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映画『コラテラル・ダメージ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『コラテラル・ダメージ』の概要:ゴーディーの妻と息子が、テロ爆破事件に巻き込まれて亡くなってしまう。しかも、犯人のウルフは、コロンビアへと帰国してしまう。アメリカ議会は国益を優先させ、CIAがコロンビアで捜査することを禁じた。

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映画『コラテラル・ダメージ』の作品情報

コラテラル・ダメージ

製作年:2001年
上映時間:108分
ジャンル:アクション
監督:アンドリュー・デイヴィス
キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、イライアス・コティーズ、フランチェスカ・ネリ、クリフ・カーティス etc

映画『コラテラル・ダメージ』の登場人物(キャスト)

ゴーディー・ブルーアー(アーノルド・シュワルツェネッガー)
消防士。テロ事件に巻き込まれ、妻のアンと息子のマットを殺されてしまう。アメリカ議会が捜査しないことを決定したと知り、犯人のウルフに復讐するため、独断でコロンビアへ向かう。
ピーター・ブラント(イライアス・コティーズ)
CIAのコロンビア担当の捜査官。テロリストを捕まえるために、行き過ぎた捜査も平気で行う。
セリーナ・ペッリーニ(フランチェスカ・ネリ)
クラウディオの妻。両親を失ったマウロを引き取って育てている。マウロは耳が聞こえないため、手話で会話をしている。
クラウディオ・ペッリーニ(クリフ・カーティス)
通称ウルフ。過去7件の爆破事件にも関与しているテロリスト。学校の先生だったが、娘をアメリカの兵士に殺されたことをきっかけに、テロリストになった。
フェリックス・ラミレス(ジョン・レグイザモ)
カナダ人。陽気な性格。お金を稼ぐため、ゲリラの元でコカインを精製する仕事を行っている。
ショーン・アームストロング(ジョン・タトゥーロ)
ゲリラ相手に修理屋として仕事をしている。
フィップス(ミゲル・サンドバル)
FBI捜査官。アメリカ国内のテロリストに関する事件を担当している。

映画『コラテラル・ダメージ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『コラテラル・ダメージ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『コラテラル・ダメージ』のあらすじ【起】

消防士のゴーディーは仲間と共に消火活動を行い、人命の救助に当たっていた。倒壊の危険性がある6階にまだ老女が残っていると聞き、直ちに救出しに向かった。老女が巨大な穴の向こう側で必死に助けを求めていたため、ゴーディーは崩れ落ちそうな床を走って穴を飛び越え、老女を抱えると部下が用意した梯子を使って穴から降りた。

アンが目を覚ますと、夫のゴーディーが帰宅しており息子のマットと仲良く遊んでいた。マットが喉の痛みを訴えたため、アンは病院に連れて行くことにした。診察後、ゴーディーが迎えに来てくれる約束だったが、12時を過ぎても現れなかった。アンはマットとカフェで昼食を食べて時間を潰した。

ゴーディーは車を道路に止めると、近くにいた警官にすぐ戻ることを伝えてカフェに向かった。カフェにいたアン達に手を振りながら近づいて行くと、突然カフェの隣の“コロンビア総領事館”の前で爆発が起こった。ゴーディーはアン達が爆発に巻き込まれるのを見て、悲鳴を上げた。その時、ゴーディーは道路を走っていた車に跳ねられてしまう。

爆発に巻き込まれた負傷者は24人、死者は9人だった。内訳はCIA職員に軍関係者、郵便配達員、看護婦とその子供。ゴーディーは白い布に包まれたアンとマットの遺体を見て、涙を流した。FBIはCIAのコロンビア担当官のブラントと、南米担当のシュラブ政務次官がテロの標的に遭ったとみて、捜査を行っていた。FBIのフィップス捜査官はブラント達に事情を聞くが、許可のない者には何も話せないと断られてしまう。

爆弾は盗まれた白バイに取りつけられていた。ゴーディーは声を掛けた警官が犯人だと気づき、病院を抜け出してFBIに情報を提供しに行った。フィップスは偽警官がクラウディオという名前の男で、通称ウルフと呼ばれ、テロ活動をしていることを突き止めていた。ゴーディーは自分が待ち合わせに遅れたせいで、アン達を死なせたと後悔していた。

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映画『コラテラル・ダメージ』のあらすじ【承】

ウルフはアメリカ・テロ対策本部宛てに、犯行声明を吹き込んだテープを送りつけた。そのテープには、アメリカがコロンビアへの侵害を続ける限り、戦いを継続することが録音されていた。しかも、南米連帯委員会のオーティスはコロンビア解放軍の理解者で、アン親子の死は目的のために仕方のない犠牲だとニュースで伝えた。

ゴーディーはオーティスの言葉に腹を立て、事務所を襲撃した。FBIに取り押さえられ、フィップスの元まで連れて行かれることになった。そこで、ウルフがコロンビアに戻ってしまったことを教えられる。

上院議員は独断でゲリラ退治の計画を領事館に持ち込んだことが爆破事件の発端だと、ブラントを非難した。コロンビア政府はゲリラと和平交渉するつもりのため、ブラントに対しコロンビアから手を引くよう伝えた。ブラントはテロリストが平和的に解決をするはずがないと、声を荒げた。だが、上院議員の意見は既に決定事項のため、ブラントの意見が通ることはなかった。

ゴーディーはブラントに電話を掛け、捜査状況を尋ねた。ブラントは正直に、アメリカ議会は国益を優先させ、捜査ができなくなったことを伝えた。ゴーディーの同僚のジャックはゴーディーを助けるため、コロンビアで軍の顧問をしていたエドを連れて家を訪ねた。ゴーディーは1人でコロンビアについて詳しく勉強していた。エドは更なる情報として、ジャングルはゲリラの警戒が薄いことと、地元のバスに乗った方が安全であることを教えた。

ゴーディーが地元のバスに乗っていると、突然停止した。地元の男達が検問を敷き、ゲリラを見つけようとしているのだ。男達が銃を撃ってきたため、ゴーディーはリュックを捨てて川に飛び込み、その場を逃げ出した。独断で捜査に来ていたブラントは、リュックの中に入っていたパスポートから、ゴーディーがやって来たことを知る。ブラントはゴーディーをゲリラに殺させ、和平交渉ができないことを示そうと画策する。

映画『コラテラル・ダメージ』のあらすじ【転】

ゴーディーはモンポス港に辿り着いた。そこからゲリラ地帯には川を上って行くのだ。ゴーディーは通行証を手に入れるため、町を練り歩いて情報を得ようとした。その時、マットと同じ年頃のマウロと、母のセリーナに出会う。ゴーディーがセリーナ達に話しかけていると、突然警官が現れ、ゴーディーは不法入国の罪で捕まってしまう。

ゴーディーの隣の檻に収監されたのは、ゲリラの重機の修理と販売をしている男(ショーン)だった。ゴーディーは通行証を売って欲しいと頼むが、ショーンは警察にばれたら殺されるので嫌だと断った。その夜、仲間を助けるため、ゲリラが拘置所を襲撃した。だが、ショーンは見捨てられてしまう。建物に火の手が上がっていたため、ゴーディーは助ける代わりに通行書を寄越せとショーンを脅した。

ゴーディーはショーンと共に拘置所を脱出した。ショーンがゲリラの仕事の引退を決意したため、ゴーディーはお金を渡し、知っている情報を教えてもらった。次の日、ゴーディーはショーンに教えてもらった方法でボートに乗り、ゲリラ地域の境界へと向かった。途中のジャングルでは、ゲリラに殺された人達の遺体が数体転がっていた。

ゴーディーはショーンの代わりの修理屋として、ゲリラ地帯の首都サンパブロに足を踏み入れた。案内役のフェリックスに連れられて行った場所は、コカインを精製している建物だった。ゴーディーは発電機を直す振りをしながら、周りの様子を確認した。その頃、ウルフはゴーディーが現れたことを知り、部下に捜索を命じた。

ゴーディーは自分を探しているゲリラ達の声を聞きつけ、用意していた手作りの火炎瓶を投げて、建物に火を点けた。フェリックスは自分の潔白を必死に話すが、ゲリラに射殺されてしまう。ゴーディーはゲリラの車の下に隠れてその様子を見ており、フェリックスの死を悼んだ。

ゴーディーはゲリラの車の下にしがみ続け、アジトへと辿り着いた。そして、ウルフの部屋の近くに爆薬を設置した。ゴーディーが建物から離れようとしたとき、歩いてくるセリーナとマウロの姿が見えた。セリーナ達の姿がアン達の姿と重なり、見捨てることはできなかった。ゴーディーは“来るな”と叫び、爆風からセリーナ達を庇った。だが、大きな声を出したせいでウルフに気づかれてしまい、暗殺が失敗に終わる。ウルフがゴーディーを射殺しようとするのを、セリーナが止めた。

映画『コラテラル・ダメージ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ゴーディーはウルフに捕まってしまう。セリーナはゴーディーを手当しながら、自分がウルフの妻であることを教えた。ウルフはゴーディーを殺したかったが、セリーナが嫌がったのでできなかった。セリーナはマウロを助けたゴーディーに恩義を感じていた。その頃、ブラント達は衛星写真から、ウルフが爆発の後、何処に逃げたか突き止めていた。

セリーナはゴーディーにウルフの過去を語った。ウルフはかつて、学校の先生として働いていた。だが、アメリカ人の兵士が投げた手榴弾が娘に当たり、ウルフの腕の中で娘が亡くなってしまう事件が起きた。マウロは両親を失い、セリーナ達が引き取ることにした。それからウルフはゲリラに入ったのだ。

セリーナはウルフがワシントンを襲撃する計画を立てていることを知る。ゴーディーにその情報を教え、自分達を助けて欲しいと頼んだ。ゴーディーがセリーナ達と逃げようとしているとき、ブラント達が乗ったヘリコプターがゲリラの基地を襲撃した。ゴーディーはアメリカの兵士に殺されそうになるが、ブラントに助けられる。ゴーディーは自分をダシに使い襲撃したことを怒るが、ウルフがワシントンに行ったことを教えた。

ゴーディーはセリーナとマウロと共にワシントンに戻った。セリーナはフィップスと共に建物の写真を見て、ウルフが狙っている建物を捜索した。その結果、ユニオン駅だと判明する。セリーナは気分が悪くなり、化粧室に向かった。その時、ゴーディーは犯行声明に使われた写真を見て、セリーナが同じ手話の動きをしていたことを思い出す。セリーナを追いかけるが、傍についていた女性FBI捜査官を殺害していなくなっていた。ゴーディーはマウロの人形に爆弾が仕掛けられていることに気づき、急いで天井の窓を破って投げ飛ばした。

ブラントはエレベーターに乗っていたセリーナを射殺しようとするが、反対に頭を撃ち抜かれて殺されてしまう。ゴーディーも地下に逃げたセレーナを追いかけるが、ウルフと共にバイクで逃げられてしまう。ゴーディーはゲートを閉めて外に出られないようにした。そして、斧でパイプを切り、天然ガスを噴出させた。そんなことを知らないセレーナはゴーディーに向けて銃を撃ってしまい、ガスに火が引火して爆発を引き起こした。

セレーナとウルフは死んでいなかった。ゴーディーは襲われるが、反撃して殺害した。ゴーディーは地上へと戻ると、マウロを抱きしめて一緒に車に乗り込んだ。

映画『コラテラル・ダメージ』の感想・評価・レビュー

アーノルド・シュワルツネッガー主演のアクション映画。妻と息子をテロにより失った男の復讐劇を描いた作品。

アメリカでは9・11直後で公開であったため公開が延期され、内容が一部変更されるほどアメリカとテロ組織の関係が緻密に表現されている。シュワルツネッガーの他作品に比べるとやや暗い作風になっているが白熱のアクションシーンは健在。
妻子を失いながらも決意を胸に復讐を果たす男の姿が描かれている。(男性 20代)


我らのシュワちゃんが大暴れする大ヒットアクション映画。
今回の役は消防士のゴーディ。テロの犠牲で妻と子どもを失うという心が痛くなる役どころだ。
そして、憎きテロリスト・ウルフから次の犯行声明の動画が国防総省に送られてきたことを知り、ゴーディの復讐劇が始まる。
CIAエージェントの裏切りなど困難を振り払いながら、ウルフを追うゴーディ。しかし、妻と子を殺害したのは、ずっと行動を共にしてきたセリーナだったとわかる。
怒ったシュワちゃんは最強!と言わんばかりに銃撃戦あり、爆破ありで、観ていてスカッとなれる映画である。(男性 40代)


家族を殺されたからそんな数百人も殺すのか、というシュワルツェネッガー主演の映画です。この映画で「仕方のない犠牲」という英単語を覚えました。
シュワルツェネッガー無双の映画ですが、黒幕が意外な人物であったことが良かったです。あの掌と手の甲を打ち合わせるジェスチャーがサインなのも面白いです。単なるアクションで終わらずに少し捻りが効いていたのが、他のシュワルツェネッガー映画とは一線を画しています。(女性 30代)


ただのアクション映画ではなく、復讐や愛、執念などたくさんの要素が詰め込まれた大満足の作品でした。アーノルド・シュワルツェネッガーは、演技よりもアクションで活躍するイメージがありましたが、今作を見ると妻子を失った復讐のために、1人で犯人を突き止めようとする姿が父親・夫としての愛や執念を強く感じられて、熱い演技を見ることができました。
犯人側にも複雑な過去があり、同情してしまいたくなる気持ちもありましたが、容赦なく殺していったゴーディーにスカッとしました。(女性 30代)

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