映画『エディー 勝利の天使』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「エディー 勝利の天使」のネタバレあらすじ結末

エディー 勝利の天使の概要:ニューヨークのNBAチームであるニックスはどん底にいた。連敗記録を日々更新し、選手達もそれぞれ悩みを抱えていてチームは内部崩壊の危機に立たされていた。そんな時、新オーナーのワイルド・ビルの発案でニックスの熱狂的ファンであるエディーがニックスの監督に任命される。エディーは選手1人1人と向き合い、チームを変えていく。

エディー 勝利の天使の作品概要

エディー 勝利の天使

公開日:1996年
上映時間:101分
ジャンル:スポーツ、ヒューマンドラマ、コメディ
監督:スティーヴ・ラッシュ
キャスト:ウーピー・ゴールドバーグ、フランク・ランジェラ、デニス・ファリナ、リチャード・ジェンキンス etc

エディー 勝利の天使の登場人物(キャスト)

エディー(ウーピー・ゴールドバーグ)
ニューヨークのNBAチーム、ニックスの熱狂的ファンの女性でこれまで多くの試合を観に行っている。ハーフタイムショーが切掛けでニックスの監督に任命され、どん底だったニックスを蘇らせる。子供達のバスケチームのコーチもしており、バスケを通して多くの事を教えている。
ワイルド・ビル(フランク・ランジェラ)
ニックスの新オーナーに就任し、派手なパフォーマンスで観客を盛り上げる。ただの熱狂的ファンであったエディーを監督に指名し、ニックス快進撃を“演出”する。
ジョン・ベイリー(デニス・ファリーナ)
元々はニックスの監督をしていたが、成績不振とワイルド・ビルと折り合いが悪くなり、解雇される。その後、シャーロット・ホーネッツの監督になりニックスとレギュラーシーズン最終戦でプレーオフを争う。
カール(リチャード・ジェンキンス)
ニックスのアシスタントコーチ。連敗するチームに関心を失い、自分の意見を聞かないベイリーにも失望していた。エディーの加入と彼女の取り組みに刺激されてチームを助けるようになる。
ネイト(ジョン・サリー)
ニックスの大黒柱だが、膝に爆弾を抱えており、ほとんどプレーできずにいる。エディーに助言し、チームのメンバーの悩みに目を向ける様に促す。
パットン(マリック・シーリー)
ニックスのエース的プレーヤーだが、それが災いして自分勝手なプレーをする事が多く、チームメイトとの衝突も絶えない。エディーが監督就任後は反省の意味でベンチウォーマーにされる。頭の上がらない母親がいる。
ヘイスティング(リック・フォックス)
実力屈指のプレーヤーだが、自分の浮気が原因で離婚問題を抱えてしまっている。その為、プレーに精細を欠き、下降線を辿っている。
テイラー(マーク・ジャクソン)
通称「伝道師」で信仰心が強く、試合でチームを引っ張るポイントガード。自分勝手なパットンと折り合いが悪い。
イヴァン(ドゥエイン・シンチアス)
ロシア出身のセンターで英語は片言。ロシアではオフェンス中心のプレーがほとんどであった為に、他のチームからはディフェンスの穴として狙われる事が多い。

エディー 勝利の天使のネタバレあらすじ

映画『エディー 勝利の天使』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

エディー 勝利の天使のあらすじ【起】

光り輝くネオンで彩られるニューヨーク。ハイヤードライバー達は無線に耳を傾けていた。なぜならニューヨークにあるNBAチーム、ニックスの実況を熱狂的ファンであるエディーがしているからだ。最近のニックスは連敗街道まっしぐらで良い所が全くない。今夜は接戦を繰り広げており、勝利の予感がするのだ。熱狂するエディー。ところが終了間際にニックスの選手同士がパスを取り合って接触して試合は終わってしまい、試合に負けてしまう。落胆するエディー。テレビの画面には言い争うニックスの選手達が映っていた。

翌日、エディーは仕事でハイヤーに乗って空港に行っていた。空港ではテキサス出身の男がエディーの迎えを待っており、エディーが来ると宿泊先のホテルへと向かった。エディーは男を届ける為に、ホテルへ向かっている途中ラジオを聞いていた。ニックスへの意見コーナーではニックスの新オーナーであるワイルド・ビルがリスナーの質問に電話で答えるというものが設けられた。一言申したいエディーはラジオ局に電話をかけてビルに意見を述べる。しかしエディーは彼の口調に聞き覚えがあった。ふと後部座席の窓を下すと、さっきの男が電話をかけていた。彼こそがワイルド・ビルだったのだ。

エディーはその晩、ニックスのホームゲームが行われるマディソンスクエアガーデンに行った。会場内はジョン・ベイリー監督に対するブーイングで一杯だった。それにあやかり、エディーもベイリーを挑発する。彼女はあまりにも熱狂的ファンであるため、監督や一部のファンの間では有名であったのだ。試合は新オーナーのビルの紹介から始まり、ニックスは序盤から相手チームにコテンパンにされてしまう。選手同士が口論するなどチーム内の雰囲気は最悪だ。

コテンパンにやられた前半が終わり、試合はハーフタイムショーに入る。フリースローを入れた観客は栄誉コーチとしてニックスベンチに座れるのだ。それに選ばれたのは、なんとエディーだった。彼女は大急ぎでコートに下り、フリースローを決めようと張り切る。そして見事成功し、栄誉コーチとしてニックスベンチに座るのだった。

しかし彼女は試合中に暴言を吐いてしまう。ベイリーはエディーを煙たがっていた為、それを機に彼女を退場させてしまう。そんなベイリーに観客は大ブーイング。エディーには拍手と歓声が注がれていた。

エディー 勝利の天使のあらすじ【承】

翌日、エディーは自分がコーチする子供達のバスケのゲームを観ていた。その中で、自分を出せという少年がいる。しかし、エディーは聞く耳を持たない。試合後、少年の母親が何故自分の息子がベンチなのかと詰め寄る。エディーは彼女にみんなの前で二度とその様な発言をしない事を伝えた後、少年が国語でDを取ったからと話す。それはバスケと関係ないと話す母親。しかしエディーはなぜDを取ったのか、取り返しがつかなくなる前に対策を考えるべきだと少年の母親を諭したのだった。

一方、ビルとベイリーは揉めていた。ベイリーは試合の邪魔になるエディーを排除しただけだと意見を述べる。ビルはその夜の試合で再び、エディーをコートへ招く。ベイリーもさすがに我慢の限界に達し、チームを辞めてしまう。そしてエディーは監督経験がないにも拘わらず、NBAチームの監督として遠征に参加することとなった。

ただのイベントならまだしも本格的に監督としてチームに在籍するとは考えもしなかったエディー。選手それぞれに声を掛ける彼女だが、つい昨日までただのファンでしかなかった彼女を選手達がすんなり受け入れる訳はなかった。不安と興奮の中、ニックスは敵地サンアントニオへと乗り込む。

サンアントニオにやってきたニックスは練習をする事になった。しかし、パットンは昼寝、ダンカンは雑誌の写真撮影、ヘイスティングは弁護士と離婚調停の相談をしていた。他の選手も気の抜けた練習しかしておらず、アシスタントコーチのカールも気にしない。エディーの不安は一層高まった。

スパーズ戦でもニックスの選手達は自分勝手なプレーを連発し、エディーの言う事も聞かず連敗記録を更新。地元ニューヨークではファンから厳しい声が上がる。エディーは次の試合に受け持っている子供チームの子達を招待した。ロッカールームに来られた子供達は大感激だ。しかし選手達の対応はおおよそプロと呼べるものではなかった。エディーは子供達を席に返した後、選手達を一喝する。ファンは高額なチケット代を払って来ても、米粒のような大きさでしか選手を見られない。チームが負けていてもそれでも来てくれるファンに対して失礼であるとエディーは話した。敗戦後、エディーはネイトに相談する。ネイトは選手以前に普通の人間として選手達を見て欲しいとエディーに話す。イヴァンには言葉の壁があり、ヘイスティングは離婚問題でどん底なのだ。それを聞いてエディーは行動に移す。

エディー 勝利の天使のあらすじ【転】

次の試合前の練習。ニックスは相変わらずだらけたシューティングをしていた。エディーはイヴァンにディフェンスについてロシア語を交えて話す。そしてパットンを相手にイヴァンへディフェンスの手本を見せたのだ。これをきっかけに選手達のエディーを見る目が変わる。テイラーは今までベイリーがしなかった事をしたエディーに敬意を示す様になり、アシスタントコーチのカールも僅かながらエディーを認め始める。ヘイスティングも同じ気持ちだった。エディーはヘイスティングに彼の離婚について話を聞く。そして妻に戻って来てほしかったら誠意を見せる事が必要だと説く。

サクラメント・キングス戦。チームの雰囲気が少々良くなったくらいではチームは勝てない。相変わらず苦戦を強いられ、パットンも独り相撲を取っている。それを見兼ねたエディーはケガで試合に出ていなかったネイトをパットンと交代させる。この交代には誰もが驚き、パットンは交代をさせられた事にふてくされてしまった。ネイトが入ったニックスはまるで別のチームであるかのように変貌を遂げた。パスが回り、選手達も声を掛け合うようになった。この采配が功を奏し、ニックスは久々の勝利を挙げる。

不調だったニックスは快進撃を始める。連勝を記録し、どん底だった状態からプレーオフ出場権争いに加わったのだ。チケットも今までは売れ残りが多かったが今では毎試合売り切れ続出の状態でまさにエディー効果だった。

そんな中、ベイリーがシャーロット・ホーネッツの監督に就任した事が知らされる。カールは密かにホーネッツの監督の席を狙っていた為に残念がる。エディーはホーネッツの監督になってしまっていたら自分と敵同士になってしまうと冗談を交えつつ、カールの日頃の取り組みに感謝しながら彼を励ました。一方、ヘイスティングの方にも変化が現れる。エディーのお陰で妻との離婚問題が解消され、再び昔のようなキレのあるプレーを見せるようにもなった。パットンは出番がなく、相変わらずふてくされていた。エディーの計らいでストリートバスケに連れてこられた。ストリートバスケでパットンは若者と1対1を楽しむ。そこへ彼の母親が訪れる。エディーが呼んだのだ。パットンの母親は息子にパスをするように説教する。そして呼んだエディーにも息子を試合に出せと説教するのだった。

エディー 勝利の天使のあらすじ【結】

プレーオフ出場をかけたホーネッツ戦前夜。エディーはビルと食事をしていた。彼女はなぜどん底だったニックスを買い、自分を監督にしたのか気になっていた。その事をビルに聞くと、エディーは驚きの答えを得た。ビルはただの余興でありビジネスの為に全てをやってきたのだ。ニックスがプレーオフ進出を決めたらチームをセントルイスに売却すると話すビル。エディーの監督起用もサーカスのピエロのような盛り上げ役として考えたものだった。エディーはそんなビルを許せない。自分の事はともかく、ニックスを移転させるなんて事はあってはならないと話す。ニューヨークのマディソンスクエアガーデンにはニックスという伝統があるからだ。

エディーは試合当日、亡くなった夫のビデオを見ていた。エディーが受け持っている子供チームは元々、彼女の夫が作ったものだったのだ。そんな事もあり、ニックスのセントルイス売却には断固否定だったのだ。

試合時間になり、会場には奇跡の瞬間を観ようと多くの観客が駆け付ける。そしてホーネッツの監督のベイリーが紹介されると大ブーイングの嵐。ベイリーはそんな事を気にも留めず、エディーが来ていないニックスやアシスタントコーチのカールをおちょくる。間もなくしてエディーが現れ、ベイリーと話をするとニックスベンチへと向かった。

試合は互角の勝負が続いた。ニックスは大黒柱ネイトを中心に加点するが、ホーネッツのエース、ラリー・ジョンソンを止められない。そしてベイリーはネイトを潰すように指示をする。激しいディフェンスに合ってもシュートを決めるネイトの膝は徐々に疲弊していった。

ハーフタイムが開けて、試合は拮抗したまま終盤を迎える。そして遂にネイトの膝が悲鳴を上げる。相手の激しいファウルにあい、膝を強く痛めてしまったのだ。ネイトはここまでだと断念する悔しさと共に後をパットンに託す。エディーもネイトの意見に同意した。パットンは久々の出場であった為に、最初のシュートを外すもすぐに調子を取り戻す。ヘイスティングやダンカン、テイラーも彼の援護をする。そして残り数秒で1点差に詰め寄ったニックスはタイムアウトを取る。エディーは逆転のチャンスとしてパスを回してパットンに決めさせる作戦を告げる。しかし、カールはベイリーがパットンにディフェンスを2人付けると考え、逆にパットンからダンカンにパスを回そうと告げる。エディーは快くカールの作戦を受け入れて選手達をコートに送り出す。

試合が再開し、パットンがボールを持つ。カールの言った通りディフェンスが2人寄ってきた。パットンは今までの様に無理矢理シュートへ行かず、ダンカンへパスを回し逆転のダンクをアシストした。ベイリーはすかさずタイムアウトを取る。ヘイスティングやテイラーはパスを出したパットンを見直した。パットンもエディーと出会い変わる事が出来たのだ。そんな様子を見ながら、エディーはVIPルームのビルを見る。そしてニックス売却の話を思い出す。エディーはマイクを取り、今までの自分の経緯を観客に話す。そしてビルがニックスをセントルイスへと売却する話もファンに告げる。それを聞いたファンはビルに大ブーイング。エディーはビルにチームは買えてもファンの気持ちは買えないのだと話す。そしてエディーと同じ様にファン達はニックスを移転させまいとコート中央に集まり抗議する。ニックスの選手や相手チームのラリー・ジョンソンやベイリーもやって来る。ビルは観念し移転計画を白紙に戻す事にした。

試合残り数秒、ニックスはディフェンスでホーネッツを止めなければならない。エディーはイヴァンが狙われると考え、最後にイヴァンに足を動かさなければチャーチングを取れると教える。そしてベイリーもイヴァンを狙っていた。ホーネッツはセットプレーからラリー・ジョンソンにパスを回し、ゴール下へ攻め込ませる。ゴール下にはイヴァン。ラリー・ジョンソンは迷わず飛び、イヴァンと接触する。シュートがゴールネットを揺らした。しかしシュートはノーカウント。イヴァンがチャージングを取ったのだ。試合に勝利したニックスはプレーオフ進出を決めて、勝利の天使エディーとその勝利を祝うのだった。

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