映画『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』あらすじネタバレ結末と感想

デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森の概要:ジャージー・デビルの伝説が残るキャンプ場に向かった一家に襲い掛かる、父親の狂気と伝説の怪物の恐怖を描いたホラー映画。「ソウ」シリーズ2作目から4作目までを手掛けたダーレン・リン・バウズマンが監督。

デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森 あらすじネタバレ

デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森
映画『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森 あらすじ【起・承】

リチャード・ヴィンヤードは、再婚した妻シンシア、反抗的なティーンエイジャーのサディ、幼い弟ダニーを連れ、父の遺灰を思い出の川に流す目的でキャンプにやってきた。
そこは、ジャージー・デビルの伝説が根強く残る土地でもあった。
出発前から体調不良を訴えるリチャード、行方不明の飼い犬オスカーが気になって仕方がないダニー、父の携帯禁止令や過保護っぷりにうんざりのサディ。

森の中にバーンズという変人が住んでいることや、熊に注意するよう告げられ、リチャードは不安を隠せない。
やがてリチャードは幻覚を見たり、情緒不安定になっていく。

2日目。
サディが親しくなった青年ライアンの親友ザックが行方不明になり、ピリピリした雰囲気が漂い始めていた。
リチャードの独断でキャンプ場所を変更することになり、古びたテントのそばで一晩過ごすことになるが、そこには白骨化した犬の亡骸が。
しかも、古びたテントは何者かに襲われた形跡があった。

こっそりライアンとメールをしていたサディに怒り狂うリチャードだったが、シンシアになだめられ、皮肉にもサディとシンシアの関係は良くなっていく。

やがてリチャードが豹変した理由が発覚。
狂犬病にかかっていたオスカーに噛まれ、彼も狂犬病に感染していたのだ。

デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森 あらすじ【転・結】

3日目。
リチャードの状態は悪化する一方。
シンシアとサディは警察に通報し、救助を要請する。
そしてリチャードのナイフと共にライアンの惨殺死体を見つける。
正気を失ったリチャードのせいでダニーは川で溺れ命を落としかけ、シンシアは足を怪我して動けなくなる。

もはや怪物と化したリチャードを動けないようにして、シンシアが監視役として残り、サディとダニーが助けを呼びに行く。
野犬に襲われかけたサディとダニーだったが、猟銃を手にした老人に命を救われる。

悪魔が来たと暴れるリチャードと争いになったシンシア。
リチャードの意識が無い間に、シンシアは瀕死の状態になっていた。

森の中をふらつくリチャードを見つけたサディたちだったが、そばには血まみれでさまようシンシアが。
老人から猟銃を奪ったリチャードは、シンシアとダニーを庇うように立ちふさがるサディに銃口を向けるが、彼女の後ろに潜んでいたジャージー・デビルを狙っていたのだった。
しかし救助隊や警察は、リチャードがサディを撃とうとしていると判断し、リチャードに発砲。

ジャージー・デビルは実在していた。
途中でザックとライアンの惨殺死体を発見していた警察官数名も、ジャージー・デビルの餌食となった。
サディとダニーは両親を失い、聴取で怪物が両親を奪った、と言って変人扱いされる。

やがてサディは、ジャージー・デビル狩りの一員として、再び森に足を踏み入れた。

デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★☆☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2012年
  • 上映時間:94分
  • ジャンル:ホラー
  • 監督:ダーレン・リン・バウズマン
  • キャスト:スティーヴン・モイヤー、ミア・カーシュナー、エリック・ヌードセン、アリー・マクドナルド etc

デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森 批評・レビュー

映画『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ホラーのお約束だらけで中途半端なストーリー

伝説上の生き物「ジャージー・デビル」に追い込まれる家族を描きつつ、スタンリー・キューブリック監督の「シャイニング」のジャック・ニコルソンさながら、狂気に飲まれていく父の姿も描いた作品。
ホラー映画ではお約束の、家族の絆を強くするために皆でキャンプに行くという始まり方は、それだけでエンディングも予想できてしまって面白味が無い。

リチャードの亡き父の遺灰を思い出の詰まったキャンプ場の中にある川に流す、という目的があると語られているが、取ってつけたような理由で説得力が無い。
ジャージー・デビルを生んだ魔女の伝説になぞらえて、狂犬病によって正気を失った父が家族を追い詰めるストーリーかと思いきや、ジャージー・デビルは実在したと方向転換して、どっちつかずのラストに拍子抜け。
どこまでがリチャードの幻覚で、どこまでが真実なのかはっきりしているため、現実と幻の境目のあやふやな気味悪さも無くて、遺体のグロテスクな様子しか怖さが無い。

肝心のジャージー・デビルも一瞬しか映らないので、中途半端な作品。

グロテスクな描写はリアル

序盤で森の中で襲われるカップルのグロテスクな遺体、ザックとライアンの内臓が出ている遺体などは、衣装の効果もあってリアルに作られている。
シンシアの骨折の描写もリアルで、残酷描写とまではいかないが、苦手な人は気を付けたい。

X-MEN」シリーズのアイスマン役、ショーン・アシュモアがライアン役として出演し、ほどよいスパイスになっている。
アメリカのヴァンパイアドラマ「トゥルーブラッド」で人気を得たスティーヴン・モイヤーが、徐々に狂気に飲まれていく父リチャード役を好演しているのも見どころ。

デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森 感想まとめ

劣化版「シャイニング」のイメージが垣間見える作品で、狂犬病の症状である幻覚や妄想に取りつかれた父に振り回され、ジャージー・デビルにも遭遇してしまうという中途半端なストーリー。
ジャージー・デビルはアメリカの怪談話のひとつで、未知の生物としても知られているものだが、チラッとしか姿を映さなかったために見ていて納得できない部分が増えてしまった。

オープニングの音楽や映像がドラマのそれに近く、主演のスティーヴン・モイヤーが出演しているドラマ「トゥルーブラッド」のオープニングにも似ていてオシャレ。

Amazon 映画『デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森』の商品を見てみる