『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

同名のマーベルコミックスを原作にした2005年のSFアクション映画。放射能を浴びて超能力者になった4人の姿を描く。監督は『TAXI NY』の、脚本は『ツイン・ピークス』のマーク・フロスト。

あらすじ

ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』のあらすじを紹介します。

天才発明家にして宇宙飛行士・科学者でもあるリード・リチャーズ(ヨアン・グリフィズ)は、地球に宇宙嵐が接近していることを突き止めた。この宇宙嵐は人間の進化に大きな影響を与えたと考えられている。

宇宙空間で研究したいと思い立ったリチャーズは、大学時代のライバルで、所属している科学研究所を運営している大富豪のヴィクター(ジュリアン・マクマホン)に相談。リチャーズの研究結果を横取りすれば自らに大金が入り込むと考えたヴィクターはこれを承諾し、リチャーズは4人の仲間を連れて宇宙ステーションへと飛び立った。しかし、彼らは放射線を浴びてしまい、特殊能力者に変容してしまう。

評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2005年9月17日
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:SF、アクション
  • 監督:ティム・ストーリー
  • キャスト:ヨアン・グリフィズ、ジェシカ・アルバ、クリス・エバンス、マイケル・チクリス、ジュリアン・マクマホン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

そこそこ

2005年当時のマーベル・コミックは、まだ自前のスタジオを所有していなかったため、外部の手が結構入っています。そのため、あんまり面白くなかったりする。

サム・ライミの『スパイダーマン』は別として、『X-MEN』あたりはあんまり好きじゃありません。凡庸なSFアクションです。本作もそんな感じ。どっかで見たことがあるようなSFアクションです。

ただ、アクションそのものはある程度のクオリティには達しているので飽きません。X-MENの面々やスパイダーマンと比べるとキャラクターが弱く、ブルジョワなので、あまり感情移入できないのがちょっときついですが。

ジェシカ・アルバ

本作で一番輝いている俳優はジェシカ・アルバでしょう。スーザン・ストームを楽しそうに演じています。

コミック版のストームは顔がきつくて全く好きになれないのですが、ジェシカ・アルバだからね……。そりゃ、いいですよ。吹き替えだと坂本真綾の演技も楽しめる。なかなかいいキャラクターです。見せ場もあるしね。

アメコミではこのような現象がよくあります。昔のアメコミは美人がブサイク(日本人から見れば)なので、映画版で美人が演じている姿を見るとびっくりすることがありますね。こういう所もアメコミ映画の楽しみどころだと思います。

まとめ

そこそこ褒めましたけど、観なくてもいい映画だと思いますよ。最近のマーベル・コミックの大進撃を目撃した観客が、昔のマーベル映画ってどんな感じだったのかなぁ、と興味を持って観る分にはかまいません。

でも、『スパイダーマン』と『X-MEN』だけ観ればいいんじゃないかな、と。有名なキャラクターが出ているわけじゃないですし、クオリティではリブート版の『X-MEN』には逆立ちしても敵いません。

それ以外の人は、2000年代の試行錯誤系CGアクションが見たいなら本作を観ても満足できるんじゃないかと。ただ、ストーリーはめちゃくちゃです。本当に大人気アメコミなのか?と思うくらい。

名作アメコミは、例えば『ウォッチメン』みたいに、ストーリーが重厚で楽しめるもんです。これは、アメコミとビジュアルノベルという細かいジャンル分けの差かも知れませんが。

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