映画「チャイルド44 森に消えた子供たち」スターリン時代の罪を炙り出す衝撃作

チャイルド44 森に消えた子供たちの概要:リドリー・スコット監督が原作「チャイルド44」を映画化。ロシアのスターリン政権下で起きた連続猟奇殺人事件を秘密警察捜査官レオとその妻が追うサスペンス。トム・ハーディ&ゲーリー・オールドマン主演衝撃作。

チャイルド44 森に消えた子供たち みどころ

チャイルド44 森に消えた子供たち
映画『チャイルド44 森に消えた子供たち』の見どころを紹介します。

ホラーよりも怖い物語

トム・ロブ・スミス原作の「チャイルド44」をリドリー・スコット監督が映画化。ロシアのスターリン政権下で起きた猟奇殺人事件を秘密警察捜査官レオとその妻ライーザ、ネステロフ署長で追うサスペンスです。想像を絶するスターリン政権下での暮らし。

社会主義国あるが故に猟奇殺人事件を事故としてうやむやにしてしまう。悲惨な国の現実が描かれています。誰を信じればいいのか?

主演は、「ブラックホークダウン」(01)やバットマンシリーズの「ダークナイト」(02)のトム・ハーディ、「レオン」(94)や「ハリーポッター」シリーズでシリウス・ブラックを演じたゲーリー・オールドマン。

そして「ミレニアム」3部作(09)でリスペット役のノオミ・ラパスです。この国の冷たい現実から目をそむけてはならない。

悪役だけど大人気!ゲーリー・オールドマンの魅力

ゲーリー・オールドマンといえば、「レオン」の悪人刑事役や「ハリーポッター」シリーズのシリウス・ブラック役が有名。悪役をやらせたら彼の右に出る者はいないと思います。いつも目がギラギラしていて、存在感があります。

シリウス・ブラック役を観て、すぐにゲーリー・オールドマンと分からなくてびっくりしたファンも多かったそうです。この様に役柄によって悪役にも良い人にもなれる演技力が素晴らしい!

またブラット・ピットをはじめ、多くの俳優から尊敬されています。本作でもゲーリー・オールドマンの演技力が楽しみです。

ノオミ・ラパスの魅力

スウェーデン出身の女優で、「ミレニアム」シリーズ(09)のヒロイン・リスベット役を演じました。役柄になりきるために容姿など完璧な準備をするそうです。また乱暴な場面でも必要とあれば体当たりで挑む根性があります。

「ミレニアム」以外の出演作は、「シャーロックホームズ」(11)や「プロメテウス」(12)です。スウェーデンからハリウッドへと活動を拡げています。本作では、主人公の妻ライーサ役。強烈なキャラは封印して夫と共に戦う強い女性を演じています。

トム・ハーディ(夫役)との親和性も抜群!現在、英国俳優が人気になっていますが、北欧映画や女優もブームがくるのではと思っています。これからの活動が楽しみです。

好みが分かれる?リドリー・スコット監督の魔力

SFや歴史大作が得意で、作品名を挙げれば誰もが面白いよねと納得する映画監督です。代表作は、「ブレードランナー」(82)や「エイリアン」シリーズ(79年版/13年版あり)、「グラディエーター」(2000)です。

美術のレベルが高く、映像化が難しいと言われる作品でも1級品に仕上げるのはさすがだと思います。ではなぜ、評価が分かれるのか?人物の描き方に共感できないという意見があるようです。本作での評価も気になりますね。今年は本作以外にも新作が公開されます。

リドリー・スコットが制作総指揮を務めた、ニコール・キッドマンとコリン・ファースが共演するミステリー「リピーデッド」。5月23日に公開予定です。

まとめ

トム・ロブ・スミス原作の「チャイルド44」をリドリー・スコット監督が映画化。スターリン政権下のロシアを舞台に子供を狙った連続猟奇事件が発生。しかし、社会主義国家において犯罪は存在しないと事件は放置されてしまう。連続猟奇殺人事件を解決するために秘密警察捜査官レオとその妻ライーサ、ネステロフ署長が追う、サスペンス。

国家vs個人の闘い。運よく解決できたとしても国家から抹殺される恐れもあり最後までどうなるかハラハラしますよ。前半の見どころは、秘密警察に疑われた妻を信じるのか?それとも国家に差し出すのか。選択を迫られる場面です。後半は、猟奇殺人犯の糸口が見つかった場面が面白いですよ。

出演は秘密警察捜査官役にトム・ハーディ、妻役にスウェーデンの新鋭女優ノオミ・ラパス。そしてネステロフ署長役を演技派俳優ゲーリー・オールドマンが演じます。ロシアでは原作小説が発禁本扱いだとか。この映画の世界に与える衝撃が大きいため、覚悟して観て下さい。7月3日公開です。

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