映画『クロエ(2009)』のネタバレあらすじ結末

クロエ(2009)の概要:夫に対して疑心暗鬼となっていた妻は、クロエという美しい娼婦に夫を誘惑してくれと依頼する。罠を仕掛けてまで夫の愛を確かめようとした妻は、いつの間にか自分が罠にはまってしまう…。2003年に公開された「恍惚」のリメイク作品。2009年公開のフランス・アメリカ・カナダの合作映画。

クロエの作品概要

クロエ

公開日:2009年
上映時間:96分
ジャンル:サスペンス
監督:アトム・エゴヤン
キャスト:ジュリアン・ムーア、リーアム・ニーソン、アマンダ・セイフライド、マックス・シエリオット etc

クロエの登場人物(キャスト)

クロエ(アマンダ・サイフリッド)
お金持ち相手の娼婦。まだ若くて美しい。素性などはよくわからないがキャサリンの職場近くで商売をしている。魔性系。
キャサリン・スチュアート(ジュリアン・ムーア)
知的な女医であり妻であり母でもある。産婦人科のクリニックを開業している。郊外の大きな一軒家で暮らすセレブ。最近夫とうまくいっていない。
デヴィッド・スチュアート(リーアム・ニーソン)
キャサリンの夫。音楽論専門の大学教授。紳士的で女子生徒から人気がある。
マイケル・スチュアート(マックス・シエリオット)
キャサリンの息子。ピアニストを目指して勉強中。世間擦れしていないお坊ちゃん。

クロエのネタバレあらすじ

映画『クロエ(2009)』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

クロエのあらすじ【起】

クロエは自分なりの考えを持って娼婦をしていた。白い肌にブロンドの長い髪と青い瞳を持つクロエは妖艶で魔性の魅力があった。産婦人科の女医をしているキャサリンは、自分のクリニックから男と別れるクロエを見つめていた。

キャサリンの夫デヴィッドは大学で音楽論を教える教授で、今日は遠方へ出張して講義を行っていた。実は今日はデヴィッドの誕生日で、キャサリンは時間とお金をかけてサプライズ・パーティーの準備をしてきた。郊外の大きな自宅には多くの友人が集まり、主賓であるデヴィドの帰りを待っていた。しかしデヴィッドは飛行機に乗り遅れ深夜にならないと帰れないことがわかり、キャサリンの計画は台無しになってしまう。

女医を続けながら幸せな家庭にも恵まれ、キャサリンのこれまでの人生は順風満帆だった。しかし最近はデヴィッドとセックスレスになっており、さらに彼女ができた息子のマイケルも母親を疎ましがるようになっていた。孤独を感じていたキャサリンは夫の浮気を疑い始める。

クロエのあらすじ【承】

翌朝。帰宅していたデヴィッドの携帯をチェックしたキャサリンは、ツーショット写真付きの女子生徒からのメールを見てしまう。これにより夫への浮気疑惑はますます深まる。

キャサリンは食事に来たホテルのトイレで髪飾りの落し物を拾う。持ち主はあのクロエだった。クロエが娼婦であることに気づいていたキャサリンは、彼女を呼び出して頼みごとをする。それは夫が若い女性の誘惑にどんな反応を示すのか知りたいので、夫を誘惑してその結果を自分に報告して欲しいというものだった。クロエはこのキャサリンの奇妙な依頼を引き受けてくれる。

クロエは大学生のふりをしてデヴィッドに近づき、彼と接触したと報告する。何もなかったというクロエの報告を聞き、キャサリンは少し安心する。その後、夫の様子を見てやはり自分の勘違いだと思い直したキャサリンは、クロエに報酬を支払って、調査を終わらせようとする。しかしクロエはあれからデヴィッドと会って温室でキスをした上、自分の手でデヴィッドを射精させたと言い出す。キャサリンはショックのあまり言葉を失う。

クロエのあらすじ【転】

デヴィッドに直接クロエのことは聞けず悶々としていたキャサリンをクロエはさらに追い詰める。キャサリンをデヴィッドと情事を終えたホテルの部屋へ呼び出し、何があったのかを詳細に語る。崩れ落ちるキャサリンになぜかクロエはキスをしようとするが、キャサリンはそれを振り払って自宅へ帰る。

クロエの話を聞いて夫の情事の様子を想像したキャサリンは、クロエを連れ出してホテルの部屋へ入る。クロエは待ち望んでいたかのようにキャサリンを愛撫し、そのまま2人は女同士で愛し合う。クロエはキャサリンを抱きながら、恍惚の表情を見せる。しかしキャサリンはこれ以上深入りすることを恐れ、クロエを遠ざけようとする。

そんなキャサリンをクロエは執拗に追い回し、2人の淫らな写真をメールに送りつけてくる。クリニックにまで姿を現したクロエに、キャサリンは小切手を渡して終わりにしてくれと頼むが、クロエは2人の関係はビジネスではないと涙を流す。しかしキャサリンはビジネスだと言い切る。これに納得がいかないクロエはマイケルに近づこうとする。

クロエのあらすじ【結】

クロエが息子にまで接触していると知ったキャサリンは覚悟を決め、カフェへデヴィッドを呼び出す。そして自分に隠し事はないかデヴィッドを問い詰める。デヴィッドは何もないと言い続けるが、キャサリンは信じない。そこへキャサリンが呼び出していたクロエがやってくる。クロエはデヴィッドがいることに驚いてすぐに帰ってしまうが、彼はクロエを見ても全く動揺せず、キャサリンに知り合いなのかと聞いてくる。

全てはクロエの嘘だったと悟ったキャサリンは、デヴィッドに自分の愚かな過ちを告白し、ずっと言えなかった素直な気持ちを打ち明ける。キャサリンは自分が老いて夫に愛されなくなることが怖かった。デヴィッドはそんなキャサリンに濃厚なキスをしてくれる。

一方、クロエは最後の強硬手段に出る。キャサリンの自宅でマイケルを誘惑し、夫婦のベッドでマイケルとセックスをする。帰宅して寝室で2人を発見したキャサリンはマイケルを部屋から追い出し、何とかクロエを帰らせようと説得を始める。しかしクロエはどうしても納得せず、キャサリンの愛を求める。マイケルは寝室が見える場所へ移動し、キスをする2人を見てしまう。マイケルの視線に気づいたキャサリンは咄嗟にクロエを突き飛ばし、クロエの体がガラス張りの壁を突き破る。そのままクロエは自ら壁を握った手を離し、階下へと落下していく。

クロエは救急車で運ばれたがすでに死亡していた。帰宅したデヴィッドは怯える妻を優しく抱きしめる。後日、キャサリンの自宅では何事もなかったようにセレブなパーティーが開かれ、夫婦は幸せそうだった。そんな両親をマイケルがじっと見つめていた。

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