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映画『名探偵コナン 絶海の探偵』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『名探偵コナン 絶海の探偵』の概要:数多く発表されている、劇場版『名探偵コナン』の第17弾にあたる作品。今回の舞台は、とある機密文書が隠された戦艦!国家の危機を、コナンは未然に防ぐことができるのか。

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映画『名探偵コナン 絶海の探偵』の作品情報

名探偵コナン 絶海の探偵

製作年:2013年
上映時間:110分
ジャンル:アニメ、サスペンス
監督:静野孔文
キャスト:高山みなみ、小山力也、山崎和佳奈、山口勝平 etc

映画『名探偵コナン 絶海の探偵』の登場人物(キャスト)

江戸川コナン(高山みなみ)
本当の姿は、高校生探偵工藤新一。黒の組織に飲まされた薬によって、頭脳はそのままに身体が小学生へと戻ってしまった。
毛利蘭(山崎和佳奈)
新一の幼馴染で、彼に変わらぬ愛を注ぎ続ける女子高校生。空手の有段者。
毛利小五郎(神谷明)
毛利探偵事務所を営む蘭の父親。どうしようもないダメ父親ではあるものの、蘭のことは心から愛している。
藤井七海(柴咲コウ)
イージス艦でコナン達が出会った海上自衛官。彼女に不信感を抱いたコナンが、身元調査に乗り出す。
笹浦洋介(水内清光)
遺体で発見された男性。実は、とある人物と繋がっており…?
X(黒田崇矢)
イージス艦に侵入したとされるスパイ。イージス艦の機密文書を狙っている。
雨宮勇気(三田ゆう子)
イージス艦に父親と共に乗船していた少年。しかし、どこか行動が不審で……?

映画『名探偵コナン 絶海の探偵』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『名探偵コナン 絶海の探偵』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『名探偵コナン 絶海の探偵』のあらすじ【起】

ある日、京都にある港で、爆弾を搭載した謎の船が、海上保安官である倉田正明によって発見される。そして、その日はちょうど、最新の武器システムを搭載した、『ほたか』という海上自衛隊のイージス艦の公開演習の日でもあった。

また、一般人に対する初めての乗船会も開かれており、見事毛利蘭がそのチケットを当てたのである。そして、蘭はその乗船会に、自分の父親である毛利小五郎、親友の鈴木園子、そして、コナンと少年探偵団の面々を誘うのだった。

迫力のあるそのイージス艦に、子供達は大はしゃぎ。そして、コナン達が海上自衛隊の演習を見学していた時だった。突如として不審船がイージス艦に近づいてきたのだった。ほたかは危険を知らせる信号弾を打ち上げるものの、それでも不審船は接近をやめない。なんとか衝突を免れたものの、イージス艦には緊張感が走るのだった。そして、その不審船は、たまたま流されていた廃船であることが判明するのだった。

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映画『名探偵コナン 絶海の探偵』のあらすじ【承】

そして、なんとか危機を乗り切ったイージス艦では、再び見学が行われることとなった。しかし、その最中出会った、現在の自分と同じ年頃であろう少年、雨宮勇気の不審な行動に、コナンは違和感を覚えるのだった。また、コナン達は海上自衛官である藤井七海と遭遇する。そして、やはり彼女また、どこか不審な動きを見せていた。コナン以外の人間は全く気にしていなかったものの、どうしても引っかかったコナンは、その違和感を明らかにするべく、七海の正体を探ることにした。

コナンが頼ったのは、現在国際科学フォーラムに出席している阿笠博士と灰原哀だった。彼らはコナンの正体を知っている数少ない人間のうち一人で、藤井七海についての調査を彼らに依頼するのだった。しかし、その頃恐ろしい事件がイージス艦の中で起こる。なんと、艦のスクリューの中から、何者かの腕が発見されたのだ。そして、その場に居合わせた、世間一般的には名探偵と称されている毛利小五郎に、調査が依頼されるのだった。

映画『名探偵コナン 絶海の探偵』のあらすじ【転】

コナンも早速、事件の調査に乗り出した。しかし、船上ではできることは限られている。そこで、コナンは旧知の仲である高校生探偵、服部平次にこっそりと捜査の協力を依頼するのだった。そして、殺害された人物が笹浦洋介という自衛官であることを突き止めた。

事件解決のため、目暮警部らがイージス艦に派遣されてくるものの、海上自衛隊は何かを隠しているような素振りを見せるのだった。その頃、コナンはとうとう藤井の正体を突き止めることに成功する。なんと、彼女は情報保全局に努める調査員で、他国のスパイであるXを追い海上自衛隊に潜入していたのである。

Xは、イージス艦に関する機密情報を盗み出そうとしていたのだ。その機密情報は国家の防衛ラインに関するもので、その情報が漏れるということは、国家の一大事を意味していた。そして、なんと笹浦は、その情報をどこかへと横流ししていたのである。そして、笹浦こそがスパイXをこの船に引き込んだのではないか、とコナン達は考える。

映画『名探偵コナン 絶海の探偵』の結末・ラスト(ネタバレ)

しかし、肝心のスパイXの正体は一向に掴めない。コナンは諦めることなく、限られた情報から推理を続けた。そして、勇気の父親である人物がスパイXであることを突き止めたのだった。スパイXは勇気の本当の父親ではなく、彼を脅しこの船に潜入してきていたのだ。

そして、危険は蘭にも及んでしまう。彼女もまた、スパイXの正体を知ってしまい、彼と対峙することになったのだ。蘭は空手の有段者である。そう簡単にやられはしない彼女だが、スパイXの卑怯な手を受け、海へと落下してしまうのだった。しかし、その姿は誰にも見られず、蘭は人知れず流されていく。

その後、見事コナンがスパイXを捕まえ、平次が笹浦殺しの犯人を捕らえ、事件は解決したかのように思われた。しかし、そこでとうとう、蘭がいないことに周囲が気がついたのだ。スパイXから蘭が海に落ちたことを聞いた一行は、必死に蘭を捜索する。蘭の姿は見つからないまま、刻一刻と時間は過ぎていく。しかし、コナンにとって蘭は最愛の相手。諦めることなくあらゆる方法で蘭の位置を模索したコナンは、とうとう蘭を見つけ、助け出すことに成功したのだった。

映画『名探偵コナン 絶海の探偵』の感想・評価・レビュー

コナンシリーズでは珍しい、本格的なスパイ作品。脚本はドラマ『相棒』や、『新参者』シリーズを担当した櫻井武晴。本格的なミステリー、サスペンス作品を多く手がける彼の脚本は今作の他にも「ゼロの執行人」や「業火の向日葵」など、サスペンス要素を重視した、アニメには勿体ないほどのリアルでしっかりとしたストーリーです。
アクションは少ないですが、しっかりとした謎解きにトリック、事件は地味ですが細かいところにすごく手が込んでいて、観れば観るほど面白い作品です。(女性 30代)

関連作品

次作 名探偵コナン 異次元の狙撃手
前作 名探偵コナン 11人目のストライカー

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    イージス艦が舞台というだけあって専門用語が飛び交っていたため、ところどころ状況が理解できない部分もありました。しかし小五郎のいう通りそれがリアルなものなのだと思って鑑賞してみると、本格的な臨場感を味わえて面白いです。Xというスパイの存在、本来の職業を隠して仕事をする藤井一佐の姿もかっこよかったです。最近のコナン映画ではゲスト声優として芸能人を起用する傾向にあります。「戦慄の楽譜」のDAIGO、「漆黒の追跡者」の大橋のぞみ、「天空の難破船」の優木まおみ、「沈黙の15分」の渡部陽一、「11人目のストライカー」の桐谷美玲など、やはり声優としては全員違和感を感じました。しかし今作の藤井一佐を演じた柴咲コウは、比較的自然ですんなりと受け入れられました。デキる女性キャラクターが完成されていて馴染んでいた気がします。

    そして久しぶりに自然な蘭と新一、平次と和葉の恋模様が描かれて良かったです。眠りの小五郎が犯人を追い詰めるのも、映画シリーズでは実に第2作目以来の展開となりました。いつものコナン映画という気がして嬉しかったです。相変わらず容疑者が少ないため王道的なミステリー要素は薄いですが、どんでん返しのラストには驚かされました。無敵すぎる蘭の生命力が唯一の突っ込みどころです。

  2. 匿名 より:

    ①本作の整理

    主軸としては2つ。左腕が切断された状態で亡くなった笹浦一等海尉の事件を解明することと、イージス艦の情報を狙うある国のスパイXの正体を突き止めることです。前者は中盤から事故ではなく殺人であるという見方が強くなりましたが、真相は倉田の過失によるもので殺意は無かったため事故ともいえると思います。さらに笹浦は以前イージス艦のデータを違法にコピーしたことを問い詰められており、そのデータは竹川と名乗る男にリークされています。

    そしてコナンがスパイXの正体を見破れたのは、特定のデータを盗むために公開訓練に参加していなかった勇気の父親しかいないと推理したからです。さらにスパイXはこのデータを盗む時間を稼ぐため、不審な廃船をイージス艦に向かわせてわざと警戒を強めさせます。

    ②竹川とは何者なのか

    Xと同じ国からきたスパイで、Xの仲間です。笹浦からのデータを無事に受け取ったあと、関空に向かいました。公園で焼き捨てたメモは、なぜあそこに捨てたのかよく分かりません。

    ③あの国とは

    たびたび「あの国のスパイ」と呼ばれるX。外国の工作員ということは明かされましたが具体的な情報は明かされません。あの国とはどこの話なのだろう…ともやもやした方もいると思うのですが、そこはあくまでスパイの情報ということで、詮索してはいけない世界のようです。