映画『イベント・ホライゾン』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「イベント・ホライゾン」のネタバレあらすじ結末

イベント・ホライゾンの概要:2047年、消息を絶っていた探査船イベント・ホライゾン号の信号を受信し、探査とクルーの救助をするため、ルイス&クラーク号が冥王星へと出発。無事に到着したものの、調査を続けていく内に数々のトラブルが発生。恐るべき真実が明らかになる。

イベント・ホライゾンの作品概要

イベント・ホライゾン

製作年:1997年
上映時間:96分
ジャンル:SF、ホラー
監督:ポール・アンダーソン
キャスト:ローレンス・フィッシュバーン、サム・ニール、キャスリーン・クインラン、ジョエリー・リチャードソン etc

イベント・ホライゾンの登場人物(キャスト)

ウィリアム・ウェアー(サム・ニール)
イベント・ホライゾン号を製造した博士。深く愛していた妻が自殺にて亡くなり、酷く悔いている。自分の闇に飲み込まれ、次元の果てへ向かおうとする。
ミラー(ローレンス・フィッシュバーン)
アメリカ航空宇宙船ルイス&クラーク号の船長で黒人男性。自分に厳しく、クルーにも厳しい。過去に1人のクルーを見捨てたことがあり、その時のことを酷く悔いている。
スターク(ジョエリー・リチャードソン)
副長。金髪の女性。理知的で判断力に長けた人物。イベント・ホライゾン号に対し、初めから疑いを持っている。
ピーターズ(キャスリーン・クインラン)
医療隊員。一児の母。代役がおらず、やむを得ず任務へ参加。息子の影を追いかけて死亡する。
ジャスティン(ジャック・ノーズワージー)
機関士で年若い青年。一番初めにコアへと取り込まれ、その深淵を覗く。闇に囚われ自殺を図ろうとして重体になるもミラーの機転によって命は助かる。
クーパー(リチャード・T・ジョーンズ)
救助隊員。軽口を叩き少々、喧嘩っ早い黒人男性。ウィリアムとの間に溝を作り、険悪になる。ルイス&クラーク号の爆破に巻き込まれるも、宇宙服のエアーで帰還し助かる。

イベント・ホライゾンのネタバレあらすじ

映画『イベント・ホライゾン』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

イベント・ホライゾンのあらすじ【起】

2040年、超深宇宙探査船イベント・ホライゾン号が太陽系境界線の探索に出発。しかし、イベント・ホライゾン号は海王星の彼方で忽然と消息を絶ってしまう。それは後に史上最悪の事故と記録された。

そして、2047年現在。アメリカ航空宇宙船ルイス&クラーク号は、7年前に消息を絶ったイベント・ホライゾン号の探査とクルーの救助を極秘任務として海王星へと航行中であった。
船長は怖いもの知らずと呼ばれて名高いミラー。彼が率いるクルーと共にウィリアム・ウェアー博士も同行し、56日間を経て海王星圏内へと到着した。

そこで、初めてミラーと博士は任務の詳細をクルーへと告知。消息を絶ったと思われていたイベント・ホライゾン号から微弱の電波を受信したため、任務を受けて出動したと言う。イベント・ホライゾン号は国家の機密実験船で、光速よりも速く飛ぶ。いわゆるワープができる唯一の宇宙船だった。その宇宙船を造ったのが、ウィリアムなのである。

当時、イベント・ホライゾン号は順調に航行を続けていたが、ワープの際に何らかのトラブルが生じ、途中で消息不明となった。それが、7年を経てようやく発見できたのである。姿を消していた7年間の空白を調べるのがウィリアムの仕事だった。

受信した音声録音からは、悲鳴と共に妙な音が録音されている。データには助けを求める声が録音されていた。
イベント・ホライゾン号の発信電波を辿って行き、ルイス&クラーク号は電磁嵐の中を進みとうとうその姿を捉える。

自分達が乗っている船の何十倍もの大きさを誇るイベント・ホライゾン号。しかし、通信しても返事はない。船体は無傷で重力や室温調整がオフになっていた。休眠状態でもない限り、クルーが生存できる環境ではない。しかも、生命反応はあるものの位置が特定できず、船全体が反応を示す。明らかに異常な事態であった。

イベント・ホライゾンのあらすじ【承】

ミラーは船内の状況を確かめるべく直接、乗り込むことにし自らが率先して中へと突入。
船内は全てが凍結状態で様々な部品が無重力状態で漂っている。中央通路から医務室へ。使用した形跡はなく、生命反応もない。ジャスティンは機関室へ向かい、ピーターズはブリッジへと向かった。

ブリッジでは血痕が発見され、更に獣か何かに酷く損傷された冷凍死体が見つかる。ウィリアムは航行日誌を入手するよう指示。
同じ頃、機関室では冷却液の漏れを発見するも、予想範囲内であることが分かる。そして、更に奥へ向かい、船の心臓部へ到達。大型の生命反応が確認されるも、そこでジャスティンからの通信が途絶え、映像が切れる。
その頃、ジャスティンは心臓内部に発生した時空の歪へ取り込まれ、発生した波動によりルイス&クラーク号も煽りを食らって損傷してしまう。

クルー達はイベント・ホライゾン号へと避難を余儀なくされ、全員がそちらへと乗り込むことになった。
ウィリアムによってシステムの復旧はされたものの、フィルターの損傷により空気が20時間分しかないことが判明。ルイス&クラーク号の修理にも時間がかかる。
ジャスティンは救助されたものの、意識はなく覚醒がいつになるか分からない状況だった。

ウィリアムから心臓部のコアについて、詳細を聞くことにしたミラー。コアは3つのリングが常に回転し磁場を抑制、内部にブラックホールを固定させることができるようになっていた。いわゆるゲートである。これにより到着地点を指定した上で時空を飛び越えワープするのだ。
ウィリアム曰く、コアには危険性はないと言う。だが、ミラーは実害があったとして、コアの部屋を立ち入り禁止とするのだった。

イベント・ホライゾンのあらすじ【転】

ピーターズが入手した航海日誌を観ていた時だった。急にイベント・ホライゾン号の出力が低下。ウィリアムはコア内部へと入り込み、故障個所を確認。修理しようとして亡くなったはずの妻の幻覚を見る。同じ頃、ジャスティンの容態が急変。彼は闇が来ると言葉を残し再び意識を失うのだった。

ウィリアムとピーターズ、ミラーとジャスティンがそれぞれに奇妙な幻覚を見た。更にスタークからは幻覚と生命反応との間に関係があると言い、イベント・ホライゾン号自体が生きているようだと報告する。空気の持続時間はあと10時間。ルイス&クラーク号の修復が完了するか、この奇妙な船で全員死ぬか。2つに1つ。ミラーには船長としてクルーの命を守る責任がある。彼は苛立ちながら、全員が助かる方法を模索していた。

誰もが不安を募らせる中、ジャスティンが突如、宇宙服を着ることもせずに減圧室へ。彼は闇が見せ続ける悪夢に耐えられず、自殺を図ろうとする。だが、寸前で正気へと戻り死にたくないと叫んだ。ミラーは彼が宇宙空間へ飛び出す寸前に彼を救出した。全身が破裂する前にどうにか命を取り留めたジャスティン。休眠状態にして、生命の維持に務める。

ミラーは様子のおかしいウィリアムに詰め寄るも、彼は分からないことが多過ぎて原因の究明ができないと言う。人は大抵、誰でも心の奥底に闇を抱えている。ミラーもそうだった。ジャスティンが言っていた自分の中の闇が迫るという言葉と、イベント・ホライゾン号にかつて乗っていた船長が残した言葉から、恐らくこの船は宇宙の彼方まで行き、地獄の底からその闇を持ち帰ってしまったのだろう。故に、地獄から己を救えという言葉を残したのだ。

そんなミラーの元へ、ルイス&クラーク号の修理が終わったと報告が入る。最終確認を行い、20分で脱出の命令を出した。その間、航海日誌の映像修復が完了。当時のクルー達は闇に囚われ、同志討ちしていたことが分かる。ミラーは早々にクルーへと撤退命令を出した。しかし、ウィリアムは彼の意見に反対し船のどこかへ消えてしまう。

イベント・ホライゾンのあらすじ【結】

必要機材の回収をしていたピーターズ。彼女には幼い息子がいた。今回の任務には参加するはずではなかったが、代わりがいなかったために参加を余儀なくされていた。彼女はコアの誘惑に負け、息子の幻覚を追いかけて命を落としてしまう。

コアへ戻って来たウィリアムはピーターズの遺体を発見し、自分の闇に囚われてしまう。彼の妻は自殺にて命を落としていた。ウィリアムは自分の目を抉り、イベント・ホライゾン号に設置されていた爆薬をルイス&クラーク号へ仕掛ける。修理した船は爆発し、2人のクルーを巻き込んでしまった。

更にウィリアムは1人のクルーを襲い、猟奇的に殺害。ミラーはその惨状を目にし、奴と対決する決心をする。後を追ってブリッジへ向かうと、スタークが倒れている。彼女は気絶させられているだけで、命に別状はなかった。船長の椅子には血塗れのウィリアムがいた。彼はイベント・ホライゾン号が到達した場所へ戻ろうとしている。
だが、そこへクラーク号の爆破に巻き込まれたが、助かっていたクーパーが戻って来る。その彼を倒そうとしたウィリアム。ブリッジの窓を破壊してしまい、宇宙空間へと飛ばされてしまった。

イベント・ホライゾン号は最早、生き物と化している。次元の向こうには人智を遥かに超越した場所があるのだ。そこはもしかしたら、本当に地獄と呼ばれる場所なのかもしれない。ミラーは過去の闇と対決することになる。この船に住み着いている闇は、そういった人々の闇を浮き彫りにし実体化するのだ。彼は痛めつけられながらも、自分を見失うことなく抵抗。そうして、爆破の起動ボタンを押した。イベント・ホライゾン号は2つに割れ、本体は闇へと消えていく。ミラーはスタークとジャスティン、クーパーを助け、自らは船の本体と共に命を落とした。

72日後、休眠状態のスターク達は救助隊の到着により、助けられるのだった。

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