映画『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」のネタバレあらすじ結末

名探偵コナン ベイカー街の亡霊の概要:今回の舞台は、なんと全ミステリーファンが憧れる、『シャーロック・ホームズ』の世界。数多くある『名探偵コナン』シリーズ作品の中でも、最高傑作と名高い一本。

名探偵コナン ベイカー街の亡霊の作品情報

名探偵コナン ベイカー街の亡霊

製作年:2002年
上映時間:107分
ジャンル:アニメ、サスペンス、アドベンチャー
監督:こだま兼嗣
キャスト:高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平 etc

名探偵コナン ベイカー街の亡霊の登場人物(キャスト)

江戸川コナン(高山みなみ)
黒の組織に謎の薬を飲まされた結果、工藤新一の身体が小さくなってしまった姿。頭脳はそのままで、数多くの事件を解決してきた。
毛利蘭(山崎和佳奈)
工藤新一の幼馴染。彼が姿を消した後も、変わらず想いを寄せ続けている。今回のコクーン事件に巻き込まれる。
灰原哀(林原めぐみ)
少年探偵団の一員。本当は黒の組織に所属していた科学者で、組織から抜けるためにコナンと同じ薬を服用した。
吉田歩美(岩居由希子)
少年探偵団の一員。コナンに密かに想いを寄せている。コクーン事件に巻き込まれ、ゲームに閉じ込められてしまう。
円谷光彦(大谷育江)
少年探偵団の一員。コナンほどではないが、高い知能を持つ。コクーン事件に巻き込まれる。
小嶋元太(高木渉)
少年探偵団の一員。身体は大きいが気は優しく仲間思い。ゲームに取り残されてしまう。
ヒロキ・サワダ(折笠愛)
10歳にして大学院に通う天才少年。ノアズ・アークという人工知能を完成させた後、なぜか自ら命を絶つ。
トマス・シンドラー(津嘉山正種)
大会社、シンドラー・カンパニーの社長。両親を失ったヒロキを預かり、自らの保護下においていた。その正体は……?
樫村忠彬(平田広明)
コクーンの制作発表会において殺害された人物。実はヒロキの実父で、とある事実を知ったがために殺害されてしまった。

名探偵コナン ベイカー街の亡霊のネタバレあらすじ

映画『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

名探偵コナン ベイカー街の亡霊のあらすじ【起】

アメリカのマサチューセッツで暮らすヒロキ・サワダは、齢10歳ながら既に大学院に通う、紛れも無い天才だった。ヒロキは幼い頃に両親を亡くし、現在はシンドラー・カンパニーという会社の社長、トマス・シンドラーの保護下にいた。その頃、ヒロキは『ノアズ・アーク』という人工知能の開発を行っていた。そして、ようやくそれを完成させた頃、ヒロキはプログラムを一般回線に乗せると、自ら命を絶つのだった。

それから暫くして、シンドラー・カンパニーが体験型ゲーム、『コクーン』を発売することとなった。そして、その新作ゲーム発表会に、コナンや少年探偵団のメンバーが招待されることとなったのだった。しかし、その頃事件が起きていた。会場の地下で、ゲーム開発者の樫村が何者かに殺害されたのだ。死の直前、彼が向かっていたパソコンには、J、T、Rのダイイングメッセージが残されていた。そして、コクーンが動き出す。しかし、ここで衝撃の事実が明らかになる。なんと、『ノアズ・アーク』によってゲームが支配されてしまったのだ。

名探偵コナン ベイカー街の亡霊のあらすじ【承】

ノアズ・アークは、子供達が1人もゲームをクリアできなければ、彼らの命を奪うという。無理矢理装置を外そうとするものの、特殊なプロテクションがかかっておりそれは叶わない。ゲームはいくつかあり、コナンは仲間と共に、ロンドンを舞台とした謎解きゲーム、『オールド・タイム・ロンドン』に挑戦することにする。

一方、会場にいた高名な推理作家である工藤新一の父親、工藤優作は、警察と共に樫村殺害事件の解明に急ぐ。オールド・タイム・ロンドンのクリア条件は、実在したジャック・ザ・リッパーという殺人鬼を捕まえること。ゲームクリアには助っ人キャラが用意されており、このゲームにおける助っ人は誰もが知る名探偵、シャーロック・ホームズだった。

しかし、生憎シャーロック・ホームズは留守で、彼の協力を仰ぐことはできなかったものの、そこにはホームズが大量の資料を残していた。そして、その資料から、彼らはホームズの宿敵、モリアーティこそがジャック・ザ・リッパーであることを突き止めたのだった。

名探偵コナン ベイカー街の亡霊のあらすじ【転】

一方、コナン達と行動を共にしていた諸星が、とあることに気がついた。彼が指し示す方向を見ると、そこにはかの有名なビッグ・ベンが聳え立っている。しかし、その時計は本来の向きとは逆、つまり反時計回りに針を動かしているのである。それを見たコナンは、その針が残っているゲーム参加者数を表していると考える。あの針が0になった時、彼らは永遠に現実世界に戻ることは叶わなくなるのだ。

コナン達はモリアーティに接触しようと、彼の部下、モラン大佐と接触する。しかし、その途中、コナンは大事な仲間を失ってしまうのだった。そして、モリアーティはアイリーン・アドラーという、ホームズが唯一愛した女性の殺害を企てる。その思惑を知ったコナン達は、その計画を止めようとするが、その途中、他の仲間達までも失ってしまうのだった。彼らを生き返らせるためには、なんとしてでもゲームをクリアするしかない。ジャック・ザ・リッパーと思しき人物の姿を見たコナンは、彼を追い急いで列車へと飛び乗った。

名探偵コナン ベイカー街の亡霊のあらすじ【結】

一方、現実世界では工藤優作が樫村殺しの謎を解き明かしていた。犯人は、シンドラー・カンパニーの社長、トマス・シンドラーだった。彼は実はジャック・ザ・リッパーの子孫であり、そのことをヒロキに知られてしまったのだ。そのためにシンドラーはヒロキを自殺へと追いやったのだが、ヒロキの実父である樫村にそのことを知られてしまう。自らの出生を隠すため、シンドラーは樫村をも手にかけたのだった。

一方、コナンはジャックを追い詰めていた。しかし、蘭が人質に取られてしまう。蘭を守るため身動きが取れないコナン。そんなコナンの姿を見た蘭は、自ら列車から身を投げ、コナンを助けたのである。その際ジャックも谷底へと落ちていくが、なんとコナンが乗っている列車が暴走してしまったのである。

列車内に取り残されたコナンと諸星。しかし、そんな時、サポートキャラであるシャーロック・ホームズが現れた。そして、彼の助言の元、彼らは無事生還を果たすのだった。そして、コナンは諸星こそがノアズ・アークの知能を備えたヒロキであることを言い当てる。今までその頭脳が故、誰かと遊ぶことを許されなかったヒロキは、諸星の身体を借りて初めて、誰かと遊ぶことができたのだった。そして、コナンがゲームをクリアしたことによって、参加者は全員、現実世界へと生還を果たすのだった。

関連作品

次作 名探偵コナン 迷宮の十字路
前作 名探偵コナン 天国へのカウントダウン

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    ①ホームズのヒント

    「血まみれになっていない」というヒントを貰い、さらに諸星の赤いジャケットから赤ワインで衝撃を和らげることを思いついたコナン。血まみれというワードだけで赤ワインに結びつけるのは少々難易度が高い気もしますが、列車に飛び乗る瞬間で貨物車に赤ワインがあることをばっちり確認していますのでそれを思い出したのだと思います。

    ②ホームズの言葉

    新一の好きなセリフ「君を確実に破滅させることができれば…」は、短編集『シャーロック・ホームズの思い出』の中の「最後の事件」に登場し、ライヘンバッハの滝でのホームズとモリアーティ教授の最期も収録されています。ゲームに登場したホームズが言った「人生という無色の糸の束には…」は、『緋色の研究』に実際に登場します。

    ③ヒロキとコナン

    コナンがゲームクリアし現実世界へ帰る際、ヒロキは「さようなら、工藤新一」と呟きます。なぜ正体を見破ったのか具体的には明かされていませんが、ノアズ・アークは脳を支配する人工知能なので記憶や情報を読み取った可能性があります。優作とコナンは離れていても通じ合っている、ということを知っていたのも心が読める証拠かもしれません。

    逆になぜコナンは諸星をヒロキくんだと分かったのでしょうか。諸星が偽者なのは作中の描写で明らかになりましたが、ノアズ・アーク=沢田ヒロキという情報はゲーム内に満足に伝わっていません。とはいえ序盤でノアズ・アークは「ヒロキくんの命を弄ぶ権利が…」と一度だけヒロキの名前を出します。彼がニュースで紹介されるほど有名な天才少年な上に自殺したとなれば、日本でも報道されたことでしょう。発言とその情報があればヒロキのことを推理するのは十分だったのです。

  2. 匿名 より:

    劇場版としては初めて、最初から犯人が判明しているストーリーになりました。そのため謎解きの要素は薄いですが、めったに登場しない優作が事件を解明する姿が印象的です。犯人の動機は相変わらず理解しがたいものでしたが…。

    そして今回はコナン同様、ホームズ好きにはたまらない描写がたくさんあります。モリアーティ教授やアイリーン・アドラーが登場するだけでなくホームズが住んでいたベイカーストリートの221Bが再現され、さらに原作からセリフが引用されています。特にジェットコースターのシーンは原作の第1話、映画第4作「瞳の中の暗殺者」にも登場したので、ようやく新一の好きなセリフが明かされたということになります。

    ゲームの世界とはいえ19世紀末のロンドン、それも実際に存在した連続殺人鬼ジャック・ザ・リッパーを相手取るのはやはり今までと比べ異色な作品であると感じました。これまでと違い、初めて野沢尚が脚本を担当したことが原因の一つではないかと思います。こだま兼嗣監督によればマンネリ化を防ぐためで、その戦略が見事成功し現在でも安定した人気を誇る作品となりました。次作からはまた古内一成が脚本を担当しています。