映画『エクソシストVSダーク・ウィッチ』あらすじネタバレ結末と感想

エクソシストVSダーク・ウィッチの概要:悪魔と手を組んだ6人の魔女たちの企みを阻止するべく、エクソシストと仲間たちが戦いを挑む様子を描いたイタリアのエログロホラー映画。監督、脚本はジェラール・ディーフェンタール。

エクソシストVSダーク・ウィッチ あらすじネタバレ

エクソシストVSダーク・ウィッチ
映画『エクソシストVSダーク・ウィッチ』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

エクソシストVSダーク・ウィッチ あらすじ【起・承】

1589年、イタリア北部で魔女たちが火あぶりの刑に処された。
そして現代、魔女たちは蘇った。

行方不明事件が多発し、町長の妻と娘の様子がおかしくなると、娘婿も姿を消した。
町の中では、謎の怪物が多く目撃されるようになった。
行方不明になった人々は魔女たちの生贄にされ、顔を包帯でぐるぐる巻きにしたミリオ神父の助手、セコンド神父は自殺に見せかけて殺された。
署長と町長も殺されてしまい、違和感に気づいて恋人サラと町を出ようとした警官のフランチェスコも魔女たちに殺されてしまう。

そんな町に、生前のセコンド神父からおかしなことが起こっている、という手紙を受け取っていたガブリエル神父が訪れる。
彼はミリオ神父と共にエクソシストを行っていたことがあり、ミリオ神父は悪魔祓い中に顔に大やけどを負っていた。

そして不思議な力を持つガブリエル神父は未だエクソシストを続けていたが、バチカンにある超常現象対策部に、エクソシストを辞めたいと訴えていた。
彼に同行する女医ヴィルジニアも限界だと進言した。

エクソシストVSダーク・ウィッチ あらすじ【転・結】

ミリオ神父と再会した翌日、ひとりの老女の元を訪ねたガブリエル。

16世紀に6人の魔女が人々を助けるための魔力を使っていたが、彼女たちは魔女裁判にかけられ問答無用で火あぶりになった。
そして憎しみを抱えたまま蘇った彼女たちを利用しているものがいる、と教える老女は、悪に染まらず信念を貫いた魔女だった。

世界を地獄に変えようとするシビア神父は魔女たちと手を組んでいて、自らの体に悪魔を憑依させた。
そして魔女たちにガブリエル神父を殺すように命じると、ガブリエル神父と共に地獄の門へ向かう。

駆けつけたガブリエル神父の3人の仲間たちは、ガブリエル神父の痕跡を見つけ後を追う。
異次元で本性を現したミリオ神父と戦うガブリエル神父。
途中でガブリエル神父は力尽き、井戸の中に閉じ込められてしまうが、仲間たちに助けられる。

正しい魔女の助けを借りて仲間たちと共に異次元から脱出すると、ミリオ神父と魔女たちに戦いを挑む。
なんとかミリオ神父と魔女たちを倒したガブリエル神父たちだったが、本物のミリオ神父は別の場所で儀式を行い、悪魔となって姿を見せた。

立つのがやっとのガブリエル神父は、本当の戦いが始まったと呟いた。

エクソシストVSダーク・ウィッチ 評価

  • 点数:15点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★☆☆☆☆
  • キャスト起用:★☆☆☆☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★☆☆☆☆
  • 設定:★☆☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2015年
  • 上映時間:93分
  • ジャンル:ホラー、アドベンチャー
  • 監督:ジェラール・ディーフェンタール
  • キャスト:バーバラ・ブーシェ、アンナ・オルソ、ジェラール・ディーフェンタール、シモーナ・カッピア etc

エクソシストVSダーク・ウィッチ 批評・レビュー

映画『エクソシストVSダーク・ウィッチ』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

本当に映画なのか疑いたくなる完成度

ミリオ神父が魔女と会う回想シーンや、異次元に迷い込んだガブリエル神父たちの背景との合成、襲ってくる謎の生き物などのクオリティが低すぎる。

過去の悪魔祓いの回想シーンも質が悪く、同じカットをつなげて引き延ばしただけなのには失笑してしまう。
セコンド神父の自殺遺体を映すシーンだけでなく、その後の事情聴取のシーンでも荒い画質のままにしているなど、適当さが溢れ出ているシーンだらけ。

魔女たちが人を食べる残酷描写も多く描かれているが、目に工夫を凝らすのが監督の趣味なのか、目玉を転がすシーンが多い。
しかし、その完成度は高め。

アダルト作品かと思うほどに露骨なセクシーシーンがあり、映画として制作されたのか怪しいところ。

矛盾しかないストーリー

壮大な世界観で描かれるエクソシスト一行と悪魔との闘い、という体で終わるストーリー。
最後のガブリエル神父のセリフは、日本のPOVホラー映画「カルト」と同じだが、続編を見る気にはなれない完成度。

コロコロと場面が変わり、町で起こった事件を逐一描きながらガブリエル神父のシーンも入れ込むため、ストーリーに一貫性が無い。
しかも、脈略のない話がどこかで繋がるわけでもなく、だらだらと続くだけなので面白味もない。
魔女たちや悪魔の目的についてガブリエル神父が語るシーンがあるものの、宗教色があまりにも強すぎて、人間の歴史にまで話が及ぶため、見ている側は置いてけぼり。

女医ヴィルジニアの他に仲間が2人登場するものの、名前も明らかにされていない。

異次元に迷い込んだガブリエル神父たちを、白馬に乗った老婆の魔女が助けるという展開など、ツッコミどころしかない作品。

エクソシストVSダーク・ウィッチ 感想まとめ

低予算映画でVFX技術が拙くても面白い作品はあるが、ここまで酷いのは珍しい。

不当な魔女狩りによって闇に落ち、よみがえった6人の魔女と不思議な力を持つエクソシストの戦い、と一見面白そうにも感じる設定。
しかしこれといって面白い展開があるわけでもなく、シッチェス・カタロニア国際映画祭に出品されたことすら疑ってしまうような内容。

決してイケメンとは言い難いお腹の出たガブリエル神父と、途中でヤケドの顔の特殊メイクの目の部分がずれてくるミリオ神父にもガッカリ。
70歳を超えてもなお美貌を保ち続けるバーバラ・ブーシェの外見は目を引くが、それだけで終わっている。

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