映画『ブレアウィッチ2』あらすじとネタバレ感想

ブレアウィッチ2の概要:1999年のモキュメンタリー映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の続編で、映画がきっかけで起こった殺人事件を追いかける映画。2000年に製作され、ジェフリー・ドノヴァンが主演を勤めた。

ブレアウィッチ2 あらすじ

ブレアウィッチ2
映画『ブレアウィッチ2』のあらすじを紹介します。

映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の舞台となったバーキッツヴィルの町は、映画のヒットと共に、有名な観光地のひとつになった。

前科持ちで精神病院に入っていたジェフは、映画の人気を利用して「ブレアウィッチハント」というバスツアーを企画。
自称魔女のエリカ、黒ずくめの自称霊能力者キム、集団ヒステリーと魔女の伝説をモチーフにした「ブレア・ウィッチ・ヒストリーかヒステリーか?」という本を執筆中の大学院生カップル、ステーヴンとトリステンがツアーに参加した。

5人は映画の舞台になった森を歩き、ラストシーンの廃墟跡で一晩過ごす。
そっくりなツアーを行っていたメンバーをやり過ごした後から記憶が無くなり、気が付くとトリステンが体調不良を訴える。
妊娠していた彼女は病院へ向かうが流産。
全員記憶がない事、所持品が隠されるなど不可解な事もあり、病院を出たトリステンを伴ってジェフの自宅へ向かう。

ジェフは森の中でカメラを回しており、確認するのだが犯人の姿は映っていない。
そして犯人だと思っていた別のツアーのメンバー全員が、ブレアウィッチ伝説にまつわる場所で、無残な姿で発見される。

ジェフたちは自分の体に、魔女が使う文字の引っかき傷を見つけ、ブレアの魔女の亡霊がついて来たと戦慄し、自称魔女のエリカが忽然と姿を消す。
残された4人は幻覚を見るようになり、治療の影響で朦朧とするトリステンの発言から、森で撮影していたカメラの秘密に気が付く。

エリカの遺体が不可解な場所から見つかると、ブレアの魔女に取り憑かれたと思われる人物が浮かび上がり、残った3人はカメラ片手に追い詰める。

ブレアウィッチ2 評価

  • 点数:55点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2000年
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:ジョー・バーリンジャー
  • キャスト:ジェフリー・ドノヴァン、エリカ・リーセン、トリステン・スカイラー、スティーヴン・バーカー・ターナー etc

ブレアウィッチ2 ネタバレ批評

映画『ブレアウィッチ2』について、感想批評です。※ネタバレあり

前作のヒットにあやかろうとして失敗した代表作

大ヒットした映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の反響で町が観光地になったという場面から始まり、ブレアの魔女と映画に悪影響を受けた人物による殺人事件が起こる、というひねりを加えたストーリー。
前作を見なければ理解できないシーンが多く、前作ではあまり触れられなかったブレアの魔女伝説が数多く出てくるために、登場人物の話の内容は理解しにくい。
また、前作の内容に対して批判をするツアーメンバーには、あきれてしまう。

主人公のジェフは、幼児誘拐事件を起こした後に精神科に入院、治療していたという設定だが、入院中のジェフの映像が流れるだけなので意味が全くわからないシーンになっている。
地元警察から毛嫌いされる意味も、全く不明のまま映画は終わるので、消化不良になってしまう。
DVDには特典映像として、映画の内容の事件と裁判の様子を特集番組のようにまとめたものがあり、それを見て初めてわかる設定や内容が多いのがツッコミどころ。

設定や隠し映像にこだわりすぎて怖さが欠けた

前作と同じモキュメンタリー方式ではなく、一般的な映画の撮影方法を用いて、実際にあった事件をベースにした映画風の作品に仕上げている。
監視カメラやハンディカムの映像を多様していて、魔女のモチーフや人影を映りこませるという細工を加えた場面もあるが、カメラの数が多すぎて集中できない。
ハンディカムに映っているはずのトリステンの暴言が映っておらず、3人が追い詰めて殺害した様子が映っているのだが、集団ヒステリー説を披露したスティーヴンがトリステンを追い込んでいく様子には納得できないものがある。
キムがビールを買った店の防犯カメラには、彼女の記憶にはない犯行の様子が映っているが、血の付いたナイフを見つけておいてそれは無いだろうという展開。

巻き戻せば真実が映っているという設定は画期的だが、記憶が無くなった原因は自分たちにあり、原稿用紙やビデオを隠したのも自分たちだという部分まで映しているのはツッコミどころになっている。
全てをブレアの魔女の仕業に仕上げたい製作陣の意図が見える作品で、前作にあった混乱や恐怖といったものが欠けてしまっている。

ブレアウィッチ2 感想まとめ

モキュメンタリー映画としてヒットした「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の続編でありながら、アカデミー賞発表前夜に行われるゴールデンラズベリー賞で、最低続編賞などを受賞した、とても残念な作品。
作品自体のストーリー内容や怖さは至って普通なのだが、前作のヒットにあやかろうという意図が明らかに見えてしまっている。

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」公開後に、本当に発売されたスティックマン人形の人気や、インターネット掲示板について言及している部分からも、前作の人気は伺えるのだが、今作では映画の内容を面白がった人物による殺人事件という、不謹慎な設定も良くない。
わざわざ映像に加工を行い、よく見ると魔女の印が浮かび上がっている場面がある、というのにはひきつけられるものがあり、思わず探してしまう。

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