映画『カラフル(2010)』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『カラフル(2010)』のネタバレあらすじ結末

カラフル(2010)の概要:森絵都の代表作、「カラフル」が劇場版アニメーション化。思春期の少年の揺れ動く感情と、「生きる」という深いテーマを丁寧に繊細に描き出した感動作。

カラフルの作品概要

カラフル

公開日:2010年
上映時間:127分
ジャンル:ヒューマンドラマ、アニメ
監督:原恵一
キャスト:冨澤風斗、宮崎あおい、南明奈、まいける etc

カラフルの登場人物(キャスト)

「ぼく」(富澤風斗)
生前、大罪を犯したと言うことで輪廻の輪から外された少年。とあることから小林真の身体入ることになる。
桑原ひろか(南明奈)
かつて小林真が想いを寄せていた少女。隠れて援助交際をしている。
プラプラ(まいける)
突如「ぼく」の前に現れた謎の存在。自らを天からの使いと称する。

カラフルのネタバレあらすじ

映画『カラフル(2010)』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

カラフルのあらすじ【起】

「ぼく」は、その日短い人生を終えました。人は誰しも、死んだ後の次の新たな人生、来世について考えた事があるでしょう。この命を終えた時、自分は新しい人間として生まれ変わると信じているのです。しかし、実はそれは約束されているものではありませんでした。

確かに、基本的に死後の世界では順番に生まれ変わりの輪廻に組み込まれ、いずれ新たな存在として生を受けます。しかし、それは善良な市民のみ。死ぬ前に何か大きな罪を犯したものは、その生まれ変わりの輪廻に入る事が許されないのです。生まれ変わる事ができない魂は、永遠にそのままぷかぷかとあてもなく浮かんでいるだけです。

そして、今回生涯を終えた「ぼく」もその一人でした。次々と周りが輪廻に組み込まれていく様子を、ただただ見ているのでした。しかし、「ぼく」は生前の記憶が欠落している為、自分がどんな大きな罪を犯し、自分が何故命を落とし、こうして魂だけの状態でいるかが分かりません。

カラフルのあらすじ【承】

そんな「ぼく」の前に、ある日謎の存在が姿を表しました。その不思議な生物は自らを「プラプラ」と名乗りました。なんと、プラプラは自分は天からの遣いだと言うのです。そしてプラプラは「ぼく」に対して、驚きの提案をしてきました。それは、「ぼく」に輪廻転成をする権利を与えると言う事でした。

しかし、当然そう簡単に生き返る事ができるわけはありません。「ぼく」が新しい存在としての生活を始める為には、その権利を獲得するため、とあるテストに合格する必要がありました。そのテスト内容は、「ぼく」が小林真という人物の身体に入り彼の人生を代わりに生きる事。実は、この小林真という少年はつい先日自殺をしてこの世を去っているのです。「ぼく」が小林真として自分が犯した罪を思い出し、その重大さに気づく事ができれば合格、「ぼく」は輪廻転成の権利を得る事ができます。

ただただ魂として存在し続ける現状を打破するため、「ぼく」はその提案を二つ返事で受けました。

カラフルのあらすじ【転】

そして、次に目覚めた「ぼく」は、小林真の中に入っていました。小林真は一見平凡な、どこにでもいる冴えない男子学生です。しかし、学校へと向かった「ぼく」は、小林真が何故自殺という手段を選ぶに至ったかを理解します。小林真は、とにかく孤独な少年でした。基本的に冴えない上に暗い小林真は、学校でイジメの標的にされていました。

そして、そんな彼を助けてくれる人は誰もいなかったのです。そんな小林真にも、心の拠り所にしている人物が二人いました。それは、自身の母親と、密かに心を寄せている同級生の桑原ひろかという女子学生です。しかし、ある日小林真は、自分の母親が隠れて不倫をしている事、そして桑原ひろかが援助交際をしている事実を知ってしまいます。

信じていた二人の裏の姿に、小林真は裏切られた気持ちを覚え完全にこの世に絶望してしまったのです。そうして、小林真は次の人生はより良いものを、と自ら一人命を絶ったのでした。

カラフルのあらすじ【結】

「ぼく」は、一度はそんな小林真の中に入ったことを後悔します。それほどまでに、小林真という少年の人生は孤独だったのです。しかし、ある日「ぼく」と小林真は違う、それにどうせ本物の小林真は既に死んでいると「ぼく」は思い直します。それならば、自分のやりたいようにやってしまえと「ぼく」の行動はどんどん大胆になっていきます。

そんな急激に変わった小林真の様相に周囲は驚きますが、周りはそんな小林真に少しずつ影響を受けていきます。そして、小林真には新しい交流もありました。早乙女や唱子、そして自分の両親などです。しかし、テストの期限が目前に迫ってきていました。そして、とうとう「ぼく」は生前の記憶を取り戻します。

実は「ぼく」こそが、自殺という大罪を犯した小林真だったのです。新たな人々との出会いを通して、自分の周りにはこんなにも素晴らしい人々がいて、生きるとはなんと素晴らしい事かと気がついた小林真。彼は無事にテストをクリアし、改めて小林真として生きる権利を得るのでした。

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