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映画『ボディ・ダブル』あらすじとネタバレ感想

映画『ボディ・ダブル』の概要:1984年製作のアメリカ映画(原題:Body Double)。ブライアン・デ・パルマ監督がヒッチコック監督の「めまい」「裏窓」をモチーフに制作されたサスペンス・スリラー作品。

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映画『ボディ・ダブル』 作品情報

ボディ・ダブル

  • 製作年:1984年
  • 上映時間:114分
  • ジャンル:サスペンス
  • 監督:ブライアン・デ・パルマ
  • キャスト:クレイグ・ワッソン、メラニー・グリフィス、グレッグ・ヘンリー、デボラ・シェルトン etc

映画『ボディ・ダブル』 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

映画『ボディ・ダブル』 あらすじ(ストーリー解説)

映画『ボディ・ダブル』のあらすじを紹介します。

ジェイクはB級映画ばかり出演している俳優だ。
閉所恐怖症の彼は仕事がうまくいかず落ち込んでいたある日、オーディションでサムという男と出会う。
彼はジェイクを自分の大きな邸宅へ呼び、仕事で留守にする間の留守番を頼んだ。
望遠鏡で隣人のグロリアというセクシーな女性が見れることを知ったジェイクは、毎晩彼女を覗くことに夢中になっていく。

ある日、彼女が誰かと口論になっているのを見たジェイクは、胸騒ぎを覚え後をつけることに。
彼女が後ろからインディアンの面を被った男に襲われ強盗にあっているのに気がついたジェイクは、グロリアを助け彼女と恋仲になる。

その後、再び彼女の家に以前襲った男が入る所を覗いていたジェイクは、急いでマンションへ。
そこには無残なグロリアの遺体があった。
警察の捜査も進まず事件は迷宮入り。

そんなある日、ポルノに出ている女優が、望遠鏡越しに見ていたグロリアの姿と良く似ていることに気が付く。
彼女はグロリアの部屋で彼女の代わりにいた女性だったのだ。
そのことに気がついたジェイクは彼女の命が危ないことを察し、後を追った。
そこにはインディアンに襲われている彼女の姿が。
犯人にとびかかったジェイクは、犯人の顔の面をとる。
何とそれはサムだったのだ。
全てはサムの仕組んだ罠にはめられていた。

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映画『ボディ・ダブル』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)

映画『ボディ・ダブル』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む

監督の頭の中を表現した作品

この監督はもともと自分の主義主張を映画に託すというような傾向があるように思う。
本来映画監督というのはそういうものであって良いと思うし、それが作品の良さにもつながるというのも頷ける。
しかし本作品は点と点がうまく繋がらず、グチャグチャしていて非常に見にくい。
またヒッチコック監督の「目眩」や「裏窓」をモチーフにしているのはわかるのだが、あの作品は魅力的なのはヒッチコックの得意とする手法であってデパルマ監督のものではない。
オリジナルではないのだから、どこか自分のものに仕切れていなくてよその人のものをリメイクしたかという出来である。

もっと悪く言えば「下手な監督が好きな作品を模倣しました」というような仕上がりなのだ。
子供だましのようなツッコミ所も満載であり、いちいち納得出来ずにイライラしてしまったのは自分だけだろうか。
まず知り合ってすぐ素性も知らないのに留守番なんて頼まないし、覗き見していることは犯罪なのに後ろにかかるBGMは非常に軽快。
一応ストーカー行為をしているわけだし、そこはもう少しシリアスでドラマティカルな音楽を選んで欲しいところだ。

そして何よりHなシーンを盛り込みたかっただけなのかというシーン。
やたらエロティックなシーンを随所に無理やり押し込んでいる感が半端なく、少々引いてしまう。
特に女性はこのような演出はあまり好まないだろう。
アンタッチャブルでこの監督が好きになった人は非常に多く、その彼のヒッチコックモチーフのサスペンスと言えば期待度が上がるのも仕方ないのだ。
だがしかし彼はそんな大衆に媚びずに、自分の頭の中を具現化することに努めた。
そのことは筋が通っており、中々立派であるとも言えるだろう。

映画『ボディ・ダブル』 まとめ

ブライアン・デ・パルマ監督といえば個性的で大衆に媚びない独自の精神が売りの監督である。
奇才とも呼ばれる彼だが、自分の道を曲げずに貫き通す姿は立派だ。
同じ監督の中にも奇才と呼ばれながら、実は変わっているものを敢えて頑張って撮影している人もいる。
そういう人の作品は実はかなり平凡なものであり、作り込み過ぎていて違和感もある。
しかしこの監督は頭の中を具現化することで映画を作品化している。
そのことで気分が良くないようなシーンが多かったり、まとまりがなくゴチャゴチャしていたりもするのだ。
それが彼の魅力とも短所とも言えてしまう。
紙一重の才能とでも言うべきだろうか。
大作とも呼べずB級とも呼ばない映画、それが彼の属するジャンルである。

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