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映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』の概要:子供から大人まで、幅広い世代に支持を受ける『名探偵コナン』劇場版シリーズの第8作目。作中でも人気の高い、怪盗キッドが登場!キッドとコナンの因縁の対決の行方は。

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映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』の作品情報

名探偵コナン 銀翼の奇術師

製作年:2004年
上映時間:108分
ジャンル:アニメ、サスペンス
監督:山本泰一郎
キャスト:高山みなみ、神谷明、山崎和佳奈、松井菜桜子 etc

映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』の登場人物(キャスト)

江戸川コナン(高山みなみ)
本当の姿は、高校生探偵工藤新一。黒の組織に飲まされた薬によって、体が小学生へと戻ってしまった。頭脳はそのままで、あらゆる事件を解決する。
毛利蘭(山崎和佳奈)
工藤新一の幼馴染で、空手の達人。ある日を境に突然姿を消した新一のことを常に気にかけ、そして、恋心を寄せている。
毛利小五郎(神谷明)
蘭の父親。毛利探偵事務所を営む元刑事。コナンの暗躍もあり、世間では名探偵として認知されている。
怪盗キッド(山口勝平)
世間を賑わせる、大人気の怪盗。怪盗としての美学を持っている。コナンとはライバル関係にある。
牧樹里(戸田恵子)
小五郎に依頼を持ち込んできた女性。舞台女優で、宝石、スターサファイヤをキッドに狙われる。
妃英理(高島雅羅)
小五郎の元夫で、現在は別居中。超敏腕弁護士。かなり勝気で、コナンも恐れる存在。
酒井なつき(氷上恭子)
樹里のヘアメイクを担当している女性。自分勝手な樹里に、いつも振り回されている。

映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』のあらすじ【起】

今や眠りの小五郎として有名になった、探偵事務所を営む毛利小五郎の元に、ある日とある依頼が持ちこまれる。その依頼主は、舞台女優の牧樹里。なんと、彼女の元に今若者の間で大人気の怪盗、怪盗キッドから予告状が届いたというのだ。

その予告状には、「Romeo Juliet Victor Bravo! 26の文字が飛び交う中 “運命の宝石”をいただきに参上する」と記されていた。運命の宝石とは、彼女が出演する舞台で使用されるスターサファイヤのことだった。彼女の依頼とは、その宝石をキッドの手から守って欲しい、というものだったのである。

キッドが舞台中に現れると推理した小五郎と、そして、キッドとは長年ライバル関係にあるコナンは、樹里の舞台を見に向かう。しかし、そこになんと工藤新一が現れたのだ。コナンこそが本物の工藤新一であるため、彼こそがキッドに間違いない。しかし、コナンがそのことを指摘しても、コナンが新一であることを知らない周囲の人間は、見事にキッドの変装に騙されてしまうのだった。

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映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』のあらすじ【承】

しかし、その中でも唯一蘭だけが、キッドが扮した新一に違和感を覚えていた。結局周囲が新一のことを疑わないまま、舞台は始まってしまう。そして、やはり舞台中キッドが行動を起こした。絶えずキッドの動向を見張っていたコナンがなんとか彼を追いかけ、最終的に宝石は盗まれずにすんだのだった。

この結果に樹里は大喜び。彼女は、北海道にある自らの別荘に、コナン達を誘うのだった。北海道へと向かう飛行機の中、コナンはあることに気がついた。キッドの予告状に記されていたメッセージは、なんと彼らが今乗っているこの飛行機を指していたのだ。つまり、キッドは元々上演中に指輪を盗むのではなく、この飛行機内での盗みを計画していたのだ。

そのことに気がついたコナンは、樹里の指輪に嵌められているその指輪を絶えず見張るのだった。樹里は知り合いだという機長に挨拶に向かう。そして、席に戻った樹里は、チョコレートを一粒口に運ぶ。すると、樹里は突如として苦しみだし、そのまま息絶えてしまったのだった。

映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』のあらすじ【転】

彼女は機内で様々な行動を取っていたため、必ずしもチョコレートに毒が混入していたとはいえない状況だった。そして、ヘアメイクの酒井なつき曰く、樹里は撮影スタッフの誰からも、殺されてもおかしくない恨みを買っていたという。

コナンは彼女の行動を思い出し推理をし、事件を解決した。麻酔銃で誤って蘭の母親である妃英理を眠らせてしまったコナンは、仕方なくそのまま推理を続ける。樹里殺しの犯人はなつきだった。彼女はファンデーションに毒を混ぜ込み、チョコレートを食べた際にそれを一緒に口に含んでしまったことによって、樹里は命を落としたのである。

なつきの動機は、なつきがかつてハリウッドにメイクアップアーティストとして進出しようとした時に、樹里にそれを阻まれたことだった。なつきは犯行を認め、事件は無事解決したかのように思われた。しかし、ここで予定外のことが起きる。なんと、機長に挨拶したとき、樹里はファンデーションの付いた自分の手を、パイロット達にキスさせていたのだ。

映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』の結末・ラスト(ネタバレ)

そして、最悪なことに、その際パイロットの口に毒入りのファンデーションが入り込んでしまった。操縦ができなくなった機長達の代わりにコックピットに座ったのは俳優、新庄だった。そして、新庄こそが怪盗キッドの変装した姿だったのである。

キッドがこれまで指輪を盗まなかったのは、宝石が偽物と見破ったためだった。話題作りのために、樹里は指輪を本物と嘯いていたのである。そして、キッドとコナンは一時協力して、飛行機を不時着させることにする。しかし、外は真っ暗。不時着をするにも着地点が全く見えないのである。そこでキッドは、自ら警察の前に姿を現し、パトカーの光を誘導灯代わりに飛行機を導いたのだ。

キッドに変わって操縦桿を握ることとなったのは、視力の良い蘭だった。あまりの大役に気弱になる蘭。しかし、そんな蘭をコナンと、そして、親友である園子が励ます。そして、なんとか彼女は、無事に飛行機を不時着させたのだった。気絶してしまった蘭に、コナンは優しく声をかけるのだった。

映画『名探偵コナン 銀翼の奇術師』の感想・評価・レビュー

失敗すれば大惨事になる事態、自分の命だけではなく、乗っている人全員や着陸場所にいる人たちまでの命を預かるプレッシャー、優しい蘭には辛い操縦だったことと思います。普段は「お嬢様」のイメージが強いですが、親友園子の励ましが良かったです。
手塚治虫氏が「作中でキャラクター分けができていれば良い」と言っていたそうですが、新一とキッド、蘭と青子の顔を書き分けていない(同じ)ためにキッドがコナンでも活躍することになったのは、良かったというべきでしょうか…。(女性 40代)


コナンファンなら楽しめる、飛行機パニック映画。怪盗キッドも登場する今作。特にコナン好きでない人が観てもあまり面白くないかもしれません。なんと言っても女子高生が飛行機を操縦すると言うありえない展開。いくらアニメだとはいえ笑ってしまうほど何でもありのストーリー。しかし、ファンからするとこの飛行機の操縦シーンこそが神回なのだそう。私にはよくわかりませんでした。
飛行機の仕様の絵がレトロで、個人的には興奮するポイントでした。(女性 30代)

関連作品

次作 名探偵コナン 水平線上の陰謀
前作 名探偵コナン 迷宮の十字路

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    スケボーでどんなところも走り抜けたり、車でビル間を飛び越えたり、バイクでロープ一本を渡ったり電車を間一髪で避けたり…など今まで無茶苦茶な状況を乗り越えてきたコナン一行ですが、ついに飛行機を操縦してしまいました。スケールが大きく迫力があって良かったのですが、作品の主な方向性が「飛行機を安定させ、どこかに緊急着陸させる」だったのが残念です。サスペンス、ミステリー要素が弱すぎてあまり印象にありません。犯人の動機も理解できるようなできないような、今までの狂気じみた理由と比べると中途半端でうまく感情移入できませんでした。ここがこだま兼嗣監督と、今作からの山本泰一郎監督の違いかもしれません。

    映画では2回目の登場となる怪盗キッドとの対決も何だかうやむやになったというか、それどころじゃない雰囲気になってしまってもったいなかったです。キッドが真っ先に脱出したと見せかけて、パトカーの光で滑走路を作る演出は粋でしたが…これも少々無理があるように感じます。最初に新一の姿で皆の前に現れる作戦は見事でした。確実にキッドだと分かっているのに手が出せないコナンの行動が面白かったです。

  2. 匿名 より:

    ①新一とキッドの顔、正体

    新一に変装したキッドの顔を中森警部が引っ張ってもマスクが取れることはなく本物だと判断されました。つまり新一とキッドの顔はほぼ瓜二つなので、変装がいらないことが分かります。ちなみにキッドの本当の顔は今後の「天空の難破船」にも出てきますが、青山剛昌の別作品「まじっく快斗」で確認できます。本名はもちろん、周りの環境や怪盗キッドに至るまでの経緯も描かれているので気になる方は読んでみてください。

    ついでにキッドが蘭のスリーサイズを異様に知りたがったのは、単に好みのタイプであり「まじっく快斗」に出てくる幼馴染の女の子、中森青子とそっくりだからです。

    ②割られたスペードの2=奇数

    キッドの予告状に書かれた真っ二つ寸前に割れたトランプ。それが奇数を現していると推理したコナンですが、いまいち伝わりにくいものでした。2で割り切れない=奇数としたかったようですが、あの暗号では2で割り切れる=偶数、の方がしっくり来るような気がします。

    ③テロップ

    コナンシリーズでは珍しく、最後に「この作品はフィクションです」というテロップが出ました。当たり前だろうという印象を受けなくもないですが、今作は飛行機内でかなり異例な出来事が多く見られました。乗客を簡単にコックピットに入れたり、エンジンが1つ落ちても飛行が可能な状態など、必ずしも現実と一致しないことを強調したかったのかもしれません。過去にも大規模な爆破事件が起こるストーリーは多々ありましたが、被害総額の方がどれくらいになるのかつい気になってしまいます。

  3. 1412 より:

    今まで見てきた中で一番面白かったと思います。絶対見たほうがいいです。

  4. 図書館殺人事件の津川館長 より:

    コナンの映画の中でもだいぶ面白かった方だと思います

  5. 図書館殺人事件の津川館長 より:

    山本監督もよかったです
    悪くなかったと思います。

  6. コナン より:

    とても面白かったです