コナン映画のおすすめランキング10選

2015年1月現在、第18作品まで公開されている「名探偵コナン」シリーズ。今回はもう一度見たくなるコナン映画おすすめ作品をランキング形式でご紹介します。

1997年に第1弾が公開された劇場版「名探偵コナン」では、登場人物がほぼレギュラー化しています。ファンには何も問題ありませんが、初見者にとっては説明不足の描写も懸念されるのが難しいところです。しかし今回はそんな初見の方でも楽しめるようなコナン映画の見どころ、ファンに嬉しい演出などを交えつつ、おすすめランキングを作成しました。また「名探偵コナン」の基本ジャンルはミステリー&サスペンスですがラブコメ、アクションの要素もふんだんに盛り込まれています。今回はそういった魅力や面白さ+推理できる楽しみがある作品を上位に持ってきました。

第1位 名探偵コナン 瞳の中の暗殺者

あらすじ

警察官連続射殺事件が大々的に報道される。いつも通り事件の概要を目暮警部に聞き出そうとする毛利小五郎だが、目暮の態度は冷たく話してくれる気配は無い。そればかりか「Need not to know.(知る必要の無いこと)」とまで告げられてしまい、犯人は警察関係者ではないかと江戸川コナンは睨むのだった。そして3人目の標的として佐藤刑事が拳銃で撃たれてしまい、しかも犯行現場は毛利蘭の目の前であった。ショックのあまり気絶した蘭は、病室で目覚めたあとコナンを見て呟く。「ぼうや、誰…?」

注目ポイント&見所

容疑者は警察関係者?!と匂わせる演出や、犯人の考察が二転三転していく上手いミスリードのおかげで、初見は騙され最後の謎解きシーンでハッとさせられるだろう。そして身近な人間が記憶喪失になるというショッキングな展開。蘭本人だけでなく周りの人間の苦悩までしっかりと描かれており、その辛さと悲しみが視聴者にも伝わってくる。それだけでなく、犯人の姿を見たかもしれない蘭は口封じのために命を狙われてしまう。油断を許さない状況で、常に蘭を守ろうとするかっこいい小学生、コナンに注目である。さらに、記憶を失った蘭はコナンに「どうしてこんなに私を守ってくれるの?」と問いかける。その疑問に、コナンは…?

⇒名探偵コナン 瞳の中の暗殺者の批評・評価

第2位 名探偵コナン 世紀末の魔術師

あらすじ

新たに発見されたロマノフ王朝の秘宝、「インペリアル・イースター・エッグ」。大阪に展示される機会を狙って、怪盗キッドが盗みに現れると予告状を出してきた。応援を求められた小五郎はコナンたちと大阪へ出向き、服部平次らとも協力してエッグを守ることになった。だが一同は予告状の謎を完璧に解くことができず、まんまとエッグを奪われてしまう。逃げるキッドを懸命に追うコナン。ところが突然キッドは何者かに狙撃され転落、エッグは無事だが彼の姿は見当たらなかった…。

注目ポイント&見所

ロシア皇帝やラスプーチン、インペリアル・イースター・エッグなど実在した人物や物を題材にした歴史ミステリー。エッグを執拗に狙うスコーピオンの正体はもちろん、城やエッグに隠された秘密、それぞれの仕掛けにもワクワクさせられる作品。また人気キャラクターである怪盗キッドが映画初登場し、中盤では意外な人物に変装して物語を盛り上げていく。同じく服部平次や灰原哀も初登場し、コナンを支える姿も印象的だ。

⇒名探偵コナン 世紀末の魔術師の批評・評価

第3位 名探偵コナン 天国へのカウントダウン

あらすじ

西多摩市に新しくできた、天国に一番近いとされるツインタワービル。建設に関わった議員やビルに勤めるゲームプログラマーが殺害され、コナンと少年探偵団は真相究明に向けて動き出す。しかし問題はそれだけではなく、コナンの宿敵であるジンの愛車が先日ビルの前に止まっていたのだ。警戒を一層強めるコナンだが、それに伴い夜な夜などこかに電話をかけている灰原の怪しい姿が確認される。

注目ポイント&見所

コナンの最大の敵である黒の組織、ジンとウォッカが映画初登場する。ツインタワービルの人間が襲われた連続殺人事件、ビルの爆発に彼らは関与しているのか?だとしたらその目的は?灰原の気になる電話相手も含めラストで明かされる事件の真相、思いもよらぬ犯人の動機、そして爆破によりビル内に閉じ込められた、コナンと少年探偵団らによる大迫力な脱出劇も目が離せない。

⇒名探偵コナン 天国へのカウントダウンの批評・評価

第4位 名探偵コナン 14番目の標的

あらすじ

蘭の母親、妃英理が何者かによって撃たれるという不吉な夢を見た蘭。心配してかけた電話の向こうで英理は笑うが、なにやら深刻な表情で太ももの傷跡を見つめる。その数日後、目暮警部がジョギング中にボーガンで撃たれ怪我を負うという事件が発生。続いて英理のもとに毒入りチョコレートが届き、阿笠博士までが同じボーガンで被害にあってしまった。現場に残された証拠品をもとに、コナンは被害者全ての名前に数字が入っておりそれがスペードのトランプに基づくことに気付いた。そしてもう一つ、狙われるのは全て小五郎に関連した人物であったことから、彼に恨みを持つであろう容疑者が浮かび上がり…。

注目ポイント&見所

被害者に何らかの共通点があるのはミステリーの王道である。今作ではそれがトランプという分かりやすさ故に、次に狙われるのは…という緊迫感をさらに煽ってくる。一同が一ヶ所に閉じ込められてしまうという、これまたミステリーの王道的展開が楽しめる作品。また小五郎と英理の過去エピソードにより、衝撃的な事実が明かされる。その事実を受け止めきれない蘭だったが…。

⇒名探偵コナン 14番目の標的の批評・評価

第5位 名探偵コナン ベイカー街の亡霊

あらすじ

仮想体感ゲーム機、コクーンの完成披露パーティに招かれたコナンたち。その裏では、コクーンを開発した会社の社長トマス・シンドラーが怪しい行動を取り始める。その後、コクーン開発主任である樫村忠彬が遺体となって発見され…。パーティ会場ではいよいよ子どもたちがコクーンを体感する時が訪れ、ゲームスタート。すると「我が名はノアズ・アーク」という声が流れ、かつて天才少年沢田ヒロキが開発した人工知能にゲームを占拠されてしまう。日本のリセットを企てるというノアズ・アークは、子どもたちが全員ゲームオーバーになった場合は全ての脳を破壊すると宣言し…。

注目ポイント&見所

コクーンの中の世界ではあるが、メイン舞台は19世紀末のロンドン。コナンと同じくシャーロック・ホームズを愛する方には是非お勧めしたい作品だ。今作の見どころはミステリーどうこうよりも、諸星少年らが成長していく姿にある。最初は生意気な言動ばかりしていたが、ある件をきっかけにコナンらと結束してゲームクリアを目指す。また子どもたちがゲームを進める間、優作は現実で起きた殺人事件の手がかりを集めていく。舞台は違えど、会話は交わさずとも、心が通じ合う工藤親子の姿は必見。

⇒名探偵コナン ベイカー街の亡霊の批評・評価

第6位 名探偵コナン 迷宮の十字路

あらすじ

古美術品を狙う窃盗団、「源氏蛍」のメンバーが相次いで殺害される。東京、大阪、京都と他県にわたる大規模な事件に、コナンと小五郎らも京都へと足を運ぶ。そして平次も独自に捜査を開始。彼は幼い頃、京都で出会った初恋の女の子が忘れられず、そのときに偶然手に入れた水晶玉を大切に持ち続けていた。そんな彼と京都で再会したコナンは、協力して事件解決の手がかりを探る。その道中、平次が何者かに襲われてしまう。

注目ポイント&見所

平次&和葉が主役といっても過言ではない。平次の初恋の人は誰か?という疑問に始まり、最後でようやく正体が判明する。いつも明るい和葉が見せる切なげな表情、本気で平次を想う姿も見どころである。さらに新一と蘭の素敵なエピソードも明かされ、そちらのカップルからも目が離せない。おかげで京都で起きた連続殺人事件への印象は比較的薄いが、京都の街並みや弁慶にちなむ名所がいくつも登場するため勉強になると同時に、京都に行きたいという思いを強くさせるだろう。

⇒名探偵コナン 迷宮の十字路の批評・評価

第7位 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼

あらすじ

著名な建築家、森谷帝二から工藤新一宛てにパーティの招待状が届いた。江戸川コナンとして暮らしている以上参加できない新一は、幼なじみの毛利蘭に代わりに行って欲しいと頼み込む。交換条件として一緒に映画の約束させられてしまうが、蘭の父親である小五郎と3人でパーティに参加することに。会場である森谷邸も彼が設計したもので、極度なシンメトリー愛と建築に対する美意識の高さを目の当たりにするのだった。その数日後、新一に「爆薬庫から火薬を盗んだ。子どもたちを助けたければ指示に従え」という宣戦布告の電話が…。

注目ポイント&見所

記念すべき映画第1弾というだけに、絵柄やあどけない表情が印象的。特にコナンの生意気さや、現代ではあまり見られない皮肉がこもったツッコミに注目である。容疑者が少ないため謎解き要素は薄めだが、ストーリーのテンポの良さとトリックの精巧さで視聴者を飽きさせない。ラストでは時限爆弾が仕掛けられたビルに閉じ込められた蘭を、命がけで助けようとするコナン。タイムリミットが迫る中での、2人の会話に心を打たれること間違いなし。

⇒名探偵コナン 時計じかけの摩天楼の批評・評価

第8位 名探偵コナン 水平線上の陰謀

あらすじ

豪華客船アフロディーテ号の処女航海に乗船したコナン一行。船の旅を存分に楽しみながら、船内でかくれんぼをして遊ぶことに。すると蘭を探しにきた鈴木園子が何者かに背後から襲われ、どこか冷たい場所に閉じ込められてしまう。幸いコナンの素早い推理で命に別条はなかったが、殺人未遂事件として処理されまもなく警察が到着した。そして同時に八代グループの会長が行方不明となり、さらには妻である社長も遺体となって発見されるのだった。

注目ポイント&見所

ラスト20分、いつもはヘボ推理を披露する小五郎が、ついに自分の言葉で真犯人を追い詰める。それまでは本編中も不甲斐ない姿が目立つのだが、真相に至るまでを語る彼の姿に、さすが小五郎!と言わざるを得ないだろう。そして本当のクライマックスは事件が解決されたあと。なんと蘭が沈没寸前の船のどこかに閉じ込められ、コナンたちにもほとんど手がかりが与えられていないのだ。今作のキーワードは、「かくれんぼ」。果たしてコナンは、”再び”無事に蘭を見つけることができるのか?

⇒名探偵コナン 水平線上の陰謀の批評・評価

第9位 名探偵コナン 異次元の狙撃手

あらすじ

東京を一望できるベルツリータワーのオープニングセレモニーに参加したコナンたち。展望台からの絶景を楽しんでいたのも束の間、客の一人がスナイパーに狙撃され死亡してしまう。タワーからスナイパーの存在を確認したコナンは、世良真純とともに懸命に犯人を追う。終いにはFBIまで登場しともに犯人を追い詰めるが、あと一歩のところで逃げられてしまう。実はFBIは、アメリカで殺人事件を起こしたあと日本に渡ったとされる、ある腕利きのスナイパーを追っていたのだ。その人物の情報を求めて聞き込みを続ける捜査官たち。だが数日後、彼自身が狙撃された遺体となって発見されるのだった。

注目ポイント&見所

ある程度原作が進行してからの製作となったためか、映画初登場のキャラが多い。初見には見づらい部分もあるだろうが、逆にファンにとっては待望の出演となった。特に意味深なラストシーンは、ファンであればあるほど興奮を得られるだろう。今作のストーリーは舞台が日本でありながら、事件に関与する人物がほぼ外国人か日系という珍しいパターン。軍人にとっての熱い思いやプライドを理解しきれるかどうかが鍵となり、どんどん予想外な方向へストーリーが進んでいく。コナン映画としては久しぶりに、推理する楽しみのある作品である。

⇒名探偵コナン 異次元の狙撃手の批評・評価

第10位 名探偵コナン 銀翼の奇術師

あらすじ

舞台女優、牧樹里のもとに怪盗キッドから予告状が届く。彼女が舞台で使用する宝石、スターサファイアを守るよう小五郎に警護を依頼。予告状に引っかかりを感じつつも舞台の楽屋を訪れたコナンたちは、なんと新一に変装したキッドと対面する。しかしその事実が分かるのはコナン、博士、灰原のみ。キッドを見張るコナンと、あえてコナンを挑発するキッド。宿命のライバルである2人が、ついに決着をつける?!

注目ポイント&見所

前半は怪盗キッドとの対決、後半は飛行機をどう不時着させるかに焦点を当てる。飛行機に乗り込んだあと機内で殺人事件が発生するが、あっという間に終息してしまうのがミステリー好きには物足りないところ。その代わり飛行機に落雷したあとの危機感と緊迫した状況は、こちらも手に汗握るほど迫力があるので今作はアクション映画として見るのが正解だろう。それ以外にも英理の声(コナン)による推理ショーの新鮮さ、新一に変装したキッド、奇想天外な殺害方法など要所要所の見どころは満載である。普段は甲斐甲斐しく新一の帰りを待つ蘭が、自分の思いをぶつけるシーンにも注目。

⇒名探偵コナン 銀翼の奇術師の批評・評価

まとめ

今回のランキングは視聴者が謎解きやミステリー要素を楽しめるかどうかを念頭に置き、なおかつ映画全体を楽しめる作品を選び順位付けさせていただきました。従って登場人物が少ない作品、もしくは他の要素に力を入れたストーリーは残念ながらランクインしておりません。しかし過去18作品を公開するほどの人気を誇り、愛され続けるコナンシリーズにはそれぞれの魅力があります。またほとんどの作品の冒頭に簡単なキャラクター紹介があるので、よっぽどの初見でない限り十分に楽しめると思います。ラブミステリーという新しいジャンルを確立した名探偵コナンシリーズでスリル、ショック、サスペンスを味わってください。

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