映画『ディアボリカル』あらすじネタバレ結末と感想

ディアボリカルの概要:自宅に現れるようになった幽霊に悩む一家が突き止める、意外な幽霊の正体を描いたSFホラー。主演は「バイオハザード」でクレア役を演じたアリ・ラーター、監督はアリステア・ルグラン。

ディアボリカル あらすじネタバレ

ディアボリカル
映画『ディアボリカル』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ディアボリカル あらすじ【起・承】

へラー家は幽霊に悩まされていた。
長男ジェイコブは頭が良く妹思いだが短気、妹ヘイリーは幽霊とこっそりお喋り。
自己破産に悩むシングルマザーの母マディソンは、ジェイコブが通う塾の講師ニックと恋愛関係にあった。

そんな時、大企業カムセット社の不動産部門の社員オースティン・ハミルトンから、ローンの返済が滞っている自宅を、高額で買い取りたいと告げられ悩むマディソン。
大きな怪奇現象が起こって子供たちが腕にあざを作ったことをきっかけに、ニックの家に避難させてもらうことを決意する。
家の外に出たとたん、体中に黒いヒビが浮かび上がって倒れるジェイコブとヘイリー。
家の中に戻ると、それは自然に治まった。

翌日、医者に来てもらうがストレスが原因だと言われる。
外に出られない一家に圧力をかけるかのように、ハミルトンは家を売るようにと迫る。
そして心配して家に訪ねてきたニックに別れを告げるマディソンだったが、洗濯機の中から突然現れた幽霊に襲われそうになる。

専門家も神父もさじを投げたヘラー家の幽霊を、ニックはどうにかしようとする。

ディアボリカル あらすじ【転・結】

マディソン、ジェイコブ、ヘイリー、ニックがテーブルを囲んでいると幽霊が現れ、4人は慌てて子供部屋に逃げ込んだ。
翌日、記録映像を見ていたマディソンは、幽霊の服にカムセット社のロゴマークを見つけ、ニックが写るカムセット社の写真をネット上に発見。
ニックはかつてカムセット社で瞬間移動計画“エコー”の実験に関わっていたが、囚人たちを使って実験を推し進めようとする会社に反対し、会社を辞めたことを告白。
そして幽霊と思っていたものは、40年以上未来からやって来た囚人たちだと説明する。

ジェイコブとヘイリーを地下室に隠し、未来の囚人と戦う決意をするマディソンとニック。
偶然へラー家にやってきたハミルトンは、未来の囚人に殺害される。
駆けつけた2人組の警官も殺害され、マディソンも大怪我をする。
母を守ろうとしたジェイコブが頬に傷を負うと、襲ってきた未来の囚人の頬にも傷ができた。

未来のジェイコブは倒れ、すべてを悟ったマディソンと共に消えた。
母親の敵討ちのためにカムセット社に爆弾をしかけ、自ら実験台となった未来のジェイコブ。

過去のシェイコブが何かを感じ取って地下室に戻ると、そこには未来から戻った母マディソンの姿があった。

ディアボリカル 評価

  • 点数:55点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:86分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス、SF
  • 監督:アリステア・ルグラン
  • キャスト:アリ・ラーター、アルジュン・グプタ、パトリック・フィスクラー、マックス・ローズ etc

ディアボリカル 批評・レビュー

映画『ディアボリカル』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ツッコミどころだらけのストーリー

幽霊だと思っていたのは、未来からやってきた瞬間移動の人体実験をされている囚人たちだったという、意外性のある設定で、前半と後半でストーリーの色合いが変わる作品。
だが、DVDパッケージや公式サイト、そして映画本編の幽霊の姿を見た時点で、“幽霊”ではないとわかってしまうもったいない作品でもある。

超常現象の専門家が幽霊の姿を見て逃げ出すというのも、ホラー映画としてはありきたりだが、幽霊ではないのにどうして逃げ出すのか意味が分からない。
家を出ようとすると、幽霊に触られたジェイコブとヘイリーの体に異変が起こり、家から出られなくなるという設定も無茶がありすぎる。
家から出られずに幽霊退治をしなければならない、という展開に持っていくのにはベストだが、問題が解決したら家を売らなければならないという大きな矛盾点になっている。

母を失ったジェイコブが囚人となって、実験台にされて過去にやってきたというのも、結局はその母を殺害したのは自分だろうというツッコミどころになっている。

どこかで見たことのある怪物たち

未来からやってきた囚人たちの姿を、時間を超えた影響なのか怪物のように描いているが、そのVFX技術の低さにガッカリさせられる。
最初は目、鼻、口が無い怪物にも見える姿だが、不気味さやリアリティのある怖さはなく、いかにも作り物という印象。
中盤からは、明らかに生きた人間になっていて、今までのはなんだったのかと思わせる。

壁が顔の形に膨らむのも、「エルム街の悪夢」のワンシーンにそっくり。

突然洗濯機の中から怪物が出てきたり、物理的な攻撃が有効だとわかった後のマディソンとニックの完全武装には、苦笑いしてしまう。

ディアボリカル 感想まとめ

低予算のB級映画として見れば面白い作品で、ホラーというよりもSF映画に近い作品。
幽霊だと思っていたものが、未来の囚人、しかもジェイコブだったという意外性のある設定は面白い。

つじつまが合わない部分だらけのストーリーにガッカリさせられるが、ラストのマディソンの意味深な笑みには、ぞくっとさせられる。

バイオハザード」のクレア役、「ファイナルデスティネーション」でもクレア役を演じたアリ・ラーターが、2人の子供を抱えるシングルマザー役として出演し、見事な演技力を発揮している。

Amazon 映画『ディアボリカル』の商品を見てみる