映画『ブレイド・マスター』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ブレイド・マスター」のネタバレあらすじ結末

ブレイド・マスターの概要:秘密警察、錦衣衛の任にて元長官の討伐に向かった、優秀な義兄弟3人。個々の問題に悩みつつも、やがて朝廷の大きな陰謀に巻き込まれていく。裏取引に応じてしまった1人の行いにより、義兄弟達をも悲劇に落とされる。歴史的剣戟アクション。

ブレイド・マスターの作品概要

ブレイド・マスター

公開日:2014年
上映時間:111分
ジャンル:アクション、時代劇、歴史
監督:ルー・ヤン
キャスト:チャン・チェン、ワン・チエンユエン、リー・トンシュエ、リウ・シーシー etc

ブレイド・マスターの登場人物(キャスト)

沈煉(チャン・チェン)
錦衣衛。腕の立つ猛者で、淡々と冷静に仕事をこなすが、実は心優しい男。一川と剣星の義兄弟。
周妙彤(リウ・シーシー)
朝廷直属の妓楼の娼妓で売れっ子。美しく控えめで優しげな風貌。12歳の頃、沈煉に父親を連行されたことで、錦衣衛を憎んでいる。
斬一川(リー・トンシュエ)
錦衣衛。沈煉と剣星の義兄弟。一番若いが、腕の立つ剣士。心優しい青年で、医者の娘に恋をしている。兄弟子より度重なる金の無心に頭を悩ませている。
蘆剣星(ワン・チエンユエン)
錦衣衛。沈煉と一川の義兄弟で年長。リーダー的存在で、腕も立ち頭も切れる男。誰よりも昇進を望み、野望に燃えている。
趙靖忠(ニエ・ユエン)
錦衣衛の大監。次期東廠の長官が内定している。魏忠賢の義理の息子で、自分の安寧を何より望んでいる。卑怯な手も厭わない。槍の使い手で達人。
魏忠賢(チン・スーチェ)
秘密警察、東廠の元長官で宦官。かなりの財力を誇り、金と汚い手で何事もやり抜く老人。

ブレイド・マスターのネタバレあらすじ

映画『ブレイド・マスター』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ブレイド・マスターのあらすじ【起】

明朝、天啓帝の時代。宦官の魏忠賢は秘密警察“東廠”の長官に就任したが、崇禎帝即位後に失脚。魏忠賢は北京から追放される。彼に従った多くの重臣達は“閹党”と呼ばれ、勢力を一掃するため、若き皇帝は残党狩りを命じた。

特務機関、錦衣衛は秘密警察の軍事組織の1つである。中でも北鎮撫司が処理する招獄は今や錦衣衛の別称となっており、東廠設置後は兵刑両権を行使し、恐怖政治を実現したために人々から恐れられていた。

深夜、錦衣衛に所属する沈煉は多くの部下と共に閹党、許顕純の捕縛へ向かった。
沈煉は腕の立つ武闘派で、且つ残酷な面を持ち、淡々と仕事をこなす。許顕純が屋敷から逃亡していたため、仲間と連携して捕縛に成功した。

蘆剣星と斬一川は沈煉の大事な仲間であり、義兄弟の契りを交わした仲であった。
残党狩りは様々な痛みを伴う仕事であり、恨みを買うことも多い。俗に言う汚れ仕事をするのが、錦衣衛なのである。その中でも共に命を預け合う仲間は、心身共に必要な存在であった。

後ろ盾のない3人はそれぞれ、個人的な悩みを持っている。沈煉は愛した娼妓、妙彤の身請けのための金策に苦心し、一川は兄弟子からの度重なる金の無心、剣星は性根の腐った上司による昇格への妨害に苦しんでいた。

そんなある日、北鎮撫司に大監の趙靖忠がやって来る。名指しで指名された剣星達は、逃亡した魏忠賢の追討へ向かうことになった。その日の内に出発し、目標が潜伏している宿に到着。
土砂降りの夜だった。魏忠賢の討伐に成功すれば、昇格や褒章が得られる。話し合いの結果、3人だけで内部へ潜入することにした。

しかし、潜入は失敗し戦闘となる。彼らは数々の修羅場を掻い潜って来た、腕の立つ猛者達である。沈煉は雑魚の足止めを2人に任せ1人で中へ。魏忠賢と対峙。年老いた時の権力者は、多額の金で沈煉を誘惑した。
宿には火の手が上がっている。沈煉は魏忠賢の名札を外へ投げ捨て、魏忠賢の死を叫んだ。

ブレイド・マスターのあらすじ【承】

魏忠賢の焼死体を持ち帰った剣星達。新任の宰相と趙大監が死体の見分をした。だが、炭のような焼死体と名札だけでは、本人の確認ができないと言われてしまう。死体のすり替えを疑われるが、趙が彼らを庇った。

趙は1人で山奥の小屋へ来ていた。そこには魏忠賢がいる。趙は魏忠賢を義父上と呼び、情勢を報告。当初、趙は自分の安寧のため、義父を殺すつもりだった。しかし、それを見抜かれた趙。義父は証拠隠滅のため、沈煉らの殺害を命じた。

妓楼へ来た沈煉。妙彤の身請けを言い出すつもりだったが、彼女には別に本命の男がいることを知ってしまう。彼は妙彤とは会わずに踵を返した。
その足で剣星の家へ。そこには一川もいた。酒を酌み交わそうとした時、刺客の存在に気付く。刺客は全部で3人いたが、沈煉の矢が逃げ去る1人の手に刺さった。
沈煉は都に長居は危険だと進言。南京へ転属を願い出るよう剣星に話すが、剣星は様々な事柄から推察して状況を把握。敵の出方を見ることにした。

閹党の残党狩りを任命された剣星達。屋敷の前に部隊が揃った。沈煉は成り行きが妙だと察知し剣星に進言。上司の挑発に堪えていた剣星だったが、名指しされてしまい、行かざるを得なくなる。

門前にて屋敷の子息が対応に出て来る。子息は妙彤の本命の男だった。
剣星達3人と部下数名が中へ。屋敷の主が閹党でないことは明白であった。主は笑顔で同行に頷くが、1本の矢が彼を射殺。場はたちまち騒然となり戦闘開始。援軍要請の砲を打つも一向に援軍は来ず、あまつさえ屋敷の門を閉鎖され、閉じ込められてしまう。3人は死闘を掻い潜り、矢の雨をも生き抜いて子息を捕縛した。全ては3人を殺すための趙の罠だった。

沈煉はその足で剣星の上司を脅しに向かう。賄賂を渡して3人の南京への転属と、その地での剣星の昇進を約束させた。

ブレイド・マスターのあらすじ【転】

予てより頼んでいた妙彤の特赦状を受け取った沈煉はその後、一川の兄弟子に大金を渡して義兄弟を助ける。一川と沈煉は剣星の家へ。そこで、宰相の宴席に招かれた。

宴席に出席した剣星は、宰相から昇進を告げられる。だが、趙から昇進についての裏話を聞かされ、沈煉の行動が裏目に出てしまう。上司が密告していたのだ。素直に喜べない剣星は、南京への転属願いの件も知らなかった。
上座へ座った剣星は、宰相から大金の出所を疑われる。功績を認められての昇進だったため、
賄賂は必要のないものだった。どうにかその場をとり繕う剣星。

一方、一川はまたも兄弟子に金銭の要求をされる。そこへ趙が現れ、兄弟子と手合わせをした。その際、一川は趙の手に矢傷を発見する。
剣呑な様子を顕わにした剣星と顔を合わせた沈煉。怒り狂った剣星に殴られる。義兄弟を止めようとした一川は、剣星の突きに飛ばされ吐血。病は刻々と一川を蝕んでいる。その様子を見た沈煉が全てを白状した。

彼は義兄弟の分と妙彤の身請け分の金銭を受け取り、魏忠賢の死を偽装したのである。
そのせいで、3人は命を狙われる羽目になったのだ。そこで、彼らをつけ狙う賊が趙であることを知らせる一川。沈煉らは趙が黒幕であることに愕然とする。
沈煉は義兄弟をこれ以上、巻き込まないためにも自分を告発しろと言う。しかし、剣星は皆で逃げようと笑みを見せた。

その頃、趙は焼死体の検死が終わる明日までに、沈煉らの殺害を魏忠賢に誓っていた。焼死体が魏忠賢でないと判明すれば、趙の安寧が危うくなる。趙は一川の兄弟子を買収し、一川の殺害を目論んだ。

沈煉は妙彤の身請けの条件として、捕縛した子息の救出へ向かう。だが、子息は度重なる拷問により、すでに死にかけていた。本人に頼まれ、沈煉は男の息の音を止める。
家で妙彤と沈煉を待っていた一川だったが、そこへ兄弟子からの呼び出しを受ける。急いで医者の家へ。妙彤は妓楼へ戻った。
その頃、剣星は昇進した衣服を身に着け、自首しに向かう。

妓楼へ赴いた沈煉。妙彤に子息の死を知らせ、連れて行こうとする。彼女は泣きながら、身の上を明かした。彼女にとって沈煉は親の仇だった。しかし、そこで賊に襲撃される。沈煉は妙彤を庇いつつ戦った。

ブレイド・マスターのあらすじ【結】

敵を蹴散らした沈煉の前に趙が現れ戦闘開始。沈煉から妙彤へ狙いを定めた趙が、彼女を殺そうとするが、沈煉は自らを犠牲にしながらも妙彤を助けた。趙が気絶している内に、沈煉は妙彤を連れて妓楼を脱出。

一川が医者宅へ到着した時、すでに医者は殺されていたが、娘は無事だった。兄弟子と対峙した一川。病を押して全力で戦う。
雪が降り始めていた。兄弟子は追い詰めた一川を殺そうとするも、思い留まる。しかし、侵入した賊の攻撃により、兄弟子を庇った一川が銃で撃たれてしまう。

自首するために鎮撫司へ向かっていた剣星は、魏忠賢の追手と戦闘。その後、元上司の兵に囲まれる。
若き皇帝の前へ連行された剣星。彼は義兄弟達の全ての罪を1人で被ることにした。皇帝は詮議もせずに剣星の処刑を言い渡す。

失踪扱いとされた趙の地位は、すでに落ちた。彼は義父である魏忠賢を殺害し逃亡。
雪に埋もれた一川の死体を発見した沈煉。翌日には剣星が処刑された。沈煉は自らの罪を憂い、激しく慟哭した。

2カ月後、関外の地。国外へ逃亡しようとしていた趙一派は、自分達を追って来た沈煉、一川の兄弟子と対峙する。趙はすでに隣国へと逃亡する手はずを整えており、隣国の兵が迎えに来ていた。そちらの対応には兄弟子が向かい、沈煉は趙と決着をつける。

双方共に戦闘開始。片や十数名の兵と対峙し、片や強敵と対峙する。激しい戦闘が繰り広げられた。趙に槍を刺された沈煉は、虫けらと馬鹿にされながらも、奴と相打ち覚悟で剣を突き刺す。趙は斃れた。見れば兄弟子の方の戦闘も終わっており、奴も満身創痍だった。

南へ下り、蘇州へ。そこの斉家街を訪ねろ。兄弟子は妙彤と医者の娘をそこに、移住させていた。彼と沈煉とは、趙靖忠を殺すという意見の一致による共闘だった。兄弟子は笑みを見せ、いずこかへ去って行く。沈煉は亡き義兄弟達を偲びながら、蘇州へ向かった。

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