映画『キャビン』あらすじネタバレ結末と感想

キャビンの概要:2013年に日本で公開された、アメリカのホラー映画。原題は「The Cabin in the woods」。監督はドリュー・ゴダード、主演はクリステン・コノリー。

キャビン あらすじネタバレ

キャビン
映画『キャビン』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

キャビン あらすじ【起・承】

失恋したばかりのデイナ、親友ジュールズ、ジュールズの彼氏カート、ホールデン、ドラッグジャンキーのマーティの5人は、カートのいとこが買った別荘で週末を過ごすことになった。
途中にあるガソリンスタンドの店主に、持ち主がよく変わる不吉な別荘だと聞かされながらも、別荘へ向かう5人。
しかしそこは、別荘とは名ばかりの奇妙な山小屋だった。

夜になって突然地下室の扉開き、中に入った5人は、奇妙なコレクションの数々を発見。
デイナは“アナ・ペイシャンズ・バックナーの日記”を見つけ、その不気味な内容と、ラテン語で書かれた呪文を読み上げる。
その後、ジュールズとカートの様子がおかしいことに気が付いたマーティだったが、ドラッグのせいだと相手にされない。

山小屋の外に出てイチャつくジュールズとカートに、突然ゾンビが襲い掛かってきた。
ゾンビに殺されてしまうジュールズと、間一髪で逃げ出したカート。

そして、そんな彼らの様子を監視し続け、動きを誘導しようとする研究所のような場所の人間たちの姿があった。

キャビン あらすじ【転・結】

ゾンビの正体が、日記の持ち主アナ・ペイシャンズとその家族だと気が付いた4人は山小屋に立てこもるが、マーティもゾンビに襲われてしまう。
デイナとホールデンとカートは、車に乗って逃げようとする。
しかし途中にあるトンネルが崩れてしまい、カートは持ってきたバイクに乗って、助けを呼びに行く。
すると突然、見えない何かに弾かれ、カートは命を落とした。
ホールデンはデイナと共に車で逃げ出すが、彼もまたゾンビに殺されてしまい、デイナは車ごと湖の中に沈んでしまう。

研究施設では、ホールデンが命を落とした時点で「成功」だと、喜びを分かち合っていた。
しかしマーティが生き残ってると知らせが入り、全員凍り付く。

マーティに助けられたデイナは、彼が見つけたエレベータに乗って逃げる。
そこで2人が見たものは、狼男や幽霊といった怪物たちだった。
地下室で、どの怪物に殺されるのかを選択させられたと気付くデイナ。

研究施設にたどり着いた2人は、怪物たちを檻から出して研究所をパニック状態におとしいれる。
そして地下へ逃げるが、突然現れた女性から自分たちが“古きもの”のための生け贄で、死ななければ世界が終わると告げられる。
しかし、2人が死を選ばなかったため、“古きもの”の封印が解かれようとしていた。

キャビン 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2011年
  • 上映時間:95分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:ドリュー・ゴダード
  • キャスト:クリステン・コノリー、クリス・ヘムズワース、アンナ・ハッチソン、フラン・クランツ etc

キャビン 批評・レビュー

映画『キャビン』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

今までになかったホラー映画

ホラー映画にありがちな、休暇に出かけた先で不気味な住民に忠告をされ、不気味な地下室にあった日記のラテン語の呪文を言ってしまい、呼び出してしまった化け物によって恐ろしい目にあうというストーリー。
そして、若者たちを操る研究施設の人々というもう一つのストーリーが同時に進行していき、最後に物語が重なるという変化球のような作品。
どんでん返しではなく、2つの場所での展開がひとつにまとまって終わるというのは、斬新なストーリー展開だ。

マーティのセリフにある「ラテン語の呪文は読んだらいけないと決まっている」というメタ要素を逆手に取り、言わせたい研究施設のメンバーが試行錯誤したりする様子は、とても面白い。
お色気シーンを作るため、研究施設の化学班が特殊な霧を撒いたり、脱出しようとするデイナ、マーティ、カートを閉じ込めるためにトンネルを壊したりする様子は、まるで映画監督とスタッフたちのようで興味深い。
それでいて、半魚人は片付けが大変だと言った本人が、混乱状態の中で半魚人に襲われるなどブラックジョークのような展開もある。

ホラー映画の怪物のソックリさんだらけ

ホラー映画好きなら見覚えのあるシーンや、怪物たちが多く登場している。

地下室でラテン語の呪文を言うシーンや、山小屋の外見は「死霊のはらわた」にそっくりだ。
他にも「ヘルレイザー」のピンヘッドにそっくりな怪物、「IT」のピエロ、ペニーワイズにそっくりな怪物などが登場し、古典的な狼男やユニコーン、ドラゴンといったモンスターも出てくる。
怪物たちが閉じ込められている箱は、まるで「CUBE」のワンシーンのよう。
日本での儀式の映像に出てくる幽霊は「リング」の貞子にソックリ。

ひとつの映画のオマージュなどではなく、ありとあらゆるものを組み込むことによって、まったく新しいタイプの作品に仕上がっているだろう。

キャビン 感想まとめ

ありがちなホラー映画と、そんな映画を作るスタッフの様子を描いたような作品。
そして、出てくるモンスターたちもどこかで見たようなものばかり。

ラストの“古きもの”は、オカルト小説作家のH.P.ラヴクラフトの作品に出てくるような、得体のしれないものになっており、ホラー映画好きなら楽しめる内容。
自分の好きな映画のモンスターや、そっくりなシーンを探すのも面白いし、古典的なホラー映画の若者たちの姿を、全く違う視点から見ることもできる作品。

日本人は休まない、というアメリカならではのブラックジョークにドキッとさせられる場面もある。

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