映画『Dearダニー 君へのうた』のネタバレあらすじ結末

Dearダニー 君へのうたの概要:2015年のアメリカ映画。実際にあった物語を映画化した感動作品で、ジョン・レノンが新人歌手に贈った手紙が数十年後に本人に届き、今までの人生をやり直していくというヒューマンストーリー。

Dearダニー 君へのうたの作品概要

Dearダニー 君へのうた

公開日:2015年
上映時間:117分
ジャンル:ヒューマンドラマ、音楽
監督:ダン・フォーゲルマン
キャスト:アル・パチーノ、アネット・ベニング、ジェニファー・ガーナー、ボビー・カナヴェイル etc

Dearダニー 君へのうたの登場人物(キャスト)

ダニー・コリンズ(アル・パチーノ)
昔は大人気だったミュージシャン、最近は作曲もせず昔の曲だけで歌手生活を送っている。明るく、人に優しい男性だが、少々意思の弱いところがあり薬を止められない。
トム・ドネリー(ボビー・カナヴェイル)
ダニーの息子。愛妻家で愛娘がいる。強情で頑固だが、家族思い出優しい男性。

Dearダニー 君へのうたのネタバレあらすじ

映画『Dearダニー 君へのうた』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

Dearダニー 君へのうたのあらすじ【起】

ダニー・コリンズはスターだった。
しかしそれから数十年経ってしまった今となっては、全盛期の過ぎた、ただの古い歌手である。
今は作曲もせず昔のヒット曲でツアーをし、その金で若い彼女と豪邸で派手な暮らしを楽しむ生活を送っていた。

そんなダニーのサプライズ・バースディパーティーの夜のこと。
マネージャーで親友のフランクが、最高のプレゼントを贈った。
それはジョン・レノンからダニーに書かれた直筆の手紙だった。
ダニーは昔からジョン・レノンの熱狂的なファンである。
1971年ダニーが10代の頃、取材を受けた雑誌でジョン・レノンのことを話しことがある。
その記事をレノン本人が読み、雑誌の記者にダニー宛てに手紙を送ったのだ。
しかし、記者は金になると踏みダニーに渡さず、コレクターに売ったのだった。
それを3ヶ月かけてフランクが交渉し、手に入れてきたのだ。

「ダニー・コリンズ君、君の記事を読んだよ。
音楽で名声を得ても、堕落させるのは音楽ではなく君自身だ。
音楽と君自身に忠実であれ」
と電話番号まで書かれていた。

Dearダニー 君へのうたのあらすじ【承】

ダニーはその手紙をきっかけに、家を出て行くことにした。
彼女は若い男と浮気をしていたのを知っていたし、調度良かったのだ。
彼は自家用機でニュージャージーに向かうことにする。

到着すると空港には赤い車が用意されていた。
その車に乗り込んだダニーは、有名ホテルに向かい長期滞在する手続きをする。
そこに泊まることにしたのには理由があった。
それはダニーの1人息子に自宅に近かったのだ。

ダニーは若い時、麻薬や酒など、典型的なロックミュージシャンの暮らしをしていた。
その時代に関係を持った女性との息子がいる。
彼の名はトム。
突然息子の自宅を尋ねたダニーは、嫁のサマンサと孫娘のホープと会う。
夫が戻るまで家に入れてくれたサマンサから、ホープが多動性障害であることを聞いた。
しかしサマンサは愛くるしく、ダニーはとても可愛がった。

少しすると電話で事情を聞いたトムが急いで自宅に戻って来た。
そして中では話せないとダニーを外に連れ出す。
トムは喜ぶどころか、10年前母は既に他界しているし、もう関係を持ちたくないと恨み節を言った。

Dearダニー 君へのうたのあらすじ【転】

ある日、ダニーは自分のツアー車でトムの家を尋ねた。
大きなバスに思わず走り寄ったホープが中を見学している間、ダニーはトム達に1日だけ付き合ってくれと言う。
マンハッタンに有名な多動性障害がある子供を面倒見る学校があるのだ。
そこにコネで校長と話をつけ、2時間後に親子面接を取り付けたと言うのである。
校長のカーツ博士は人気の教師で、学校に入るのには6年待ちだった。

校内を見学し、喜んで興奮するホープを見て喜ぶダニー。
しかし「ニュージャージーからは遠くて、毎日通うことが出来ない」と良い反応を示さないトムに、ダニーは運転手をつけて毎日送迎すると約束をした。
カーツ博士はダニーから多額の寄付をもらっているし、面接は通るだろうと太鼓判を押した。

1日ダニーと買い物などをしたトム一家を、ツアー車で家まで送った。
そこで改めて二人きりで話をした父と息子。
トムは「憎むことに疲れたからもう止める」と言った。
そしてダニーはトムが母親の死因と同じ、血液の珍しい癌に侵されていることを知ってしまう。
ニューヨークの名医にかかっているものの、治療方法は3週間の薬物療法以外無く、上手くいかなければ命を縮めてしまうこともあるのだと言う。
サマンサが妊娠していることもあり、トムはサマンサには話していなかった。
ニューヨークに出張すると嘘をついて入院するつもりだと言うトムに、ダニーは自分が付いていくと言った。

Dearダニー 君へのうたのあらすじ【結】

来ないでくれと言ったトムを無視し、仕事帰りのトムを迎えにいったダニー。
彼は医者からのコメントをメモし、その日からつきっきりでトムに付き合った。
病室にピアノを持ち込み演奏したり作曲をしたり、またはたわいもない話を楽しんだり、過去の思い出話をしたりと、いがみ合いながらも同じ時間を過ごす父と息子がそこにいた。
3週間の治療が終わり、次の検査で良い数値だったら問題ないと言われて一端帰宅することになった。

連絡のつかないダニーの部屋にフランクがやってきた。
仕事の話だった。
引退ツアーを中止したのに贅沢暮らしをしていることで経済状況が逼迫しているということである。
ツアーに戻るか、贅沢をしないか選択を迫られた。
そこでダニーはフランクにお願いをする。
新曲を作ったから、小さなバーでのライヴをしたいと言う。
そしてそれが終えたら中止していたツアーにきちんと戻り、ちゃんと働くと約束をした。
フランクは渋々承諾をしたのだった。
ダニーはそれをトム達に話し、ライヴに来てくれるようにお願いした。
ホープの希望もあり、ライヴに皆が来てくれることになった。

ライヴの日。
生演奏で新曲を歌おうと準備していると、観客席から昔のヒット曲を歌えと声が上がり始めた。
ここで新曲を歌って新しい歌手人生を始めたいと思っていたダニーだったが、その声に負けて結局ヒット曲を歌ってしまった。
終了後、落ち込んだダニーは楽屋で再び薬に手を出してしまう。
するとそこにトム達が入って来た。
ダニーの様子ですぐに薬に気がついたトムは、ダニーをののしる。
ダニーもまた反発し、サマンサのいる前で「出張中に本当は何をしていたのか話せ」と言ってしまった。

サマンサは全てを知った。
検査結果を聞きに行く日、ダニーは再び付き添った。
名を呼ばれ診察室で医師が来るのを緊張して待つトムに、ダニー「医師が入って来てもしも良い結果なら、こんにちはトムさん」と大体名前を呼ばれると持論を展開する。
悪い話なら名字から呼ばれると。

医師の足音がする。
ドアを開けるとこういった。
「やあ、トム!検査結果が出たよ!」と。

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