映画『ドリームキャッチャー』あらすじネタバレ結末と感想

ドリームキャッチャーの概要:少年時代に友達から不思議な力をもらった男性たちが、地球外生命体から地球を守るため、友達を守るために奮闘する姿を描いたSFアクションホラー。原作はスティーヴン・キングのホラー小説。

ドリームキャッチャー あらすじネタバレ

ドリームキャッチャー
映画『ドリームキャッチャー』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ドリームキャッチャー あらすじ【起・承】

ヘンリー、ジョンジー、ピート、そしてビーヴァーには、古い友人ダディッツからもらった不思議な力があった。
4人で集まる約束をした日、ジョーンズは出会った時と同じ姿のダディッツに誘われるようにして事故に遭う。
救急車の中で死にかけたジョーンズは、再びダディッツを見た。

6ヶ月後。
奇跡的に生還したジョンジーを含めた幼馴染4人は、雪深い山小屋に来ていた。
20年前、上級生たちにいじめられているところを助け、親友になった知的障害のあるダディッツ。
4人はダディッツとの思い出に浸った。

翌朝、買い出しに行ったヘンリーとピートは、小屋に帰る途中で事故を起こしてしまう。
遭難していた女性を見つけるが、ゲップとオナラが止まらず、具合が悪い。
動けなくなった女性とピートを残し、助けを呼びに行くヘンリー。

ハンティング中だったジョンジーとビーヴァーは、森で遭難していた中年男性リックを助ける。
しかし彼もゲップとオナラが止まらず、具合が悪かった。
通りかかった軍のヘリに助けを求めるが意味深な返答をされ、リックはトイレで死んでしまう。

リックの体内から出でいたヘビのような怪物がトイレの中にいて、ビーヴァーに襲い掛かる。
身を挺してジョンジーを救ったビーヴァー。

しかしジョンジーの前に宇宙人ミスターグレイが現れ、彼の体を乗っ取ってしまう。

ドリームキャッチャー あらすじ【転・結】

女性が既に死んでいると気付かないピートは怪物に襲われ、体を乗っ取られたジョンジーに殺されてしまう。
臨死体験の影響で頭の中にある“記憶の倉庫”に隠れる事ができたジョンジーだったが、自分の身を守るだけで精一杯。

小屋にたどり着いたヘンリーは、ビーヴァーの死とジョンジーが乗っ取られた事を知ってショックを受ける。
そして怪物が産んだ卵を消し去るため、小屋に火を付けた。
森から出たヘンリーは、軍の特別部隊が地球外生命体からの感染を予防するため、森を隔離していたと知る。

軍の収容所で、カーティス大佐の非情なやり方に不満を持つ指揮官のオーウェンを説得。
ヘンリーはジョンジーとテレパシーで連絡を取り、ダディッツが鍵を握ると知る。
白血病で家から出られないダディッツだったが、全てを察していた母に見送られ、ヘンリーと一緒に家を出る。

ミスターグレイの狙いは、ヘビのような怪物を使って地球を滅ぼす事だった。
そして犬に怪物の幼虫を寄生させ、貯水池へ投げ込もうとしていた。

貯水池に到着した3人だったが、オーウェンはヘリを奪い追ってきた大佐に撃ち殺されてしまう。
そして大佐のヘリも墜落した。

ヘンリーは怪物を銃で撃つが、卵がひとつ転がりだした事には気付かなかった。
そしてジョンジーの中からミスターグレイが現れた時、車で待っているはずのダディッツがやって来る。
ダディッツの体が宇宙人に変化し、彼は命をかけて地球を守った。

貯水池に入りかけた怪物の幼虫は、もとに戻ったジョンジーに踏みつぶされた。

ドリームキャッチャー 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2003年
  • 上映時間:135分
  • ジャンル:SF、ホラー、アクション
  • 監督:ローレンス・カスダン
  • キャスト:モーガン・フリーマン、トーマス・ジェーン、トム・サイズモア、ジェイソン・リー etc

ドリームキャッチャー 批評・レビュー

映画『ドリームキャッチャー』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

見る側を選ぶホラーからの宇宙人展開

序盤は、同じスティーヴン・キング原作の「スタンド・バイ・ミー」のように、少年たちの友情と大人になった彼らの姿が描かれている。
知的障害のある友人ダディッツから与えられた特殊能力を持つ、4人の男性のホラー映画かと思えば、遭難寸前だった男性リックを助けたところから、一気に内容が変化する。

ゲップとオナラを連発するリックや、ヘンリーたちが助けた女性の姿は失笑もの。
トイレでジョーンズとビーヴァーが見たものは、トイレ中を血まみれに汚し便座に座ったまま息絶えたリック、と便座の中にある大きな何か。
ここで便座の中を見せないことで、コント風だがホラーな雰囲気も消えないという素晴らしい演出をしているが、流れないと騒ぐのはやはりコントだ。

一瞬だけモンスターパニック系ホラーをにおわせた後、宇宙人が出てきてSF映画にシフトチェンジする。
しかも、狂気に駆られた大佐が銃で部下を撃ったり、ヘリを奪ってヘンリーたちを襲ってくる。

様々な要素が混ざりすぎて成立しなくなっている映画は多いが、本作はうまくまとまっている珍しい作品。
だが、唐突に出てくる宇宙人とSF要素は、見る側を選ぶ。

豪華キャスティングにモーガン・フリーマンの悪役姿

スティーヴン・キング原作の「ショーシャンクの空に」にも出演している名優モーガン・フリーマンが、カーティス大佐という宇宙人を殺すためなら何でもする狂気の悪役を演じているのが衝撃的。
同じくスティーヴン・キング原作の「ミスト」の主演も務めたトーマス・ジェーンが、ヘンリーを演じている。

ダディッツを演じたドニー・ウォールバーグの演技も素晴らしい。
他にも、ビーヴァー役にジェイソン・リー、ピート役にティモシー・オリファント、ジョンジー役にダミアン・ルイスと有名俳優がそろって出演している豪華な作品。

VFXで作られた宇宙人や、軍のヘリに爆破される墜落した宇宙船など、特殊映像も豪華でキレイに作られている。

ドリームキャッチャー 感想まとめ

DVD特典のインタビューの中で、原作者スティーヴン・キングが「これまで映像化された自分の作品の中で最高の出来」と語る本作。

いきなりのSF展開や宇宙人の登場、ゲップやオナラという上品とは言い難い生理現象に、トイレの中でのコントのようなやり取りを含め、見る側を選ぶであろう作品。
悪夢をから守る幸運のお守りであるドリームキャッチャーはワンシーンしか登場せず、ツッコミどころも多々あるが、好きな人は楽しめる。

モーガン・フリーマンの見事な悪役っぷりも見どころ。

Amazon 映画『ドリームキャッチャー』の商品を見てみる