映画『チョコレート・ファイター』あらすじネタバレ結末と感想

チョコレート・ファイターの概要:主演を務めた美少女のジージャー・ヤーニンが、スタントなしのアクションに挑んだことで話題となった2009年公開のタイ映画。『マッハ!!!!!!!!』で知られるプラッチャヤー・ピンゲーオ監督作品。

チョコレート・ファイター あらすじネタバレ

チョコレート・ファイター
映画『チョコレート・ファイター』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

チョコレート・ファイター あらすじ【起・承】

縄張り争いに揉める日本のヤクザとタイのマフィア。日本側が手を引くことによって事態は収集したかに思えたが、あろうことかヤクザのマサシ(阿部寛)が現地マフィアのボス・ナンバー8の交際相手であるジンと恋に落ちてしまう。

事態が悪化することを避けてマサシを帰国させるジンだったが、実は彼女はマサシとの間に子を授かっていた。そして、ジンは安全な環境で子を育てるためにマフィアの世界から離れることにする。

無事に産まれた娘にゼン(ジージャー・ヤーニン)と名づけ大切に育てるジンだったが、ゼンには脳の発達障害があることを医者から告げられる。だがゼンは、様々な格闘術を一度見ただけで体得できるほどの動体視力と身体能力を併せ持っていた。

数年後、ゼンの幼馴染みであるムンは、ジンが白血病を患っていることを知る。治療費を稼ぐためにゼンの能力を利用した路上パフォーマンスを行うゼンとムンだったが、それだけでは治療費に遠く及ばないことを知り、あることを思いつく。それは、かつてジンがマフィアにいた時代に金を貸した相手から取り立てを行うというものだった。

チョコレート・ファイター あらすじ【転・結】

金を返さないどころか力ずくで追い返す男たちに怒りを覚えたゼンは、母を救うため、能力を活かして男たちを倒し強制的に金を回収する。だが、そんなことを続けるうちに、いつしかゼンの行動がナンバー8に知られるようになる。

ナンバー8からの脅迫により事態を知ったジンは日本にいるマサシに助けを求めて手紙を送ろうとするが、それさえもナンバー8に知られてしまう。

ジン達の行動が気に入らないナンバー8はムンを誘拐してジンとゼンを呼び出し、マサシを挑発して決着をつけようと画策する。

ムンを取り戻しにナンバー8のアジトに乗り込んだゼンは、その格闘能力を駆使して手下や幹部たちを次々と倒していく。そして、ジンとゼンを救うため、マサシもアジトへと現れる。

死闘が続く中、マサシをかばって刀で刺されてしまったジンは命を落とし、マサシも重傷を負う。怒りが最高潮に達したゼンはナンバー8を屋上まで追い詰めて、ついに倒す。

数日後、ジンを失ったゼンとマサシは、互いを気遣うように海沿いを歩いていた。

チョコレート・ファイター 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2008年
  • 上映時間:93分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
  • キャスト:ジージャー、阿部寛、ポンパット・ワチラバンジョン、アマラー・シリポン etc

チョコレート・ファイター 批評・レビュー

映画『チョコレート・ファイター』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ストーリーの荒さを吹き飛ばすほどのアクション

素晴らしいアクション映画には、他ジャンルの映画では味わえない爽快感がある。アクションがすごければ、正直ストーリーなんて気にならない。この映画においてもそれが言える。ストーリーなんてあってないようなもの。ご都合主義当たり前!それがアクション映画だ。

だからと言って、制作側がそこに甘んじてはいけないと思う。映画は観る人がいないと成り立たない。その人達を満足させるためにストーリーラインにも細心の注意を払ってもらえれば、何倍も楽しめる映画になったはずだ。アクションありきのストーリーではなく、ストーリーありきのアクションが観たかった。

それはさて置き、アクションだ。これは感動ものだった。主演のジージャー・ヤーニンは、どことなく元AKBの前田敦子にも似ている美少女なのだが、その美少女が鋭い蹴り技や棒術を駆使して強面の男たちをバッサバッサと倒していく。言葉はいらない。ただただ、カッコイイ。

スタント?CG?ワイヤー?この子には必要ない!

この美少女が披露するアクションの数々が、スタントもCGもワイヤーも使っていないというから驚きだ。本気度が伺える。

アクションに関しては文字通り、命がけで挑んでいる。エンドロールでNGシーン集が流れるのだが、ジージャー含め多くの出演者がケガをしている。主演女優にケガをさせるなんて日本では考えられない。だからこそ、この映画のアクションはリアリティーがあって頭を空っぽにして楽しめる。

そして、アクションスターへのオマージュも忘れていない。著作権の問題で映像は出せなかったようだが、ゼンがブルース・リーを真似るシーンは鳥肌が立った。カッコ可愛いなんて言葉が一時期流行ったが、この言葉は彼女のためにあるようなものだ。

本物のアクションを求めている人には是非観てほしい作品だ。

チョコレート・ファイター 感想まとめ

これまでアクション映画といえば、骨太な男たちが闘う映画が主流だった。だが今作では、か細い美少女が誰もが驚くアクションを見せてくれる。この映画で気づいたのだが、足技を用いたアクションは女性の方が映像栄えする。もちろん、ジージャーほどの身体能力があればの話だが。

設定上の細かい粗が気になる人には不向きかもしれないが、そうでない人にとっては純粋にアクションだけを楽しめる作品となっているため、ジージャーの足技を見てほしい。

余談だが、マサシ役の阿部寛も刀アクションで頑張っている。『テルマエ・ロマエ』に先駆けて、全裸のサービスショットもきちんと用意されているので、ファンの方は是非。

Amazon 映画『チョコレート・ファイター』の商品を見てみる