映画『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』のネタバレあらすじ結末

ドラえもん のび太のドラビアンナイトの概要:ドラえもんの道具である「絵本入りこみぐつ」で絵本の世界を楽しむのび太達。ところが、しずかが靴を無くして絵本のアラビアンナイトの世界から帰れなくなり、行方不明になってしまう。多くの話から成り立つアラビアンナイトにはどこか現実世界と繋がりがあるのではないかと考えたドラえもん達は、それを基にタイムマシンで794年のアラビア世界へと向かう。

ドラえもん のび太のドラビアンナイトの作品概要

ドラえもん のび太のドラビアンナイト

公開日:1991年
上映時間:100分
ジャンル:アドベンチャー、アニメ
監督:芝山努
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也 etc

ドラえもん のび太のドラビアンナイトの登場人物(キャスト)

ドラえもん(大山のぶ代)
22世紀の未来からやって来た猫型ロボット。四次元ポケットから多くの道具を出し、今回はのび太達に絵本入りこみぐつを貸すが、それが原因で事件が起きてしまう。
のび太(小原乃梨子)
いつものんびりしている小学5年生の男の子。自分の不注意からしずかを絵本の世界で行方不明にさせてしまった事に強い責任を感じる。
しずか(野村道子)
のび太の友達の女の子。絵本入りこみぐつで絵本の世界を楽しんでいる最中に、シンドバッドが乗る空飛ぶ絨毯とぶつかり、靴を無くして絵本の世界に閉じ込められてしまう。
ジャイアン(たてかべ和也)
のび太の友達のガキ大将。体が大きく乱暴な所があるが、根は優しく友達想いな男の子。
スネ夫(肝付兼太)
ジャイアンと仲の良いのび太の友達。砂漠で蜃気楼を目撃し、そのせいでのび太が倒れてしまった事により自信を無くしてしまう。
シンドバッド(阪脩)
絵本の世界の「アラビアンナイト」のキャラクターだが、現実世界にも存在した人物。砂漠の真ん中に輝く黄金宮で不思議なコレクションに囲まれて暮らしている。
ミクジン(松島みのり)
22世紀の時間旅行会社のガイド。今回の一件でドラえもん達を794年のバグダッドへ連れて行く。途中でジャイアン達に文句を言われて未来へ帰ってしまうが、タイムテレビで見守っていた。
アブジル(加藤精三)
アラビア世界でのび太達が出会う奴隷商人。かつてシンドバッドに命を助けられたが、欲に駆られて彼の黄金宮を奪おうと画策する。砂漠にいたしずかを奴隷の1人として連れて行ってしまう。
カシム(加藤治)
砂漠の盗賊団の頭領。のび太達を襲うとするが、ハール・アル・ラシード王に一度は撃退されるが、後に変装して再度のび太達に近づきドラえもんから四次元ポケットを盗む。

ドラえもん のび太のドラビアンナイトのネタバレあらすじ

映画『ドラえもん のび太のドラビアンナイト』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ドラえもん のび太のドラビアンナイトのあらすじ【起】

夏休みの中、ドラえもんとのび太は絵本入りこみぐつで「船乗りシンドバッド」の世界を楽しんでいた。そんな世界をしずかにも楽しんでもらおうと考えたのび太は、彼女の家に向かう。しかし、しずかはキャンプへ行く途中だった。どうしても来てほしいのび太は彼女を説得するが、その話をジャイアンとスネ夫に聞かれてしまい、結局しずかはキャンプへ向かい、ジャイアンとスネ夫が付いて来てしまった。家に戻るとドラえもんはおらず、靴が足りない事を話すのび太。しかし、ジャイアン達は勝手に2足あった靴を履いて絵本の世界へ入って行ってしまう。

ジャイアン達が絵本の世界を満喫しているのを外から眺めるのび太。その時、外からしずかの声がした。キャンプの日を勘違いしていたのだ。のび太はしずかと一緒に「ピノキオ」の世界へ行くことになり、ドラえもんのスペアポケットから新しく絵本入りこみぐつを取り出す。

のび太達が絵本へ飛び込んでしばらくしてジャイアン達が絵本から出てくる。今度は多くの話を混ぜてみないかとスネ夫が提案し、絵本をシャッフルしてしまう。

一方、のび太達は「ピノキオ」のクライマックスシーンを楽しんでいた。ところが話にないはずの人魚姫が出てきたのだ。もうしばらく話を見て行くと、そこでは多くの話が混ざっていたのだ。そんな世界に退屈したしずかは1人で帰ってしまう。しかしその帰る途中でシンドバッドの空飛ぶ絨毯にぶつかり、アラビア世界へ迷い込んでしまう。一方のジャイアン達も絵本の世界に飽きて帰ってしまった。

ドラえもん のび太のドラビアンナイトのあらすじ【承】

翌日、ドラえもんがある異変に気が付く。絵本入りこみぐつが足りないのだ。そこで誰かが家に帰っていないのではないかとのび太は3人に会いに行く。ジャイアン、スネ夫は一緒に遊んでおり、しずかは外出中だった。みんなが家に戻っていると思ってのび太が家に戻ると、ドラえもんは険しい顔をしてアラビアンナイトの絵本を見ていた。そこには片方の絵本入りこみぐつがあった。しずかの姿を見ていないのび太は再度ドラえもんと確認しに向かうが、そこで彼女がまだ絵本の世界にいる事を知る。その間、家ではママが出しっ放しにしていた絵本を燃やしてしまっていた。絵本がなくなっては打つ手がないと話すドラえもん。のび太は責任を感じ、しずかのママに全てを話そうとするが、とても話せる内容ではなかった。公園で悩んでいる内に眠りに落ちたのび太はある夢を見る。大海原を行く一隻の船。それは奴隷船であった。多くの奴隷が水を求める中には怯えるしずかの姿があった。

夢から覚めたのび太は急いで家に戻る。家ではドラえもんが宇宙完全大百科で調べ物をしていた。ドラえもんはハール・アル・ラシード王が実在の人物である事を突き止め、それを頼りにジャイアンとスネ夫も連れてアラビア世界へ行く事にしたのだ。そして、今回の為に22世紀の時間旅行ガイドであるミクジンにアラビア世界の案内を頼んでいた。

タイムマシンに乗り794年のバグダッドへ向かうドラえもん達。しかしミクジンのガイドはあまり良い物ではなく、ジャイアン達から不満が出る。それに腹を立てたミクジンは未来へ帰ってしまった。そして間もなく、盗賊団に囲まれている事に気が付く。盗賊団首領のカシムはドラえもん達に身包みを置いていく様に要求する。しかし、偶然出会った皇族の身なりをした男がラッパを吹くと、遊撃隊が現れてカシム以外の盗賊団のメンバーを捕らえた。彼こそドラえもん達が探していたラシード王だったのだ。

翌朝、ドラえもん達はラシード王と食事を摂っていた。彼からバグダッドに来た理由を尋ねられしずかの事を話すのび太。ドラえもん達の助けになればとサイン入り交通手形を渡すラシード王は港町バスラへ行くよう勧めた。

バスラに到着したドラえもん達はしずかについて聞き込みを始めるが、見た人は誰もいない。ジャイアンとスネ夫に関しては蛇使いの所で油を売っていた。ドラえもんが注意し、その蛇使いにしずかの事を聞くと知っていると話す。数日前に出帆した奴隷船の中にいたというのだ。追いかけようとする一行に船を買うよう勧め、乗組員を集めた蛇使い。準備が整うとすぐにドラえもん達は船出した。

夜になり、寝る為にドラえもんがポケットから道具を出しているのを密かに見る蛇使い。みんなが眠りに落ちた頃、彼はドラえもん達を海に投げ出した。その蛇使いは盗賊のカシムで、国外逃亡する為にドラえもん達を利用したのだ。そして程なくして海に落とされたドラえもん達に時化が襲い掛かった。

ドラえもん のび太のドラビアンナイトのあらすじ【転】

目を覚ますとドラえもん達は海岸にいた。スネ夫は火の玉に数われたと話すが誰も信じない。何にせよ道具が必要だと考えたドラえもんはポケットを探る。しかしポケットは海へ投げ出される前に、カシムによって奪われていたのだ。砂漠を歩く一行。しかし暑さや道具を失った事から全員がイライラしてしまう。のび太はみんなを落ち着かせようと当初の目的を改めて話し、みんなの仲を取り持つのだった。

一方、ポケットを奪ったカシムも砂漠を歩いていた。手下は時化のせいで2人だけになっていた。水を求める彼らに四次元ポケットから道具を出すが使い方が分からず、ポケットを捨ててしまう。そんな中、カシムは砂漠の中にそびえ立つ黄金の宮殿について話す。そこを奪うのが彼の当初の計画なのだった。

ドラえもん達は水を求めて彷徨うが、スネ夫が見つけた湖は蜃気楼であった。そしてのび太も暑さによる熱射病にかかり倒れてしまう。スネ夫はオアシスのようなものを見つけるが、また蜃気楼だろうと考えて無視した。そのオアシスには、しずかがいた。しかし彼女は奴隷商人のアブジルと一緒にいたのだ。水浴びの為に手錠を外された隙にアブジルから逃げ出すしずか。その事に気付いたアブジルは激昂して彼女を追う。

砂嵐に襲われたドラえもん達だが、身に着けていたターバンを使って難を逃れる。のび太の様子を心配する一行。スネ夫は湧き水を探しに辺りを歩いてみた。その時、空飛ぶ木馬を見かけたのだ。驚いた彼はみんなに知らせようとするが、それも蜃気楼だろうと思い話さなかった。

翌日も暑い砂漠を歩く一行。のび太だけに限らずみんなの体力も限界に近付いていた。そんな時見たこともない大きな魔人が飛んできた。驚いて逃げるドラえもん達だが魔人に捕まり、連れ去られてしまう。そして連れて来られた場所は黄金の宮殿であった。砂漠には似合わず、潤っており水も溢れる様にあった。水浴びをしてドラえもん達は元気になり、のび太の体調も回復した。そこに黄金宮の主であるシンドバッドが現れる。彼はドラえもん達に自慢のコレクションを見せてくれた。先ほどの瓶の魔人や兵士の種など不思議な道具があった。その中でランプの精が砂漠で男が女の子を追いかけていた話をする。その女の子が静かであると確信したドラえもん達は、シンドバッドの絨毯に乗って彼女の元へ向かった。

アブジルは捕まえたしずかに再び手錠をかけていた。そこへドラえもん達が駆け付ける。アブジルを懲らしめようと4人で立ち向かうがボロボロにされてしまう。そこでシンドバッドは兵士の種を使ってアブジルを懲らしめ、説教をする。しずかを救い出し感動の再会を果たしたドラえもん達はみんなで王宮へ戻り夕食を楽しんだ。

その晩、シンドバッドは砂漠に残したアブジルの様子が気になり、千里眼池で確かめようとしていた。そこにドラえもんとのび太も加わり様子を眺める。アブジルは黄金宮の方角を調べていたのだ。

アブジルはカシムと合流し、黄金宮を目指す。岩場から入る秘密のワープ空間を通り、遂に黄金宮の目の前に到着したのだ。シンドバッド達が留守の間に王宮へ侵入するアブジル達。その異変に気付きシンドバッド達も王宮へ戻るが、少しの差で瓶の魔人をアブジルに奪われ、彼らは地下牢へ閉じ込められてしまった。

地下牢ではドラえもん達が未来の道具があればと話していた。シンドバッドはその未来という単語からある男の事を思い出す。最後の航海で船が難破した時、助けた男がいた。シンドバッドは彼に魔人や魔法に憧れていた話をすると、彼は助けてもらった礼にコレクションを持ってきて黄金宮を建ててくれたのだ。その彼こそが未来から来たタイムトラベラーだったのだ。

その時、牢の外では見張りをしていたランプの精がスネ夫の見た火の玉に襲われていた。火の玉は牢の中に入ってくるとミクジンに戻り、未来へ帰ってからはピンチの時に助けに来ようとタイムテレビで見てくれていたのだ。脱出したドラえもん達は砂漠の中へと逃げ出した。しかし、タイムマシンは王宮の中庭にあり、戻る必要があった。王宮は兵士によって既に厳重に警備されてしまっていた。

ドラえもん のび太のドラビアンナイトのあらすじ【結】

翌朝、シンドバッドは全てを奪われ、無気力になっていた。そんなシンドバッドを見てのび太はがっかりした。憧れていたシンドバッドは勇敢で如何なる困難も乗り越えていく人物だったのだ。のび太の言葉に我を戻したシンドバッドは王宮へ戻る決意をする。しかし、道具は何もない。その時、ミクジンが砂漠で拾った四次元ポケットを取り出す。活気を取り戻したドラえもん達は王宮へと向かう。

王宮ではシンドバッド達が来ると警戒が更に強まった。兵士達の追撃に合いながらも何とか王宮の中へ入るドラえもん達。何とか兵士達を味方に付ける必要があるとドラえもんはアブジルに変身する。そして、その姿でランプの精に命令して兵士の種の箱を取り戻し、形勢逆転に成功する。しかし、アブジルには奥の手である瓶の魔人があった。魔人は兵士達を踏み潰し、シンドバッドも叩き飛ばされてしまう。魔人は更にシンドバッドを踏み潰そうするが、ドラえもんの咄嗟の判断によるスモールライトで小さくされてしまう。

魔人も失い、追い詰められたアブジルは最後の手段として空飛ぶ宮殿のカラクリを使う。ドラえもん達はタケコプターで追いかける。シンドバッドも空飛ぶ木馬に乗り、宮殿を追いかけながらアブジルと剣で戦う。王宮に追い付いたドラえもん達は降りてその状況を見守っていた。ところがシンドバッドの木馬がオーバーヒートを起こしてバラバラに壊れてしまう。勝利したと思い高笑いするアブジルだが、シンドバッドはまだ生きていた。シンドバッドは剣を突きつけるが、命乞いしたアブジルが再び剣を振るって彼を窮地へ追い詰める。その戦いに気を取られていたドラえもん達はしずかをカシム達に人質として捕らえられてしまう。しかし、しずかが手下の手を噛んで振りほどいた瞬間にドラえもん達がカシム達を取り押さえた。シンドバッドも何とか粘って押し返し、アブジルとの戦いに勝利した。

黄金宮は再び平和を取り戻し、ドラえもん達も元の世界へ戻る事になった。みんなが帰ってしまうのを寂しく感じるシンドバッド。それを見たのび太は次に来るときはシンドバッドの絵本を持ってくることを約束する。厚い握手を交わし、笑顔でドラえもん達は自分達の時代へと帰って行った。

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