『ボクとマウミの物語』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

2006年に公開されたヒット作『マウミ』の続編。高校生活がうまくいかない高校生と父親からプレゼントされた犬の物語である。監督・脚本は『ファミリー』のイ・ジョンチョル。

あらすじ

ボクとマウミの物語』のあらすじを紹介します。

高校3年生のドンウク(ソン・ジュンギ)は、受験を目前にしているにもかかわらず勉強もせず、父親からプレゼントされた犬・マウミだけが友達だった。マウミは母になり、3匹の子どもを生む。ドンウクは彼らの世話で大忙しだ。

ドンウクの心配事は、3兄弟で一番小さくて身体が弱い末っ子のチャングン。一方、ドンウクの母はそんなドンウクが一番心配だった。どうにかドンウクを更正するべく、彼とマウミを離れ離れにさせる計画を実行し、マウミと子どもたちは叔父さんの家に送られることになった。

その頃、ビルブラザーズという泥棒兄弟が世間を騒がせていた。彼らはダイヤモンドを動物の剥製の中に隠して海外に逃亡することになった……。

評価

  • 点数:40点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2011年11月26日
  • 上映時間:93分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:イ・ジョンチョル
  • キャスト:ソン・ジュンギ、ソン・ドンイル、キム・ジョンテ、チャン・ハン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ボクとマウミの物語』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

「犬」

犬を主人公にした映画は法律で禁止しろ!
邦画界でも犬を主人公にした映画が流行していた時期がありました。とにかくスクリーンに犬を映し出せば、その相棒としてさわやかな俳優を出演させればヒットするという世にもおぞましい現象が起きていたのです。『わさお』や『HACHI 約束の犬』など、まともな世の中では作られなかったであろう珍作が次々と誕生しては消えていき……。

どうやら、犬ブームが起きていたのは日本だけではなかったようです。お隣韓国でも犬を主人公にした映画がヒットしていたらしいですね。2006年に制作された『マウミ』がヒットしたことを受けての続編なのですが、どの辺に続編的要素があるのかがいまいちよくわからないのは問題でしょ。マウミが出産しただけ?ドンウクは成長してないっぽいし…前作ファンが興奮する要素って何よ?主人公の爽やかイケメンだけか?もしかして、マウミが主人公の様式美映画の2作目ということなのか。犬映画であるということを置いとくにしても、見に行く気が起きないような……。『エクスペンダブルズ』でさえもっと変化してるよ。

お話はどうか

まあ、上記の疑問は置いておくとしましょうよ。犬映画だし。で、肝心の内容はというと、すげーつまらないけど嫌いにはなれないといった感じ。唐突に登場するビルブラザーズには驚いたけど、展開が馬鹿っぽいけど、香港映画のどうでもいいドラマパートみたいな感じで延々と続く感じが好きです。他人にオススメは出来ないけど。

あと、韓国映画の俳優は顔がいいんですよね。本当に道を歩いてそうな感じの、余計なリアリティ。たまらんです。私にとって本作は犬映画ではなくモブ映画!

まとめ

一般観客にはどうでもいい話ですが、動物はモンタージュの素材として使いやすいんです。モンタージュというのはモンタージュ写真のことではなく、モンタージュ理論という映画技法のこと。動物は中性的な表情をしているので、前後のカットで表情に意味をもたせやすい。だから、実績の乏しい若手監督が動物映画を監督すると、モンタージュの勉強になるからいいんですよ。動物映画出身の名監督は見たことないけど。

ちなみに、本作を観て私が感じたことは、アジア人は顔がデカいということだけでした。あまりにもどうでもいい発見ですが……。犬がかわいいのは当然なんだもん。犬の魅せ方を工夫しているわけでもないし、観客を興奮させるようなこだわりがあるわけでもないので、観なくていいです。犬好きと韓国の爽やかイケメンが好きな人だけ観てください。

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