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映画『コピーキャット』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『コピーキャット』の概要:連続殺人が多発するサンフランシスコ。過去に被害者となった犯罪心理学者と女刑事が、過去の事件を模倣する連続殺人事件の捜査をする。だが、事件はやがて犯罪心理学者が被害者となった事件へと繋がっていくことになる。

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映画『コピーキャット』の作品情報

コピーキャット

製作年:1995年
上映時間:124分
ジャンル:サスペンス
監督:ジョン・アミエル
キャスト:シガーニー・ウィーヴァー、ホリー・ハンター、ハリー・コニック・Jr、ダーモット・マローニー etc

映画『コピーキャット』の登場人物(キャスト)

ヘレン・ハドソン(シガニー・ウィーバー)
著名な犯罪心理学者。過去に警察の捜査へ協力したことがあり、分析力は類を見ない。捜査資料を熟読することで、おおよその犯人像を割り出すことができる。1年前、カラムに襲われパニック障害と広場恐怖症を患い、以降は自宅に引き籠っている。
モナハン刑事(ホリー・ハンター)
殺人課の刑事でアイドル的存在。美人で賢く、女性ならではの細やかさにて捜査を行っている。努力家だが、犯人捕縛に関しては甘さを見せる。そのせいで相棒を失い、以後はその甘さを捨てる決意をする。
ダリル・リー・カラム(ハリー・コニック・ジュニア)
ヘレンを襲った犯人。ヘレンの熱烈なファンであり、変質的な愛情にて彼女を襲う。収監された後に一度脱走して、ヘレンを再び襲ったことがある。
ルーベン刑事(ダーモット・マローニー)
モナハンのパートナー。犯人を容赦なく断罪し、銃を連射することをいつも相棒に咎められていた。PCの扱いに長けている。ここぞという時には頼りになる存在だったが、モナハンの甘さのせいで殉職する。
ピーター・フォーリー(ウィリアム・マクナマラ)
ダリルからの指令により、模倣犯を演じる実行犯。罪を犯すことへ次第に快楽を感じるようになり、道から外れる。

映画『コピーキャット』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『コピーキャット』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『コピーキャット』のあらすじ【起】

ヘレン・ハドソンは警察の捜査へも協力している犯罪心理学者である。彼女の講演は立ち見が出るほどに人気を博していた。そのため、犯罪者に狙われることも多く、常に警官が彼女を守護している。
その日も無事に講義を終えたヘレン。警官による安全確認後、用を足しにトイレへ入るも、気の触れた若者に襲われてしまう。助けに入った警官も殺され、恐ろしい目に遭うのだった。
13か月後、ヘレンは襲われた時の恐怖により、パニック障害と広場恐怖症を抱え外出することもできず、家に引き籠って安定剤を服用する日々を送っていた。

サンフランシスコ郊外。連続殺人事件の担当であるモナハン刑事と相棒のルーベン刑事は、新たに発生した事件現場へ来ていた。同じ手口の犯行であったため、犯人は同一犯と思われ今回で被害者は3人目。若い女性ばかりを狙ったものだった。

モナハン刑事が所属する警察署へ、事件が起こる度に連絡をくれる人物がいた。その人は事件が連続殺人であることを示唆。モナハンは始め、その電話をいたずら電話だと思っていたが、相手の名前を聞いて驚愕する。

後日、ヘレンの自宅へモナハンとルーベンがやって来て、捜査協力の要請をされるも、ヘレンはにべもなく断る。過去の悲劇を繰り返したくないのと、初対面の人物と相対する場合は、どうしても発作を起こしやすいからだ。刑事達はヘレンの発作を目の当たりにし、失礼を詫びて帰って行った。

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映画『コピーキャット』のあらすじ【承】

その後、発作が落ち着いてから、刑事達が置いて行った捜査資料を熟読したヘレン。
後日、モナハンとルーベンを自宅へ招き、事件の検分を話して聞かせた。
3つの事件のうち、2つが同一犯。そのうちの1つは、20年前の事件を模倣したものだった。ヘレンは腐っても犯罪心理学者である。彼女はモナハンを信じて捜査へ協力することにした。

次の日の夜、ヘレン宛に動画メールが届く。彼女は動画を見て、モナハンとルーベンに検証してもらうも、データのコピーをする際、犯人の操作によってデータが消失してしまう。
翌朝、新たな事件が発生。前回とは打って変わった手口であるため、ヘレンに事件の相談をしたモナハン。ヘレンはデータを検索。今回の事件も過去の事件を模倣したものだった。

その日の夜にも事件が発生。またも女性が遺体で発見される。ヘレンは先んじてデータを検索、過去にあった事件を特定しモナハンとルーベンにそれを知らせた。
すべてが過去の事件を模倣した連続殺人事件であった。

その後、夜も更け休む準備をしていたヘレン。外ではその日に限って、車の盗難防止アラームが鳴り続けていた。彼女は何事かと自宅2階から玄関を見下ろし、異変を察知。玄関のドアが僅かに開いている。玄関から外の廊下を見るも、見張りの警官がいない。電話の受話器を取ったが、電話線が切られている。更に、振り向いたヘレンは2階に人影を目撃してしまうのだった。

映画『コピーキャット』のあらすじ【転】

彼女は発作をこらえつつ、逃げるために玄関から外へ。壁伝いに少し進んだが、どうにもならなくなり結局、部屋へ戻った。深呼吸をして包丁を手に侵入者と対峙するも、外からパトカーのサイレンが聞こえてきたため、侵入者は窓から逃走。そこへ、ルーベンがやって来たが、侵入者は捕まえられなかった。

ヘレンの部屋へモナハンも到着。ヘレンは半狂乱となって、部屋の中に危険がないかを探している。そして、警察に協力したせいだと刑事達を詰り、なぜ自分が狙われるのかと詰め寄る。そこではっとしたヘレン。つい先ほど発生した事件現場にメモがあったのだろうと察した。
モナハンは冷静な様子で、犯人がヘレンに狙いを定めたことを知らせる。そして、部屋の警備を更に厳重なものにすると約束した。

しかし、捜査会議に出席した警察署署長からヘレンを捜査から外せと命令が下る。担当のモナハンはひとまず、それに了承するも密かにメモを持ってヘレンを訪ねた。
このことがバレたら、モナハンはクビになってしまうかもしれないが、犯人逮捕にヘレンの存在は欠かせないものとなっていた。

その日の夜、ベッドへ入ったヘレンは、布団に大量のアリが侵入していることに気付き、マットレスの下にカラムが書いた自伝本と切断された何者かの指を発見する。このことから、収監中のダリルと相対し、彼が全てを指示した上で協力者にやらせていることが分かった。

その後、警察署内で起こったトラブルにてルーベンが殉職。モナハンの甘さが招いた結果だったため、彼女は酷くショックを受け、今までの自分がいかに甘かったかを痛烈に思い知ることになる。

映画『コピーキャット』の結末・ラスト(ネタバレ)

ルーベンが殉職したことを知らせにヘレンの自宅を訪ねたモナハンだったが、ちょうどその時、犯人からヘレンへ電話がある。すぐさま逆探知にて判明したクラブへと、警察が突入するも犯人を逮捕することはできず。新たな被害者が出てしまう。しかもその被害者は、ヘレンの親友でもあり助手でもある男性だった。

更に捜査を進め、ヘレンが1年前に行った講演会にて取り上げた事件を、順番通りに模倣していることが判明。次に狙われる被害者が分かったことで、犯人がピーター・フォーリーという青年であることが判明する。
いよいよ、ピーター逮捕へと向かうことになり、ヘレンは彼へ挑発のメールを送った。
一方、モナハンはピーターの自宅へと突入を指揮するも、同棲相手はすでに殺害されており、ピーターの逮捕はおろか、逃走を許してしまう。

同じ頃、自宅にてモナハンの報告を待っていたヘレンは、警官に扮したピーターに暴行され意識を失っていた。
ヘレンの自宅へ到着したモナハンは、大量の出血痕を発見。残されていたビデオカメラの録画記録を目にし、ヘレンを助けるべく彼が示唆する場所へと向かった。

意識を取り戻したヘレンは、1年前と同じ状況を作られていることに愕然とする。だが、モナハンと接することで過去から逃げないことを決意していたヘレンは、ピーターに対して虚勢を張る。
そこへ、モナハンが到着。ピーターは女刑事を迎えるべく罠を張った。

事件現場であったトイレへ突入して来たモナハン。ピーターに襲われて格闘した末に銃撃されてしまう。それを見たヘレンは、自殺するふりをしてピーターの気を逸らし、拘束から逃れる。そして、彼へと反撃した後、トイレから脱走。非常口から外へ出たところで広場恐怖症の発作に襲われてしまう。しかし、ヘレンは進み続け恐怖症を克服。
ヘレンの後を追うピーターを、意識の戻ったモナハンが追いかけて銃殺。これにて、世間を騒がせた模倣犯の始末を終えたのだった。

映画『コピーキャット』の感想・評価・レビュー

シガニー・ウィーバー、ホリーハンターW主演のサイコサスペンス映画である。「コピーキャット」とは模倣犯を意味する言葉。モナハン刑事が犯罪心理学分析医のヘレン博士と協力しながら事件を解いていく。
ヘレン博士は過去に、とある事件の犯人からのストーカー被害に遭い、パニック障害を発症していた。
そして、捜査が進む中、今回の事件がすべて過去の事件を模倣したものだとわかる。そこから容疑者を割り出し、犯人を追い詰める二人。しかし、真犯人は他にいた?!
ハラハラドキドキが止まらない、ジェットコースターサスペンスだ。(男性 40代)


襲われることの恐怖と犯人が誰か分からない不気味さが良く表れていたと思う。気持ち悪いなと感じるシーンも多々あり、サスペンス映画としてなかなか怖い作品だった。ヘレンはパニック障害と広場恐怖症を発症してしまうが、それは無理ないことだと感じた。再び犯人から狙われることになるのが、本当に可哀そうだった。犯人が逮捕されない以上安心はできなにしても、よく逃げずに立ち向かったなと思った。ヘレンが首を吊られるシーンは、見ているだけでもトラウマになりそうだった。(女性 30代)


自分がヘレンの立場だったら…と考えながら見ると検討もつかない犯人や、いつ襲われるか分からない恐怖で生きた心地がしないだろうなと感じました。
才能ある人にファンが付くのは不思議なことではありませんが、ファンとして応援したい気持ちが、歪んだ愛情となってしまうと大きな事件になるのだと恐怖を感じました。
サスペンス要素がふんだんに盛り込まれているので、犯人が誰なのか推理しながらもハラハラドキドキ、緊張して見ることが出来ました。(女性 30代)


昨今では今作のような事件も多いように感じるが、当時はこういった犯人がいることに慄いたものだ。それでなくても、ヘレンのように被害者となったら当然、心理的に弊害が生じるのも道理だと思う。ヘレン役のシガニー・ウィーバーは『エイリアン』シリーズなどで強い女性を演じることも多くそういったイメージが強いが、実はとても奥の深い演技をする大女優。怯える役はあまりないように思えるが、渾身の演技で犯人に立ち向かう。半狂乱となって自宅をかき回す様子もさることながら、素晴らしい女優だと思う。作品は1995年に公開されており、若干古めかしい演出もあるが、内容自体は非常に秀逸な作品であるため、現在でも充分に見るに値する。(女性 40代)

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