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映画『デイ・アフター・トゥモロー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『デイ・アフター・トゥモロー』の概要:地球温暖化による気候変動とそれによるパニックを描いた作品。パニックの中でも職務を全うし家族を愛する人々が描かれる。実際に問題となっている温暖化をテーマとしているため、リアリティが強く、引き込まれる。

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映画『デイ・アフター・トゥモロー』の作品情報

デイ・アフター・トゥモロー

製作年:2004年
上映時間:124分
ジャンル:SF、ヒューマンドラマ、サスペンス
監督:ローランド・エメリッヒ
キャスト:デニス・クエイド、ジェイク・ギレンホール、イアン・ホルム、エミー・ロッサム etc

映画『デイ・アフター・トゥモロー』の登場人物(キャスト)

ジャック・ホール(デニス・クエイド)
古気候学を専門とする科学者。氷を採取することで遥か昔の地球の気候を研究している。家族を深く愛しているが、研究に没頭するあまり帰宅することも少ない。帰宅することも少ないが、その割には家族関係は良好。研究仲間にも恵まれている。
サム・ホール(ジェイク・ギレンホール)
ジャックの一人息子の高校生。非常に頭がよく、高校の代表チームとしてクイズ大会に出場する。父親を愛し尊敬している。
ラプソン教授(イアン・ホルム)
海流研究の世界的権威。イギリス人でスコットランドに研究所を構える。ジャックの研究への数少ない理解者で、協力者。
フランク(ジェイ・O・サンダース)
ジャックの30年来の研究仲間。南極等で氷を摂取する際にも常に同行している。寝食忘れて研究に没頭するジャックを気遣いながら、サポートしている。
ジェイソン(ダッシュ・ミホク)
ジャックとともに研究する、若い科学者。ジャックと組んで4年目。ジャックとフランクには若輩者扱いされるが、二人を信頼している。

映画『デイ・アフター・トゥモロー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『デイ・アフター・トゥモロー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『デイ・アフター・トゥモロー』のあらすじ【起】

はるか昔の気候が研究対象である古気候学の専門家ジャックは、南極でのサンプル採取の際に氷河の欠落に遭遇する。

その後ジャックは、異常気象で雪が降るインドのニューデリーで開かれた地球温暖化国連会議にて発表を行う。未来に起こりうる温暖化による海流の変化、更にそれにより大規模な気候変動と氷河期の到来を予測し対応を提言する。しかし、その発表を理解する参加者は少なく、経済を重視するアメリカ副大統領はジャックに怒りを覚える。
ジャックの発表を聞いた海流研究の第一人者、イギリス人のラプソン教授だけには評価され、研究を交流するようになる。

世界中で少しずつ異常気象が観測されるようになり、東京では大きな氷が空から降り、各地で巨大ハリケーンが観測される。スコットランドにあるラプソン教授の研究室でも海流の異常が観測され始めるが、研究員により機器の故障と判断されてしまう。

まだ異常気象は特別視されてはおらず、ジャックの息子サムはクイズ大会に出場するために自宅のあるワシントンD.C.からニューヨークへ飛行機で向かった。

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映画『デイ・アフター・トゥモロー』のあらすじ【承】

ラプソン教授から、ジャックのもとに緊急の電話が入る。ジャックが会議で予測した海流の変化が実際に発生したというのだ。

世界の異常気象は激しさを増し、穏やかな気候の大都市ロサンゼルスにも竜巻が発生する。巨大竜巻が複数ビルの立ち並ぶ市街を襲い、多くの被害を生む。アメリカ全土で航空機の飛行停止命令がなされるが、すでに2機が墜落した後であった。

サムのいるニューヨークでも大雨が続き、洪水が発生する。さらに数メートルの高波が街を襲い、サムたちは公立図書館へと避難する。

異常気象は海流変化によるものであるとし、古気候学モデルでシミュレーションしようとするジャックに少しずつ賛同者が現れる。
ジャックとその仲間たちは、寝る間を惜しんでシミュレーションを完成させる。結果、数週間の間に北半球全体で大きな気候変動が起こることがわかり、副大統領に国民の避難を提言するが、耳を貸してもらえない。

スコットランドでは、飛行中のヘリコプターがオイル凍結により墜落し、操縦士が一瞬で凍死するという事件が発生していた。

ラプソン教授からデータを送られたジャックは、更にシミュレーション精度を上げる。
結果、地球の天候は24時間以内に激変し、嵐が発生し、その後北半球では氷河期が訪れることがわかる。

映画『デイ・アフター・トゥモロー』のあらすじ【転】

ニューヨークにいるサムに電話で外出禁止と暖をとるようアドバイスしたジャックは、サム救出のためニューヨークへ向かうことを決める。

救出出発前に大統領へ向けてシミュレーション結果を伝え、北部は自宅待機させ中部以南を南へ避難させることを提言する。政治的に難しいと難色を示す副大統領を抑え、大統領はその提言を受け入れ避難命令を下す。

ジャックに情報提供をしてきたスコットランドのラプソン教授は、死を覚悟し研究員たちと最後のスコッチを味わう。

雨が雪に変わり、深い氷で覆われたニューヨークでは、雪原を避難する人々が現れる。ジャックのアドバイスから周囲を止めるサムだったが、多くの人々が図書館を去ってしまう。残された数人で、暖炉に本をくべ、寒さをしのぐ。

ジャックのニューヨークへの救出には、研究仲間の2人も同行することとなる。雪で視界不良のなか車を失い、徒歩で雪原を進む3人。しかし、途中フランクは事故で命を落としてしまう。

避難命令の下ったアメリカ国民は、国交のないメキシコまでも進み、不法入国を始める。国家間の取引によりメキシコにアメリカ人難民キャンプが作られるが、最後までホワイトハウスで職務に当たっていた大統領もまた、避難の際に命を落とす。

映画『デイ・アフター・トゥモロー』の結末・ラスト(ネタバレ)

フランクの死後も命の危機を逃れながら、サムのもとへ歩みを進める2人。ついに辿り着いたニューヨークには、多くの凍死者が雪に埋もれていた。

サムの死を覚悟しながらも公立図書館へ向かう。ジェイソンはこれからの人類や文明の行く末に不安を感じているが、ジャックは過去の人類も氷河期を乗り切ったと言い、人類は過去を顧みて反省を生かすことが大切だと言う。ジャックはこれまで家族よりも研究を重視してきたことを反省し、必ずサムとの約束を守ると決めていた。

傾いたまま氷漬けになった大型船や、氷に埋まり上半身しか見えなくなった自由の女神の間を進んでいく。

辿り着いた図書館もまた、最上階を残し氷で埋まっている。しかし、ジャックのアドバイスに従い暖を取り続けたサムとその仲間は、図書館の奥の部屋で生き残っていた。

絶望視されていた北部での生存者発見の報にアメリカは湧き立つ。ニューヨークへ救助隊が送られ、図書館以外の建物からも生存者が次々と救出されていく。

映画『デイ・アフター・トゥモロー』の感想・評価・レビュー

ローランド・エメリッヒ監督によるパニック映画、突如、世界中を襲った異常気象の中、家族を守るために行動する気象学者の姿を描く。

CGやVFXにより表現された異常気象の数々の迫力が圧巻の作品。主人公、ジャックの家族を想う強い気持ちと同じく、父親の助けを信じて疑わない息子サムの強い絆に感銘を受ける。
昨今、世界で叫ばれている環境問題の先に起こりうる未来かと思うと他人事とは思えず、世界の週末を描くことを得意としてきたエメリッヒらしい警鐘を鳴らしているように感じる。(男性 20代)


現実問題としても取り上げられている地球の異常気象による人類の危機を描いた作品。寒波によって大雪が降り、自由の女神が半分埋まってしまう所は、映像的にも絶望感が良く描かれており、実際にこういった事象が起こってしまったら、どうやって生き延びるか、ついつい考えてしまうのである。地球自体の問題は、人類がどうにも出来ない問題であったりするので、とにかく極寒の中でどう生き延びるか、もしくはどれだけの人数が生きているのかなど、自分だったら…という想像をして楽しんで頂きたいのである。(男性 30代)


本作は、地球温暖化により世界各地で竜巻や洪水、氷河期といった自然災害が起きる中での人々の混乱を描いたSFヒューマンサスペンス作品。
ジャックの一人息子を演じたジェイク・ギレンホールが若々しくて好青年だった。
本作では、現実的な人類の課題でもある”自然と人間との共存”が問題提起されているが、16年前に作られた作品とは思えないほど身近な問題に感じた。
近未来、本作の中の出来事がいつ現実に起こってもおかしくないだろう。
もしこのような窮地に立たされた時、どのぐらいの人間が一時的な感情ではなく冷静な判断をもって正しく行動できるのだろうか。(女性 20代)


有名な自然災害パニック映画。2000年代前半の現在より環境意識の低かった人たちへ、警鐘を促した作品だと思います。人間の環境汚染が引き起こした異常気象により、北半球が嵐で凍り付く様子は、画面越しでも寒さと恐怖が伝わってきます。また、100%フィクションとは決して言えず、起こりうる現実であることが観る人に危機感を募らせます。逃げるか留まるか、生存するための究極の選択を自分だったらと考えてしまいます。救助に向かう父親達の生命力の高さや、わざわざショッピングモールの上を歩いたシーンは疑問でした。(男性 20代)


映像の迫力に圧巻の素晴らしさ!これぞパニック作品という名に相応しく、ハラハラしっぱなしでした。そして、温暖化によって突如氷河期へと突入してしまった世界を描いた超大作。現実でも温暖化が進む中、全くのフィクションでもなく起こりうるかもしれない恐怖を描き、私たちに警鐘を鳴らしてくれる作品でもありました。町が凍り付いていくシーンは見ているだけでも寒々しくなってきて、図書館に皆でこもるシーンは印象的でした。パニックだけでは無く人間ドラマも描かれキャストも充実していて、とても満足のいく作品でした。(女性 30代)


地球の環境問題について描いた大変見応えのある作品です。
ドキュメンタリーだと中々見づらいのですが、この映画のように人間模様も絡めたストーリー仕立てにしてあると、最後まで見やすいですし、環境問題について深く考えさせられます。CG技術が駆使されており、竜巻や氷河期が来るシーンはとてもリアルです。
ジェイク・ギレンホールとエミー・ロッサムの若手2人の演技もとても初々しくこの作品の中で光っています。(女性 30代)


自然災害系の映画はいつも大袈裟で、現実味が無いと感じていたが、本作のリアルさと細部までこだわった演出の巧妙さには思わず見入ってしまった。

政府や気象学者だけではなくて、ジェイク・ギレンホールを始めとしたキャストで演じる高校生のキャラクターも割と中心的に描いているので、決して他人事だとは思えない災害の恐ろしさが余計に伝わってきた。地球温暖化という社会性あるテーマのみならず、パニック映画としても視覚的に驚く装置が沢山あって面白い。(女性 20代)


自分が子供だった頃は、まだ地球温暖化についてそこまで大きく報じられることはなかったように思う。最近は身近な問題として、世界中で議論されている。映画ではあるのだが、決してありえない世界ではないと思う。このまま地球温暖化が進めば、こういう恐ろしい状況になってしまうのではないかなと深く考えさせられた。
研究者のジャックと経済のことを考えている政治家達の対立が、リアルに感じた。何も分からない人に話を信じてもらうのは、大変なことなのだろうと思った。(女性 30代)


自然災害の恐怖を感じるのはもちろんですが、ジャックとサムの親子の絆に感動してしまいました。
災害が起きた時、自分がどんな行動をとるかで生きるか死ぬかが決まってしまうと思うと、ただボーッと生きてるだけの私は行動に対する選択肢が少なすぎて直ぐに死んでしまうだろうと思いました。
災害とは一見関係ないように思える勉強や、本からの知識、雑学、親の仕事など生きていく上で大切なことはそこら中に散らばっていて、その情報を得るかどうかは自分次第なのだと感じました。(女性 30代)

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