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映画『食べて、祈って、恋をして』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『食べて、祈って、恋をして』の概要:ラブストーリーの女王、ジュリア・ロバーツが主演の自分探し映画。エリザベス・ギルバートという女性が自分の体験を記した著書を映画化した作品。監督は、ライアン・マーフィーが務めた。

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映画『食べて、祈って、恋をして』の作品情報

食べて、祈って、恋をして

製作年:2010年
上映時間:140分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:ライアン・マーフィー
キャスト:ジュリア・ロバーツ、ハビエル・バルデム、ジェームズ・フランコ、リチャード・ジェンキンス etc

映画『食べて、祈って、恋をして』の登場人物(キャスト)

エリザベス(ジュリア・ロバーツ)
ライターとして成功をおさめたキャリアウーマン。幸せな結婚もし、仕事でも成功していて、周りから羨まれるような日々を送りながらも、どこか満たされない思いを抱えている。マジメで考え込みやすいが、明るく奔放な一面も持つ。愛称はリズ。
ディヴィッド(ジェームズ・フランコ)
リズの離婚後に出来た恋人。劇団の俳優で、リズにヒンドゥー今日を教える。
ソフィ(ツヴァ・ノヴォトニー)
北欧からリズのようにイタリアへやってきた女性。明るくはつらつとしていて、すぐにリズと打ち解け親友になる。
フェリペ(ハビエル・ハンデム)
バリ島に来ている南米の商人。息子のことを溺愛している。

映画『食べて、祈って、恋をして』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『食べて、祈って、恋をして』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『食べて、祈って、恋をして』のあらすじ【起】

エリザベスは、ライターの仕事がうまく行っており、友達や仕事仲間からもうらやましがられている。結婚から八年、子供はいないが表面上は夫とも仲良くやれていた。しかし、心のどこかで、何か満たされない思いを抱えながら日々を過ごしている。

リズは、取材でバリ島の有名な占い師クトゥを訪ねた。そこで、結婚を二度すること、一度は短く、一度は長く、そして半年以内に全財産を失うと予言される。同時に、またここへ来るだろうともいわれた。半信半疑でニューヨークに戻ったリズ。だが夫が突然大学にまた通いたいと思っていると言い出し、彼に対し漠然と抱えていた不安が我慢しきれない大きさになってしまう。今まで何も告げなかったため、離婚を言い出すと夫は大激怒。泥沼の言い合いの末、なんとか離婚するも財産分与は放棄することになった。

その後年下の恋人ディヴィットと過ごすも、やはり長く続かないことを悟ったリズ。また、クトゥの宣言通り、全てを失ったリズ。友達に現実を考えろと諭されるも、リズはやりたいことをやろうと決意して、イタリアに行くこと、インドでヒンドゥー教を学ぶこと、そしてクトゥに会いにバリ島へ行くことを決意するのだった。

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映画『食べて、祈って、恋をして』のあらすじ【承】

ディヴィッドとの関係をはっきりさせないまま、リズはイタリア、ローマへやってきた。老朽化した古いアパートを住処にして街に繰り出すが、まだ流ちょうにイタリア語を使えないためカフェの注文もうまくできない。そんな彼女を助けてくれたのは、スウェーデンからやってきたというソフィ。すぐに意気投合して二人は仲良くなった。ソフィは、恋人であり自分のイタリア語の先生であるジョヴァンニを紹介してくれる。ジョヴァンニにイタリア語を習いながら、ソフィや他の仲間たちと毎日楽しく過ごすリズ。イタリア人は娯楽が大好きなことや、イタリア語の含蓄のある言葉をたくさん教えてもらう。また、ジェラート、ワイン、チーズ、パスタ、ピザといった美味しいものも気兼ねなく食べまくるせいで、リズとソフィは太ってしまったことを笑い合う。ワンサイズ上のズボンを買って、ハッピーに過ごそうとリズはイタリアを満喫した。

感謝祭の日に、ソフィやジョヴァンニの家族、仲間と過ごしながらも、まだ少し満たされないリズ。そろそろ次の目的地へ行こう、と密かに決意をするのだった。

映画『食べて、祈って、恋をして』のあらすじ【転】

ディヴィッドに教わってからハマってしまったヒンドゥー教を習いに、インドを訪れたリズ。ヒンドゥー教の施設、アユラムである。そこは、瞑想や修行を行い、また施設の維持をすることで滞在できるところである。リズのような外国人も多い。リズは、いまいち集中しきれないまま、なんとか瞑想や修行に必死に取り組み続けた。そんななか、修行している一人の少女と親しくなるリズだったが、彼女は望まぬ結婚を親に決められているという。そんな彼女の結婚式に出席したリズは、かつての自分の姿と重ねてしまう。夫とは八年間過ごしたが、結婚式の時の思い出すら、リズにとってはつらいものになっていた。

また、リズが興味本位で真剣に来たわけではないと揶揄するリチャードとも出会う。辛辣な言葉で彼女を馬鹿にしていたリチャードだったが、わかりあううちに彼女に示唆的な言葉をかけるようになる。彼自身も自分の過ちで家族を失ってしまった経験があったのだった。その後、リチャードもまたアシュラムを去っていく。幸運の象と偶然出会ったリズは、バリへと行くことを決めた。

映画『食べて、祈って、恋をして』の結末・ラスト(ネタバレ)

バリへやってきたリズはクトゥを訪ねた。クトゥははじめ、リズのことを覚えていなかったが、彼が描いて渡してくれた絵を見せると、思い出して笑顔で迎えてくれた。彼は、瞑想を続け、毎日ここに訪れ、バリを見て回るよう、リズに告げた。そして恋をしなさい、とも。

リズは自転車でバリを観光した。しかし森の中の道を進んでいる際、車に轢かれそうになる。こけただけで済んだが、足にけがをしてしまったのでクトゥの紹介である薬剤師と出会う。彼女は元夫による暴力から逃げるため離婚した。が、そのせいで迫害(離婚はよくないことなので)されており、彼女の利発な娘もまた差別を受けているという。リズはその薬剤師と娘とすぐに親しくなった。また、その薬屋で出会ったブラジルの女性にビーチパーティに誘われた。そこで、リズを轢きかけた男、フェリペと再会を果たす。

二人はすぐに親しくなるが、フェリペが結婚を持ち出した時に突然リズは怖くなり彼の前から去る。調和が乱れる、と恐れたのだ。しかしクトゥに「調和を乱すのもまた調和」と諭され、自分自身の恐怖と向き合ったリズは、再びフェリペのもとに戻り、彼とともに歩むことを決めたのだった。

映画『食べて、祈って、恋をして』の感想・評価・レビュー

主人公リズの、少し飽きっぽくひねくれた性格や、興味があることいきたい所などを、すぐに始められる行動力は魅力的だった。色々な国へ行き、人とふれあい、現地ならではの食べ物や風景を楽しみながら、学んでいく姿も好きだ。また、助言通りに物事が進んでいくシーンも見所であった。思っていることや考えていることは人それぞれたくさん抱えているが、リズのように行動できる人はかなり少ない。行動力の大切さや、素直な心をもつことなど、そっと背中を押してくれるような作品であった。(女性 20代)


ちょっとした旅行気分も味わえるような、恋愛系ヒューマンドラマ。宗教的な表現が出てくるが、けして偏った内容ではなく、スピリチュアルな要素を生活に取り入れ、そこから派生した人間関係や出来事を楽しんだ結果、自分の新たな人生を歩みだすというものである。クトゥの予言が凄いように思えるが、リズがクトゥの言葉に触れ、自身の人生の選択を明確にしていったのでは無いかと思う。全体的にリラックスして見れる映画である。(男性 30代)


離婚した後に恋人とも失恋したエリザベスが、全部を捨てて自分探しの旅に出る話。
イタリアで食の快楽を追求し、インドでヨガと瞑想に励み精神力を鍛え、バリで恋に落ちる。それぞれの土地で思う存分やりたい事に打ち込む姿は、奔放でキラキラしていて羨ましく思う。
言葉や風景の一つ一つが心に響くが、特に「愛のために調和を失うのもまた、調和の一部」と諭されるシーンは印象深かった。
落ち込んだ時、前向きになれる作品。(女性 20代)


回想録である原作が世界中で大ヒットしたこの作品ですが、原作も読んだ身からすると映画は時間が短い分ぎゅっと凝縮されていて、原作を削っている箇所も多々あるなと感じましたが、主演のジュリア・ロバーツがとても魅力的なことと、イタリアでの食べ物や街並み、インドのアシュラムや修行の様子、バリのウブドの豊かな自然などが映像として観れるので、映画は映画でとても楽しめました。実際にこれだけの旅をしたということがうらやましく、旅好きとしては同じルートで旅がしてみたくなります。(女性 20代)


主人公のリズの「中身が空っぽで、与えられない」という台詞に自分自身を重ねた。自分自身と向き合う時間がなく、人生の喜びを感じられず満たされない主人公に共感できた。自分探しの旅で心のバランスを得たリズは、恐れから新しい恋人との深い関係に踏み込めずにいた。「愛のために調和を失うことは、調和のある生き方の一部なんだ」という助言に心が動いた。自分自身を大切にすることや、人生に感謝をしながら楽しむことを思い出させてくれて、とても前向きになれる作品だ。(女性 30代)


離婚に向けての話し合いが泥沼化する様子や、自分を探し求める旅に出るリズの様子がとてもリアルに描かれています。イタリアで美味しいものを食べて語学が上達していく様子は旅行気分で見てしまいます。インドでは沈黙の業が面白いですね。そこで出会ったリチャードの話はこの映画で一番泣けます。バリではこれまで各地で出会った人たちにメールで呼びかけるシーンがとても印象的でした。落ち着いた大人の映画です。(女性 30代)


ざっくり言うと「自分探しの旅」をしてしまうのだが、若干この「自分探しの旅」というものが苦手だ。探しに行かなくてもあなたはそこにいるし、ロバが旅に出ても馬になって戻っては来ない。人はどこかに行ったから変われるのではなく、変わろうとした時に変わる。もちろんそのきっかけを旅の時間の中で得られることはあるのだが。
とは言え最後に自分だけの世界の調和を乗り越えて川の向こうへ行こうとする姿には共感を覚えた。何かの転機を迎えている時に観ると良いかもです。(男性 40代)


仕事にプライベートにいっぱいいっぱいになってしまっている女性ほど、心に刺さる映画だと思う。「自分探し」とよくいうが、たとえ地球の裏側に行ったとしても自分を見つけられるわけではない。だけどこの映画のように、美味しいものを食べて、祈って、誰かに恋をして、世の中に溢れるいろいろなことを経験することで、自分の中で大切なもの、自分の向かうべきところが見つかるのかなと思った。私もいろんなものを見ていろんなことを経験したいと思えるような、前向きになれる作品だ。(女性 20代)


リズの自分探しの旅に付き合うことになる私たち観客。この手の作品が好きな人、特に女性はリズの自由奔放な性格に憧れ、現れる男性に魅力を感じ、知らない世界を目にすることで価値観が大きく変わり…と夢のような物語なのでしょうが、自分のことは自分が一番よく分かっていると考えてきた私には、この自分探しの旅の意味がよく分かりませんでした。
こんなことを言うと元も子もありませんが、映画だから、人の事だから、こんなにも羨ましくてキラキラして映るのでしょう。自分の身にはこんなことは起こらないと考えてしまう私は、リズ以上にひねくれているのかも知れません。(女性 30代)

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みんなの感想・レビュー

  1. monta より:

    満たされているようで満たされない1人の女性のヒューマンドラマ。このエリザベスという女性は、たくさんのことに悩みつつも非常にアクティブで、自ら動いて知見を広めるその姿は清々しいものだった。

    一見、クトゥの予言に運命として導かれているようで、実際は彼の言葉をガイドに自分で選んで積極的に動くリズ。イタリアやインド、バリに飛んで、そこで出会った人に影響を受けて心境が変化していく姿は、「私も何かアクションを起こしてみようかな」と勇気をもらえる。

    また、それぞれの土地の素敵なシーンも多いので、ちょっとした旅行気分になれるのは楽しかった。