映画『バイオハザードIII』あらすじネタバレ結末と感想

バイオハザードIIIの概要:大人気ゲームの映画化、第3弾。監督はラッセル・マルケイへ交代したが、脚本は前2作を手掛けたポール・W・S・アンダーソン、主演はもちろんミラ・ジョヴォビッチである。

バイオハザードIII あらすじネタバレ

バイオハザードIII
映画『バイオハザードIII』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

バイオハザードIII あらすじ【起・承】

Tウイルスを研究していたアンブレラ社の研究所「ハイブ」でバイオハザードが起き、それがラクーンシティにまで及んだ前作から8年後の世界が舞台である。

アンブレラ社は事件の隠蔽のため、ラクーンシティを爆破したが、Tウィルスの漏洩を食いとどめることはできなかった。結果、Tウイルスは全世界へ蔓延、人間が作り上げてきた文明は崩壊し、地上は人間や動物たちがアンデットと化して彷徨うという最悪の状態となっていた。

事件を引き起こした原因であるアンブレラ社だったが、各国の巨大な地下施設に研究施設や本部を移して身を隠していた。東京本部にいる、アルバート・ウェスカーはその中心的人物である。また、アンブレラ社の北米支部にいるアイザックス博士はTウイルスを取り込み、生物として進化を遂げたアリスの研究を続けている。その研究とは、彼女の血液サンプルから大量にアリスのクローンを作成し、人体実験を行うという非道なものであった。

アリスはアンブレラ社からの追跡を逃れつつ、たった一人で放浪の旅を繰り返していた。そんな時、あるノートにアラスカには汚染がないこと、安全な地が残っていることが書いてあり、希望を見出す。

放浪の最中、小さな集団ではあるが統率をとりながら生き延びていたカルロスやクレア、Tマートと出会う。アンデッドと化したカラスに襲われていた彼らをアリスが救い、行動を共にすることとなった。アリスはアラスカの話をし、全員でアラスカを目指すために移動を開始した。

バイオハザードIII あらすじ【転・結】

安全な地、アラスカを目指して一行はラスベガスへと立ち寄った。大都市なら燃料や食料が調達できると考えたのだ。しかし、そこでもまた、アンブレラ社の罠が待ち受けていた。アイザック博士は、なんとしてでもアリスを捕獲したいと考えていたのだ。アリスのクローン達は、どうやってもアリスを超えた結果を出せないため、オリジナルアリスで実験、研究がしたいと執念を燃やしていた。

ラスベガスでアンブレラ社の放ったアンデッドたちに甚大な被害を受けるアリスたち。最後の希望をもって、アンブレラ社の基地へ向かい、ヘリを奪うことに成功する。

奪ったヘリに、クレアやTマートを乗せるアリス。一緒に行かないのかと問われたが、彼女はアイザック博士と決着をつけるために残ったのだった。

アンブレラ社の地下施設へと降りるアリス。そこで待っていたのは、自らが発明したウイルスをその身にうち、タイラントという化け物となったアイザック博士である。苦戦を強いられながらも、アリスがタイラントを倒せたのは、目覚めたクローンのアリスが力を貸したからである。

アリスはタイラントを倒した後、自分のクローンを次々と目覚めさせる。アンブレラ社を壊滅させるために。

バイオハザードIII 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2007年
  • 上映時間:94分
  • ジャンル:ホラー、アクション
  • 監督:ラッセル・マルケイ
  • キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ、オデッド・フェール、アリ・ラーター、イアン・グレン etc

バイオハザードIII 批評・レビュー

映画『バイオハザードIII』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

前作に引き続き

たいていシリーズ物は3作目で運命が決まる。といか、大コケする場合が多い。しかしこの『バイオハザード』シリーズの3作目は、ちゃんと面白い。もちろん、前作と同様、設定としては知らなければ理解しがたい部分もあるかもしれない。しかし、ストーリーそのものはやはりこの作品の中だけできちんと始まって、終わる。

アリスの良さである「助けてやる感」を出さずに、しかし目の前の人には必ず手を差し伸べるクールな優しさもしっかり描かれているし、カルロスが散っていくシーンのように、人間ドラマの盛り上がりも詰め込まれている。

大量のアリスの死体

この映画シリーズ、1作目のほうがインパクトが大きい。ゾンビ、ミンチ、見たことのないクリーチャー。しかし2作目ではゾンビがそんなにクローズアップされていないし、ネメシスも人間の変異とはいえショッキングな見た目ではない。どちらかというと、あの優しいマットが!というストーリーを背負ったキャラクターだった。

しかし、今作で出てくるクローン達は、見事に使い捨てにされる。何度も殺され、何度も捨てられるのだ。あっけなく死んだクローンアリスは、まるでゴミのように処分される。その遺棄シーンから始まるなんて、なんともインパクト大である。ゾンビ慣れした観客に、まだまだショックを与える余地はいくらでもあるのだと言わんばかりの演出がにくい。

次作への期待

ゲームファンなら、恐らくウェスカーが出てきた時点でテンションが上がったはずだ。私もその一人である。ウェスカーと言えば基本的にラスボスポジション。今回の様にチラ見せで終わるわけがない。ということは次作で出番があるのでは、と。

しかし、それがなくても続きが非常に気になる終わり方になっている。それも終わらないことにイライラするのではなく、アリスが大量にいるなんてどうやってにっくきアンブレラ社を叩き潰してくれるのだろう、とうわくわく感だ。安定した人気シリーズだからこそできるシメ方かもしれない。

バイオハザードIII 感想まとめ

前作と同様、シリーズとしても楽しめるし、単品でも十分に楽しめるよくできた作りになっている。ゾンビ慣れしてきた観客を驚かせる刺激もきちんと用意されているし、相変わらず泣ける人間ドラマも存分にある。アリスの魅力も性格、戦闘シーン含め余すところなく描かれており、続きが楽しみだと純粋に思える映画だ。

ただ、ゲームを知っていた方が、前作まできちんと見ていた方が楽しめる部分も多いのも事実である。それでも2作目よりは単純明快なストーリー構成であるため、2に比べると新しいファンも増える作品だろう。

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