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映画『デス・レース』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『デス・レース』の概要:2012年アメリカの経済は崩壊し、犯罪が多発するようになった。刑務所は民間の企業が営利目的で運営するようになり、その中でもターミナル島の刑務所では“デス・レース”が開催され、人気を博していた。

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映画『デス・レース』の作品情報

デス・レース

製作年:2008年
上映時間:105分
ジャンル:SF、アクション
監督:ポール・W・S・アンダーソン
キャスト:ジェイソン・ステイサム、ジョーン・アレン、イアン・マクシェーン、ナタリー・マルティネス etc

映画『デス・レース』の登場人物(キャスト)

ジェンセン・エイムズ / フランケンシュタイン(ジェイソン・ステイサム)
元レーサー。製鉄所で働いていたが、工場が閉鎖されクビになる。妻と娘と3人で幸せに暮らしていたが、ある日覆面の人物に妻を殺され、殺人の汚名を着せられる。フランケンシュタインという名前で“デス・レース”に参加することになる。
ウォーデン・ヘネシー(ジョアン・アレン)
ターミナル島刑務所の所長。“デス・レース”を取り仕切っている。“デス・レース”のためなら殺人も厭わない残忍な性格。
コーチ(イアン・マクシェーン)
仮釈放の身なのだがシャバに対して恐怖心があり、刑務所に居続けている。ジェンセンの境遇に同情し、手を貸すようになる。
エリザベス・ケース(ナタリー・マルティネス)
警察官の夫を殺害して刑務所に収監される。ジェンセンの車にナビゲーターとして乗ることになる。
マシンガン・ジョー・メイソン(タイリース・ギブソン)
ゲイ。ナビゲーターをすぐ殺すことで有名な囚人。殺した後、自分の顔に傷を残す。
パチェンコ(マックス・ライアン)
ヘネシーの指示でジェンセンの妻を殺害した。レースで9人殺害している。
リスト(フレデリック・コーラー)
コーチと共にジェンセンの車をサポートする。おどおどした性格だが、仲間思いの優しい人物。知識欲が高く、物知り。
ヘクター・グリム(ロバート・ラサード)
反社会性人格障害者。終身刑を3回受けており、シャバで6人、レースで12人殺害している。
14K(ロビン・ショウ)
中国系アメリカ人。中国マフィア。MITの経営修士号を持っているインテリ。シャバで4人以上、レースで7人殺害している。

映画『デス・レース』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『デス・レース』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『デス・レース』のあらすじ【起】

2012年アメリカの経済は崩壊し、失業率は過去最低を記録した。犯罪も多発し、刑務所の収容力は限界に達した。そのため民間の企業が営利目的で、刑務所を運営するようになった。中でもターミナル島刑務所では、“ケージファイト”をネットで中継しており、囚人達の死闘は現代版コロッセオと呼ばれ人気を博した。しかし、古代ローマ同様、観衆達はすぐに飽きてしまい更なる刺激を要求した。そして、“デス・レース”が誕生した。

ジェンセンは製鉄所で働いていたが、突然工場が閉鎖されクビを切られることになった。怒った労働者達が抗議をしていたが、会社が機動隊を呼び制圧された。ジェンセンは家に帰り、クビになったことを妻に伝えて謝罪した。しかし、妻は夫を責めることなく、何とかなると励ました。ジェンセンが着替えて料理の支度をしていていた妻の元に戻ると、妻が床に倒れており、自身も覆面を被った人物に液体を吹き掛けられ気絶させられる。目を覚ますと手には血の付いたナイフが握られており、警官達に取り囲まれていた。訳の分からないまま妻の方を見ると、血を流して亡くなっていた。

半年後。逮捕されたジェンセンは、ターミナル島・矯正省に移送された。壁に“警告:威嚇なしに発砲する”と書かれているような場所だった。ジェンセンは元レーサーで、囚人の中にはそのことを知っている者もいた。しかも、ジェンセンが妻を殺した罪で服役したことも知っていた。ジェンセンが食事をしていると、他の囚人(パチェンコ)に絡まれて襲われそうになる。ジェンセンはお盆を使って反撃するが、看守に銃を突きつけられ制圧される。

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映画『デス・レース』のあらすじ【承】

所長がジェンセンの経歴に目をつけた。レースで顔に大けがを負った覆面レーサー、“フランケンシュタイン”の代わりにデス・レースに参加することを求めた。フランケンシュタインはレースに参加して命を落としており、覆面を他の人に被せても、フランケンシュタインの運転技術を真似ることはできなかった。レースに参加した見返りとして、5回優勝した者は釈放が約束されていた。フランケンシュタインは4回優勝した後亡くなっており、ジェンセンは1度優勝すれば釈放されることになった。

所長は“コーチ”と呼ばれる男にジェンセンを紹介した。コーチは仲間のガナーとリストをジェンセンに紹介し、整備場に案内した。各チームがそれぞれの整備場を持っており、シャバと同じようにフルサポートのメンテナンスができた。ジェンセンは他の人に正体がばれないために、新しい整備員の振りをすることになった。ここでは所長のヘネシーが絶対的な権力を持っており、レースを邪魔する者がいれば殺される可能性もあった。フランケンシュタインの不在でレースの人気も利益も半分に落ちてしまっていたため、ジェンセンがレースに参加することは必要不可欠だった。

コーチはレースについてジェンセンに説明した。レースは1日1ステージあり、それが3日間続いた。最初の2ステージは争いを避けて生き残るのがコツで、3ステージ目に勝負をかけ、最初にゴールした者が優勝となる。明朝、ケースという名前のナビゲーターが付くことになった。ケースが武器の使い方や走り方を指示してくれるのだ。ナビゲーターは女子刑務所の囚人が役割を担っており、レース当日しか会うことができなかった。“マシンガン・ジョー”だけはゲイのため、男性囚人がナビゲーターの役割を担うが、ナビをすぐ殺すことで有名だった。他には、中国マフィアで経営修士号を持っているインテリの“14K”、反社会性人格障害者の“ヘクター・グリム”、レースで9人殺害している“パチェンコ”、ナスカーの元レーサーだった“トラヴィス・コルト”がいた。トラヴィスが一番テクニックがあるが、運転は荒かった。

模範囚が逃げないようにGPSの腕輪をつけて、レースの整備をすることになっていた。それを見たジェンセンは、妻を殺害した犯人にも同じ腕輪が付いていたことを思い出す。

映画『デス・レース』のあらすじ【転】

デス・レース、1日目。ジェンセンはフランケンシュタインの指輪を嵌め覆面をつけると、レース場に向かい車へと乗り込んだ。車はミラーガラスになっており、外からは中が見えないようになっていた。ジェンセンが覆面を外すと、助手席に乗り込んだケースが、怪我をしなければフランケンシュタインの素顔より男前だと皮肉った。

デス・レースは全世界に向けて生中継されていた。ステージ1の視聴料は99ドルで、3ステージ纏めて250ドルで販売されていた。視聴者は車載カメラによって、好きなドライバーの視点でレースを楽しむことができた。フランケンシュタインの人気は絶大で、試合前にも関わらず既に1200万のアクセスがあった。

ケースのナビとジェンセンのドライブテクニックによって、“フランケンシュタイン”は首位争いに食い込み、白熱したレース展開を見せた。それを見た所長はさらにレースを盛り上げるため、“剣”、“盾”、“ドクロ”をオンにするよう指示を出した。“剣”のマークの床を踏むと機関銃による攻撃ができ、“盾”のマークを踏むとナパーム弾とオイルスモークによって敵から防御することができた。 “ドクロ”のマークは死を意味しており、床からせり出した棘に車ごと串刺しになり、その後潰されてしまうのだ。

ジェンセンの車は“盾”のマークを踏むが、ナパーム弾もオイルスモークも発射することができなかった。その間も敵から攻撃を受け続け、敵を殺すしか助かる道が残されていなかった。しかし、ジェンセンはケースに自分の膝の上に来るよう指示し、その後ナパームを装置ごと外させた。ナパームは天井に当たった後、漏れたオイルが敵の車にかかった。ケースはその後、敵の車に火を放った。

ジェンセンがよそ見をした隙にジョーの車に体当たりをされ、順位を落としてしまう。パチェンコが妻を殺した犯人と同じ手の動きで挑発してきたのだ。ステージ1ではグリムを含む3人が亡くなり、残った6人でステージ2に進むことになった。

映画『デス・レース』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジェンセンはヘネシーに嵌められたことに気づき、明日のレースの不参加を表明した。しかし、レースに出なければ娘を養子に出すと言われ、仕方なくレースに出ることを決める。ジェンセンはそのことをコーチに打ち明けた。

ジェンセンはパチェンコを殺しに行こうとするが、パチェンコの仲間に捕らえられ、逆に殺されそうになる。そこに、リストが助けに現れる。ジェンセンはその隙に反撃し、パチェンコをボコボコに打ちのめした。パチェンコは死を意識し、“奴も仲間だ”と告げ、謝罪して許しを得ようとした。しかし、ジェンセンの怒りは収まらず殺そうとしたとき、看守に止められてしまう。

ステージ2が開幕された。ジェンセンはケースに、フランケンシュタインを殺したのか問い掛けた。昨日車を点検したのだが、オイルは正常に噴射できていた。“盾”の機能を使うのは、ナビゲーターであるケースの役割だった。ケースは所長に脅され、武器を使えなくすれば釈放許可にサインすると言われたことを打ち明けた。しかし、殺すつもりはなかったのだ。フランケンシュタインを勝てないようにして、レースを続けさせるのが目的だった。

ジェンセンは“剣”と“盾”を上手く使ってパチェンコに事故を起こさせると、車から出てきたところを殺害した。そして、監視カメラ越しにヘネシーを睨みつけた。その後もレースは続き、ヘネシーは“戦艦”を発車させた。“戦艦”と呼ばれる巨大な機関銃を乗せた車が、レーサー達の車を次々と攻撃していった。ジェンセンは身を守るため、ジョーに無線で協力を要請した。2人の車で“戦艦”を挟み撃ちにし、“ドクロ”を使って破壊した。ヘネシーはジェンセンを殺すよう看守に指示を出した。試合終了後、看守はジェンセンの車の裏側に爆弾を設置した。

ステージ3が開幕された。パチェンコや14Kが亡くなり、残っているのはフランケンシュタインとジョーだけだった。視聴者は過去最高の7000万人が集まった。ヘネシーはレース前にサイン入りの釈放許可証をジェンセンに渡した。

所長の策略により、ジェンセンは“剣”も“盾”も使うことができなかった。一方的にジョーから攻撃を受け続けた。しかし、それは予想の範囲内で、ジェンセンはジョーと試合前に話をしており、一緒に脱獄を行った。怒ったヘネシーは爆弾のスイッチを押すが、それは既にコーチ達の手によって取られていた。ケースがフランケンシュタインの覆面を被り、おとり役になった。その間に、ジェンセンとジョーが電車に乗って逃走した。

フランケンシュタインが復帰したことで、視聴率が最高を記録した。ヘネシーがそれを喜び、届けられたプレゼントの箱を開けた。中には爆弾が入っており、コーチがスイッチを押した。ヘネシーがいた部屋は吹き飛んで燃えた。

半年後、3200キロ離れた地。メキシコ、サンタロサリア。ジェンセンとジョーは一緒に車の修理工場で働いていた。そこに、無事釈放されたケースが訪ねてきた。ジェンセンはケースに我が子を見せた。

映画『デス・レース』の感想・評価・レビュー

ものすごいレースアクションに見応え十分!
ラストに「スタントマンがやっています。真似しないように」と注意喚起がはいるが、誰も真似できないから!笑
話の展開の無理やり具合も笑ってしまう。面白い。リアルなマリオカート状態。
いろいろ考えることなくラストまで一気に飽きることなく観続けていられた。
ジェイソン・ステイサムの魅力満載の映画。(女性 40代)


ストーリーが面白く、またレースの迫力に圧倒された。戦うために様々な武器が出て来て、人を殺していく残酷なシーンもたくさんあったが、映画にのめり込んでいた。自分が運転しているような感覚になり、敵から攻撃を受けたときは悔しく、頭を使った作戦が成功したときは嬉しくなった。レースに参加している者だけでなく、仲間同士の裏切りや主催者側との駆け引きも見所であり、汚いやり方でレースに参加させた所長に腹が立っていたが、最後はスカッとし、同時に感動した。(女性 20代)


ジェイソンステイサム主演のバイオレンスアクションです。思ったよりグロかったですが、モヤモヤがスカッとする展開で楽しめました。タイトル通り殺し合いレースですが、一応浅いながらもストーリーは筋が通っています。ここまでくるとストーリーはどうでも良くなりましたが。B級といえば完全にB級アクションです。ただ、ジェイソンステイサムが出ると、なぜか質のいい映画になるという良い例だと感じました。ヒール役の所長、かなりムカつきますが、これがないとこの映画は成り立たなかったでしょう。どのアクション映画にも良質なヒールは不可欠です。グロが苦手な方、お子様と一緒の視聴はお控えください。(女性 20代)


無実の罪を着せられて、孤島の刑務所に収容されたジェイソン・ステイサム演じるジェンセン。民間の企業が営利目的で刑務所を経営している嫌な世界。この刑務所には優勝すると刑務所を出られるカーレース「デス・レース」があった。囚人がチームを組んで各々武装したマシンを作り、それに乗車してレースに出場。負ければ待っているのは死。まさにタイトル通りの展開ですごく面白かったです。
ジェイソン・ステイサムはやっぱり車と刑務所が似合います。あと女も。かなり過激なシーンもあるので、血が苦手な方は注意してくださいね。(女性 30代)

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