映画『ディック&ジェーン 復讐は最高!』あらすじとネタバレ感想

ディック&ジェーン 復讐は最高!の概要:2005年のアメリカ映画(原題:Fun with Dick and Jane)。1977年製作のおかしな泥棒ディックアンドジェーンのリメイクで、エリートサラリーマンのディックが会社の倒産を機に泥棒を思い付くコメディ映画。

ディック&ジェーン 復讐は最高! あらすじ

ディック&ジェーン 復讐は最高!
映画『ディック&ジェーン 復讐は最高!』のあらすじを紹介します。

大手のIT企業に勤めるディックと妻のジェーンはかなりの富裕層ではないものの、たまには贅沢も出来るそんな幸せな暮らしをしていた。
ある日、ディックは突然広報部長に昇任することが決まり、浮き足だった夫婦は家の改築、新車のリースなど次から次へと金を使う。

そして部長昇任の初日、ディックの会社の社長は株を大量売却、つまり一夜にして倒産してしまった。
突然の倒産へのマスコミ対応に追われるディック。
入ってくることを期待して使った金も支払いが始まってしまう。

このままでは家も取られてしまうと悩んだディックは、強盗になる計画をする。
最初は良い顔をしなかったジェーンも協力することに。
素人の二人は失敗続きだったものの、次第にうまくいき元の暮らしを取り戻し始めた。

ある時ディックは、倒産した会社の社長への復讐を思い付く。
殺されることを覚悟で金を要求する夫婦は、ついに社長から100ドルの小切手を手に入れた。
たった100ドル。
ディックは見事この小切手を偽造し、社長の多額の財産を手に入れることに成功する。

ディック&ジェーン 復讐は最高! 評価

  • 点数:65点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2005年
  • 上映時間:91分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:ディーン・パリソット
  • キャスト:ジム・キャリー、ティア・レオーニ、アレック・ボールドウィン、リチャード・ジェンキンス etc

ディック&ジェーン 復讐は最高! ネタバレ批評

映画『ディック&ジェーン 復讐は最高!』について、感想批評です。※ネタバレあり

成りきれないコメディ映画

ジム・キャリーと言えば、アメリカでも日本でも人気があるコメディ俳優である。
その顔芸とも言えるコロコロ変わる表情と演技力には定評があり、俳優としても近年シリアスな作品に出たりと幅を広げている。
この前提がある人は、コメディ映画としての面白さを期待して鑑賞するのではないだろうか。
やはり、ジムと言えばクスッとする笑えるシーンが欲しい。
しかし本作品はコメディ要素が少々薄い。
キャリアのあるサラリーマンが突然会社の倒産で貧乏になり、復讐するという何とも魅力ある脚本なのに。
どんなに笑わせてくれるのかと思えるいかにもネタ的脚本なのに、何かと真面目なのだ。
もう少し面白おかしく軽いノリで良かったのではと思うし、ジムの軽快な演技も全く引き立っていない。
これではただのコメディ風味の映画であり、もっと悪く言うと内容のないリメイク作品である。
もう少し工夫がほしかったし、俳優に合わせて演出を変えて欲しかった。

夫婦間の絆の深さには癒される

コメディ映画なので、基本何でもあり。
もちろん警察のおとがめもない。
何よりもこの主役夫婦が犯罪を犯しているのにも関わらず、明るくて仲がよくて良い。
ブラックコメディなのかとも思うが、夫婦はこういうものだというのを見せたいのかとも思ったりする。
いずれにしても二人の演技が上手くて成り立っている映画であることは間違いない。

可もなく不可もなく

内容をまとめると実はありきたりで大したことも無い。
ありがちなアメリカンコメディ、そのくせ笑える箇所が少なくて面白味に欠けているのがたまに傷。
しいて言えばブラックユーモアが満載で、そのような作品が好きな人にはうけるだろうというくらいである。
実際のところジム・キャリー自体の人気も下降気味であることもあり、見ても見なくても良い映画というようなジャンルに属してしまうのは否めない。

ディック&ジェーン 復讐は最高! 感想まとめ

2000年前後に活躍した俳優たちも、今は人気も下降している。
時代は変わり、新しい俳優たちもたくさん出てきてついていけていないのも事実。
しかし、今の俳優たちはどこかインスタントであるような気がする。
1本当たっても、次回作は大したこと無い。
要はその作品の役柄が強すぎて、俳優本人の長所が愛されているわけではないということだ。
ブラピのように何でもブラピ映画になってしまうのも困り者だが、個性が弱くその他大勢になってしまうのも問題だ。
良くも悪くも、本人としての雰囲気が印章に残らない。
一作出たら忘れられてしまうという使い捨てのやり方も良いのだろうが、往年の映画のように、「この俳優が出ているのは全部見た!」というようなおじさんたちの会話が聞けなくなるのかと思うと悲しくなったりもするのである。

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