映画『僕の村は戦場だった』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「僕の村は戦場だった」のネタバレあらすじ結末

僕の村は戦場だったの概要:独ソ戦争で両親と故郷を失った少年。彼は恨みからナチスドイツを相手に戦争に参加する。危険な任務をこなす少年に、親代わりの上官達は普通に学校へ行って幸せになって欲しいと願っていた。

僕の村は戦場だったの作品概要

僕の村は戦場だった

公開日:1962年
上映時間:94分
ジャンル:ヒューマンドラマ、戦争
監督:アンドレイ・タルコフスキー
キャスト:コーリャ・ブルリャーエフ、ワレンティン・ズブコフ、E・ジャリコフ、ニコライ・ブルリャーエフ etc

僕の村は戦場だったの登場人物(キャスト)

イワン(コーリヤ・ブルリヤーエフ)
村と家族を戦争で失う。その怒りから、ドイツ軍を恨み友軍に協力する。危険な任務に積極的に参加するが、親代わりでもある友軍の人間達に心配される。偵察任務中に捕まり、処刑されてしまう。
ガリツェフ(E・ジャリコフ)
一人で川沿いを歩いていたイワンを捉える。イワンが味方だと知り、その後共に同じ隊で戦争を戦う。戦場は男の場所だという意見を持っている。プライドから、軍医のマーシャに対してきつく接する。
マーシャ(V・マイヤヴィナ)
軍医。美しい容姿の持ち主。上司であるガリツェフが気になるが、迫られたホーリンを拒否することもできないでいる。ガリツェフに命じられ、転勤が決まる。
ホーリン(バレンティン・ズブコフ)
大尉。イワンを息子のように思っている。軍医であるマーシャに惹かれる。
カタソーノフ(S・クルイロフ)
古参兵。イワンを息子のように思っている。イワンが敵地へと出発する日、敵の攻撃で死んでしまう。
クリャズノフ(N・グリンキョウ)
中佐。イワンに幼年学校へと行くことを勧める。最終的に、イワンを敵地へと送り込む決断をする。

僕の村は戦場だったのネタバレあらすじ

映画『僕の村は戦場だった』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

僕の村は戦場だったのあらすじ【起】

ある美しい村で、母と一緒に幸せに暮らしている光景。イワンという名前の少年は、夢の中でそんな光景を何度も見たことがあった。そして、突然目を覚ます。そこは今にも崩れ落ちそうな小屋の中だった。そこを出たイワンは一人で川岸を歩いているところを軍の人間に捕らえられる。

捕まったイワンは、軍の人間でイワンを捕まえたガリツェフ上級中尉に、ここにいることをホーリン大尉かクリャズノフ中佐に連絡して欲しいと頼む。ガリツェフはクリャズノフに電話をかけると、ホーリンがすぐに迎えに行くと言うのだった。

ガリツェフは風呂の世話や夕食の準備など、12歳の少年であるイワンの世話をしてあげるのだった。眠りについたイワンは再び母と暮らしている夢を見る。井戸の中で反射する光を掴もうしているとき、上から見ていた母が何者かに襲われてしまう夢だった。

ホーリンがイワンを迎えにくる。イワンはホーリンに抱きつき、二人は再会を喜ぶのだった。しかしイワンは、仲間のカタソーノフがまだ見つかっていないと心配するのだった。

僕の村は戦場だったのあらすじ【承】

無事だったカタソーノフはクリャズノフとイワンについて話をしている。そこへイワンが駆け込んでくる。イワンはグリャズノフに、学校へは行かないと訴える。

イワンの村はドイツ軍によって踏みにじられてしまった。さらに母は行方不明になり、国境の警備隊だった父は死んでしまっていた。そんな過去から、ドイツ軍を憎んでいたイワンは友軍に協力し、敵地への偵察という危険な任務を進んでこなしていた。しかし、12歳の少年にはあまりにも危険だと、クリャズノフをはじめ全員が思っていたのだ。そんな親心から、イワンには学校へ行って普通に暮らして欲しかったのだ。しかし、イワンはもし学校に行かなくてはいけないのなら、逃げてパルチザンへ行くと訴えるのだった。

逃げようとするイワンを、クリャズノフ達は必死に説得する。イワンは、子供でしか行けない場所もあるじゃないかと訴える。しかし、絶対にダメだとクリャズノフ達はそれを聞き入れようとはしないのだった。

僕の村は戦場だったのあらすじ【転】

ガリツェフは美しい容姿のマーシャという軍医に、シラミが広まった原因はマーシャにあると強く言っている。戦場に女は必要ない、という姿勢をガリツェフは崩さない。しかし、ガリツェフは美しいマーシャのことが少し気になっていたのだった。その後、ホーリンがマーシャを連れて村の奥へと入って行き、二人は良い雰囲気になる。

戦争が激化し、敵の攻撃が激しくなる。そんな中ガリツェフはイワンに、幼年学校へ行ってしっかり勉強することが将来のためだと語る。

ホーリン達はイワンを対岸の敵地へと偵察に送ることを決意する。イワンは再び眠りに落ち、美しい村の光景を夢で見ていた。目が覚めたイワンは敵地へと向かう準備を始める。ホーリンとガリツェフも同様に準備を始める。

敵地へと向かう寸前、カタソーノフの死を知るガリツェフ。それでも、後ろを向くことはできなかった彼は、予定通り軍の隙をついて小舟の置いてある場所まで行き、敵地へとイワンを送るために岸を渡るのだった。

僕の村は戦場だったのあらすじ【結】

イワンとホーリンとガリツェフは小舟に乗ってゆっくりと対岸にある敵地の最前線へと向かう。敵地への侵入に成功した一行。イワンは深い闇の中へと一人で入って行くのだった。

ホーリンとガリツェフは敵地からどうにか帰還する。二人はイワンの無事を祈っている。そこへマーシャがやってくる。彼女はガリツェフに転勤を命じられていたのだった。ホーリンは、それがいいとマーシャに伝える。マーシャは黙ってその場を去るのだった。

戦争が終わった。ナチスの司令部や建物を捜査するソビエト軍の兵士達、そこにはソビエト軍捕虜の処刑記録が残されていた。一枚一枚丁寧にその記録を確認するソビエト軍。ガリツェフは、その中の一枚にイワンの写真があるのを発見してしまう。

美しい村の光景が映し出される。海辺で楽しく遊んでいるイワンと他の子供達。母親はそれを優しい眼差しで見守っている。イワンは一人の女の子と追いかけっこを始める。どこまでも続く海岸線を二人は爽やかに走り続けるのだった。

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