『カーズ』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

車などの乗り物を擬人化したピクサーアニメーション。監督は『トイ・ストーリー』のジョン・ラセター、脚本は『バグズ・ライフ』のジョー・ランフト。ジョー・ランフトは本作の製作中に事故死したため、遺作となった。

あらすじ

カーズ』のあらすじを紹介します。

舞台はレーシングスポーツが大人気の世界。最高峰レース「ピストン・カップ」に出場することはみんなの憧れだった。若き天才レーサーマックイーンは、史上初となる新人のチャンピオンを目指していた。しかし、彼は傍若無人な性格の持ち主で、仲間から信頼されていなかった。ピットクルーの指示も無視していたので、マシンは欠陥だらけ。レース中にタイヤがパンクし、キング・ヒックスの2台と並んでゴールしてしまった。1週間後に3台で同点決勝レースが開催されることになったが、このままではマックイーンの負けが見えていた。

ある日、マックイーンは事故が原因で田舎町に迷い込んでしまう。そこで保安官に逮捕され、スピード違反と街の道路を破壊したことで裁判にかけられてしまう……。

評価

  • 点数:40点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2006年7月1日
  • 上映時間:116分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:ジョン・ラセター
  • キャスト:オーウェン・ウィルソン、ポール・ニューマン、ボニー・ハント、ラリー・ザ・ケーブル・ガイ etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『カーズ』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

おもちゃで儲けようとしたら大失敗

子供向け映画は興行収入やDVDの売上以外にも、おもちゃでも儲けることができます。本作では露骨におもちゃの売上を狙いに行ったんです。しゃべる車が主人公の映画が大ヒットしたら、おもちゃも馬鹿売れする。『トイ・ストーリー』はおもちゃも馬鹿売れでしたからね。ピクサーの過去作は全ておもちゃも大ヒットしている。本作では、物語の出来よりも金儲けを優先したんです。長らく監督表から離れていたジョン・ラセターが監督に就任し、大ヒットするはずだった。

しかし、興行収入も、評論家からの評価も、観客の反応も、とても褒められたものではありませんでした。話がつまらなさすぎる。興行収入が微妙だったので、おもちゃもあまり売れませんでした。ピクサーの目論見は外れてしまったわけです。観客を舐め過ぎたんですね。

懲りないピクサーは本作の続編を制作してしまいました。ピクサーの黒歴史については、また別の機会に触れることにしましょう。

擬人化…

動物を擬人化した作品は世界中で愛されています。今一番ヒットしているのは『マイ・リトル・ポニー』ですかね。

本作のような乗り物を擬人化した作品で有名なのは『きかんしゃトーマス』。トーマスは今も多くの人達に愛されていますけど、本作は失敗作でした。何が違うのか?それは上映時間とテーマです。
トーマスは5分程度、本作は116分。トーマスのテーマは機関車たちの小さなお話、本作はカーレース。

『みどりのマキバオー』じゃあるめえし、しゃべる車のカーレースに116分もかけるんじゃねえよ!飽きるわ!面白いキャラクターもいないし、吹き出しちゃうようなジョークもないし、映像は迫力がないし……。ジョン・ラセターなにやってんの。

まとめ

ピクサー作品の中で最もクオリティの低いシリーズが本シリーズなわけです。『2』で大失敗したにもかかわらず、『3』まで準備しているという話ですから驚きますね。『富江シリーズ』みたいですよ。誰も期待してないのに新作がどんどん作られる。やめてくれよ!『富江』が『カーズ』よりもマシなのは、原作ファンが多いことです。この地球上のどこに『カーズ』の大ファンがいるんだ!!!誰のためにやってるんだ!!!

こんな映画をジョン・ラセターが監督しているというのが信じられませんよ。『トイ・ストーリー』で一世を風靡したアメリカ最高のアニメーション監督です。『ハウルの動く城』を見た時のような気分です。巨匠、なにやってんの……。

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