映画『デビルズ・バースデイ』あらすじネタバレ結末と感想

デビルズ・バースデイの概要:ハネムーンベイビーを授かった新婚夫婦に降りかかる恐怖を描いた、POV(主観映像)形式のホラー映画。監督はマット・ベティネッソ=オルピンとタイラー・ジレットの2人。

デビルズ・バースデイ あらすじネタバレ

デビルズ・バースデイ
映画『デビルズ・バースデイ』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

デビルズ・バースデイ あらすじ【起・承】

ザックとサマンサは新婚夫婦。
夫ザックは片時もカメラを離さなかった父を真似て、孤児院育ちのサムとの思い出をカメラに収め、彼女との思い出を残そうとする。

ハネムーン先で占いの館に入り、不吉な事を言われて気分を害した2人は、ホテルに戻ろうとして見覚えのない町中に迷い込む。
通りかかったタクシーに乗り込むが、いい場所に連れていくと誘われ、ついて行ってしまう。
パーティー会場のような場所で散々酔っぱらった2人は、気付くとホテルのベッドで寝ていた。

帰国してしばらくすると、サムの妊娠が発覚する。
ハネムーンベイビーということで大喜びの2人は、主治医のルッカの許可を得て、検査中もカメラを回す。
やがて親戚や友人たちの前で、妊娠したと発表。

だが、サムの周りに不穏な空気が漂い始める。
お腹が痛むことが増え、ベジタリアンのサムが生肉を口にし、ベビー教室ではサム以外の全員の妊婦が苦しみだすなど、奇妙な出来事は増えていくばかり。
出かけ先で車に轢かれそうになったサムが逆上して車のガラスを叩き壊したため、ザックは慌てて病院へ連れていく。

病院では、ルッカは診る事が出来なくなったために、初老の医師ディランが担当に変わったと告げられる。
検査結果は異状がなく、精神的な問題を疑われる。

その頃、家じゅうに監視カメラが仕掛けられていた。

デビルズ・バースデイ あらすじ【転・結】

出産予定日まで1ヶ月。
聖体拝礼のお祝いに、教会へ向かったザックとサム。
しかしトーマス神父が儀式の途中で倒れてしまう。

ビデオを最初から見ていたザックは、ハネムーンでひどく酔った時に、彼女が何らかの儀式を受けさせられていた記録映像を見つける。
しかしその映像は、目を離した瞬間に忽然と消えてしまった。
その中に宗教的なシンボルマークを見つけたザックは、入院中のトーマス神父に話を聞こうとするが詳しい事は聞けなかった。

その後、ザックは自分たちの周囲をうろついていた不審な男性を見つけ、留守にする間、妹スージーにサムの様子を見てもらうことに。
空き家のはずの近所の家の中に、自分たちを監視していた痕跡や謎のシンボルマークを見つけ、サムの危険を察知したザックは警察へ通報してから自宅へ戻る。

怪奇現象が起こる家の中で、スージーの遺体と血まみれになったサムを発見。
サムは自らのお腹を切り、命を落とした。
そこにディランがやってきて、赤ちゃんを取り出すと去っていった。

ザックは警察で取り調べを受けるが、ディランの存在は無かったことになっていた。

その後、ハネムーン中の夫婦の前に、いい場所に連れていくと誘うタクシー運転手が止まった。

デビルズ・バースデイ 評価

  • 点数:30点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★☆☆☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★☆☆☆☆
  • 設定:★☆☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:89分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット
  • キャスト:アリソン・ミラー、ザック・ギルフォード、サム・アンダーソン、ヴァネッサ・レイ etc

デビルズ・バースデイ 批評・レビュー

映画『デビルズ・バースデイ』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

どこかで見たようなストーリー

冒頭で「ヨハネの黙示録」の一文が出てくるのだが、宗教に詳しくない場合はサッパリ意味がわからないので、作品自体のハードルが上がってしまうという悪魔をテーマにした作品の一番悪いパターンになっている。

幼い頃に両親を失い、家族の思い出が少ない妻サムに温かい家庭の記録を残そうとカメラを回し続けるザックという、映像が残った経緯や理由がしっかりしているのは、意味もわからなくカメラを回すような作品よりはまだいい。
だが、ストーリー展開や設定はすべてありがちなもので、どこかで見たことがあるようなシーンばかり。

妊婦が集まるベビー教室で、サム以外の妊婦たちが苦しみだしても誰も焦ったりしないという、ツッコミどころ満載のシーンもある。

謎のシンボルマークについては、神父が何か知っていそうなのに、サムの影響で倒れたせいで何も教えない。
ザックもそれについて調べたりしないので、しきりに出てくるマークが何なのかわからないまま、というのは中途半端すぎる。

映像酔いに要注意

全体的に手ブレがひどい作品で、リアリティがあるという以前に映像酔いしそうな作品。
特に、クライマックスのシーンでの、サムの周りでポルターガイスト現象が起こるあたりは注意が必要だ。
スーパーの監視カメラや、サムの赤ちゃんを狙う謎の人々が置いた監視カメラ、警察の取り調べ中のカメラと変化はつけているがどれも見えにくく、他のホラー映画で見たことのあるものばかり。

若者たちが偶然撮影した動物の惨殺シーンと不気味な女性はサムだと思われるが、本編に全く絡んでこないので、作中にあること自体が謎の場面になっている。

デビルズ・バースデイ 感想まとめ

パラノーマル・アクティビティ」のヒット以降、増加傾向にあるPOV(主観映像)形式作品で、しかも悪魔を扱ったホラー映画。
嫌というほどありふれた撮影方法とテーマに、手ブレ感のひどさや粗だらけのストーリーという部分も加わり、どこかで見たような作品でとにかくつまらない、という印象しか残らない。
POV作品の映像酔いに慣れている場合でも、注意したほうがいいだろう。

謎の解明のようなシーンも無いので、見終わってからモヤモヤしてしまう。

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