⇒モーターサイクル・ダイアリーズのあらすじとネタバレ感想

第4位 ランブルフィッシュ

注目ポイント&見所

80年代に巻き起こったムーブメント、ブラット・パック。日本ではYA(ヤング・アダルト)と呼ばれた集団がいた。主に『ブレックファスト・クラブ』や『セント・エルモス・ファイヤー』に出演していた若手の役者たちを総称しての呼び名だった。代表格にエミリオ・エステベス、ジャド・ネルソン、ロブ・ロウ、アンソニー・マイケル・ホール、モリー・リングウォルド、デミ・ムーア、アリー・シーディ、アンドリュー・マッカーシーの計8人。他にも掘り下げれば、現在も現役で活躍している役者が数多くいる。『ランブルフィッシュ』はそんなブラット・パックの面々が数多く出演している数少ない作品の一つだ。他に『アウトサイダー』『コットンクラブ』『プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角』『初体験リッジモンド・ハイ』等がいい一例だ。だからこそ、若手のハリウッドスターの総出演は本作の一番の見所の一つだろう。

⇒ランブルフィッシュのあらすじとネタバレ感想

第5位 世界最速のインディアン

注目ポイント&見所

本作は珍しくニュージーランド映画だ。実際にはアメリカが出資しているから、アメリカとの合作映画だ。本作はニュージーランド出身の1000cc以下のオートバイの地上最速記録保持者バート・マンローの人生に基づくヒューマンドラマ。ただし多くの脚色が施されているため、ノンフィクションとまでは言い難い。老齢となったアンソニー・ホプキンスの燻し銀の演技力は、確固たる定評がある。あの希代の殺人鬼“レクター博士”からは連想も出来ない格好いいおじいさん役が、この作品の注目ポイントだろう。いくつになっても、夢を追い求める彼の姿に、勇気と感動をもらえる秀作だ。

⇒世界最速のインディアンのあらすじとネタバレ感想

第6位 ブラック・レイン

注目ポイント&見所

何といっても、日本が舞台のアメリカ映画だ。アメリカの警察が、日本のヤクザの世界に捨て身で乗り込む姿が、カッコよく描かれている。日本側の主演には、今は伝説ともなった名優の中の名優、松田優作が追われるヤクザ役を好演している。また彼のバイクアクションシーンは、すべてスタントなしで松田本人が演じている点については本作の見どころの一つだろう。このシーンは、スタントが基本メインのアメリカでは驚かされたシーンだとも言われている。細部に亘って、日本の文化・風習・習慣がしっかり描かれている点も注目ポイントだ。この手のアメリカ側から描く日本の作品は、誤った解釈が多いことが危惧されるが、本作はその点は実に詳細まで日本のイメージを映像化できている。

⇒ブラック・レインのあらすじとネタバレ感想

第7位 マッドマックス

注目ポイント&見所

オーストラリア出身のメル・ギブソン並びに本作の監督ジョージ・ミラーを一気にスターダムに伸し上げたバイクアクションを代表する1作だ。注目ポイントは、映画そのものよりも映画に纏わる都市伝説が、いかに多いかと言うことに注目して欲しい。スタントマンが死んだだの、主要キャスト以外全員、演技にはまったくド素人の本物の暴走族を起用している等、この映画に関する噂話は、枚挙に暇がない。ただ、ここで言えるスタントマン死亡説は、まったくのデタラメらしいが、本物の暴走族の起用は本当だと言うことである。低予算のB級映画でありながら、実に本格的なアクションシーンを作り上げているのは、見ていてスカッとする逸品だろう。

⇒マッドマックスのあらすじとネタバレ感想

第8位 ワイルド・エンジェル

注目ポイント&見所

映画『ワイルド・エンジェル』の詳細な情報が少ないため、これと言った注目すべき点は少ないが、まずこの作品がかのB級映画の帝王こと、ロジャー・コーマンの初期作品として挙げることが出来る。そして彼の傘下、門下生でもあるピーター・フォンダが、この作品に出演している。この作品のヒットを受けて、制作されたのがかの有名なアメリカン・ニュー・シネマの代表格にして、ハリウッド映画の金字塔でもある『イージー・ライダー』が挙げられる。この作品のヒットは『ワイルド・エンジェル』の功績があってのことでしょう。

⇒ワイルド・エンジェルのあらすじとネタバレ感想

第9位 乱暴者(あばれもの)

注目ポイント&見所

もしかしたら、この作品がオートバイ、暴走族、荒れ狂う若者たちを描いた映画の元祖ではないだろうか?全世界で『20世紀最高の俳優』と評されるアメリカの名優マーロン・ブランドの初期作品。暴走族を扱った作品として、初めてのアメリカ映画。反社会的映画のため、当時各国で上映禁止にされるほど、評価は低いものであったが、革ジャンでオートバイに跨るマーロン・ブランドの映画のポスターは、その時代の若者たちに多大な影響を与えたと言われている。まだ無名であったエルヴィス・プレスリーやザ・ビートルズにも影響を与えたと言われている。

⇒乱暴者(あばれもの)のあらすじとネタバレ感想

第10位 さらば青春の光

注目ポイント&見所

この作品も暴走族が主体の映画だが、制作はイギリス映画だ。公開当初、イギリス中にブームを巻き起こしていたイギリス・ニュー・ウェーブの新旗手トニー・リチャードソンの『怒りを込めて振り返れ』『蜜の味』『長距離ランナーの孤独』などが、ヒットを飛ばしていた時代に、本作『さらば青春の光』も公開された。また、1950年代後半から60年代中頃にかけて流行したファッション、モッズを主体にしている珍しい作品だ。本作も詳しい記述がないため、残念ながら詳細なことがはっきりしないが、出演者には若き日のスティング(イギリスのロックバンド、ポリスのボーカリスト)が端役で出演している。

⇒さらば青春の光のあらすじとネタバレ感想

第11位 ホットロード

注目ポイント&見所

『ホットロード』2014年に公開された邦画では、大きなヒットを飛ばした青春恋愛映画だろう。漫画家・紡木たくによる同名コミック『ホットロード』を映画化した本作。当時のコミックに嵌った30・40代の世代からと、NHK朝の連続ドラマ『あまちゃん』でブレイクした主演の能年玲奈と三代目J Soul Brothersのボーカル、本作が初主演の登坂広臣の若手の演技が光る感動作。若手女優・能年玲奈のこれからの活躍に期待が集まる。

⇒ホットロードのあらすじとネタバレ感想

第12位 彼のオートバイ、彼女の島

注目ポイント&見所

本作『彼のオートバイ、彼女の島』は、年間10本以上の映画に出演し、出演数はとうに200本以上を越えているVシネの帝王こと、竹内力のこれがデビュー作となる。ヒロインには原田貴和子。原田知世の実姉。彼女もまた、この作品がデビュー作となる。監督には、日本を代表する巨匠、大林宣彦。彼の尾道三部作『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』に精通する本作『彼のオートバイ、彼女の島』は、まさに隠れた名作の一つに数えることが出来るかもしれない。余談だが、この作品でデビューする前に竹内力は、地元大分で銀行員をしていたらしい。彼は一念発起し、銀行員を退職し、その足でオートバイを飛ばして、上京したというのだ。そんな話を聞いた、大林宣彦監督が、この映画の主演に竹内力を抜擢したと言う逸話が残っている。

⇒彼のオートバイ、彼女の島のあらすじとネタバレ感想

まとめ

私が本項目バイクアクション映画にて、紹介した作品は、アクション映画のみならず、ジャンルには拘らない姿勢で、12本の作品を激選しました。洋画だけでなく、日本アニメ、邦画、日米合作作品など、多岐に渉ります。これらの作品群を見ると、バイクと言うキーワードを基に、多くの作品が制作されていることが分かります。これら12本以外にも『チェイス』『団塊ボーイズ』『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』『トルク』『栄光のライダー』『あの胸にもういちど』など、他にもバイク映画は多く存在しています。その中でも、今回選出した作品は、バイク映画の元祖的作品、不朽の名作、またはバイクシーンが特徴的な作品を中心に集めています。バイクは、若者の象徴、または私たちをどこかに運ぶツール、夢や青春を謳歌できるモノとして、現代も大いに活躍しているバイク。これを機に、バイクに乗って、遠出したくなりますね。その先の向こうに、自分の知らない新しい自分が見えてくるかも知れません。

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