映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』あらすじとネタバレ感想

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)の概要:ベネチア国際映画祭のオープニング作品としての上映が決定した後、批評家から高く評価され、アカデミー賞の監督賞脚本賞など4部門を受賞した作品。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) あらすじ

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のあらすじを紹介します。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2015年4月
  • 上映時間:120分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
  • キャスト:マイケル・キートン、ザック・ガリフィアナキス、エドワード・ノートン、アンドレア・ライズボロー etc

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) ネタバレ批評

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』について、感想批評です。※ネタバレあり

全編ほぼワンカットと言う演出

本作ではまるで全編がほぼワンカットによって撮影されたかのような演出がなされている。実際には細かくカットを切って撮影して後で編集によって日本の長回しの作品のようにつなげているのだが、監督であるアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥーの巧みな演出力とゼロ・グラビティで撮影監督を担当したエマニュエル・ルベツキの撮影によってそれを可能にしている。この演出は一体何を意味しているのだろうか。簡潔に言ってしまうならばそれは人生そのものを描こうとする演出所以であるといえる。

我々が見ているこの世界、すなわち人生は、映画のようにカットが切れる事はなくずっとつながったものとして目に見えている。本作においてそういう演出をとることで、主人公のリーガンのこれまで歩んできたであろう人生とそれから先に待ち受けているであろう人生が浮かび上がるように設計されているのだ。

ラストの展開

本作で伝えようとしているメッセージについて理解できないという人はさほど多くないとは思うが、評価が分かれるであろうポイントはおそらくラストの展開ではないだろうか。主人公にとってはあの選択こそが自分の俳優生命というものを尊いものにするための行為であると言えるが、あまりにもダウナー過ぎると受け取ってしまう人もいると思う。

しかしながら、本作においてロマンチックなのは実際に主人公を演じたマイケル・キートンが本作で実際にカムバックを果たしたということである。本作での演技をきっかけにマイケル・キートン自身の俳優生命もまた息を吹き返したのだ。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) 感想まとめ

アカデミー賞とは文字通りアカデミックな映画に対して贈られる賞である。これはすなわち一般的な観客が抱く面白さと言うものが評価の尺度になっていないという事でもあるのだ。そのためアカデミー賞を受賞した作品は必ずしも一般的な訴求力を備えた作品であるとは限らず、 ときには生理的な面白さとかけ離れたものであることもある。どちらかと言えば本作はそう言った系統の作品であると言える。そのため、エンターテイメント方向に特化した楽しい映画を見たいというニーズには合致していないとも言える。

そのため、映画が何を伝えようとしているのかというメッセージやその圧倒的な映像と言うものそれ自体を堪能しようという姿勢で鑑賞するのがオススメである。

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