『ファイナル・デスティネーション』あらすじとネタバレ映画批評・評価

ファイナル・デスティネーションの概要:2000年にアメリカで公開された「ファイナル・デスティネーション」シリーズ第1作目。X-ファイルなどの脚本を手がけたジェームズ・ウォンの初監督作品、主演はデヴォン・サワ。

ファイナル・デスティネーション

ファイナル・デスティネーション あらすじ

映画『ファイナル・デスティネーション』のあらすじを紹介します。

修学旅行に行くアレックスは、乗っている180便パリ行きの飛行機が墜落するという不吉な夢を見て、慌てて飛行機から降りる。
巻き込まれて飛行機から降ろされたクレア、ビリー、アレックスの親友トッド、カーター、カーターの彼女テリー、教師のヴァレリー。
次の便でパリに向かう予定だった7人の目の前で、180便は炎上、墜落してしまう。

追悼式が終わった後、アレックスの親友トッドが浴室で首を吊って亡くなる。
トッドの死に不信感を抱くアレックスは、クレアと共に埋葬前のトッドに会いに行き、そこで謎の男から死神に関しての忠告を受ける。
その後、生き残りの6人が偶然揃うが、カーターの彼女テリーが事故死。

自宅でニュースを見ていたアレックスは、飛行機の座席順にメンバーが亡くなっている事に気が付く。

次は教師ヴァレリーだと気が付いたが、彼女は引越しの準備中に刃物が刺さって亡くなり、家も爆発してしまう。
助けようとしたアレックスだったが、逆にFBIから追われる身になってしまう。

残った4人でクレアの別荘に避難しようとするが、車が踏み切りで立ち往生し、次の順番だったカーターは間一髪で助かる。
だが、カーターの次の順番のビリーが亡くなってしまう。

そこで死神の筋書きを回避する方法を見つけた3人。
次は自分だと思ったアレックスだったが、席の交換を忘れていた。
次はクレアの番だったのだ。
雷が落ちて車内から動けなくなったクレアを、命をかけて救ったアレックス。

半年後、アレックス、クレア、カーターの3人はパリに来ていた。
全て終わったと思っていたが、アレックスの順番がまだ来ていなかった事に気が付く。

間一髪で助かったアレックスの目の前で命を落としたのはカーターだった。

ファイナル・デスティネーション 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2001年
  • 上映時間:98分
  • ジャンル:サスペンス、ホラー
  • 監督:ジェームズ・ウォン
  • キャスト:デボン・サワ、ショーン・ウィリアム・スコット、アリ・ラーター、カー・スミス、クリステン・クローク etc…

ファイナル・デスティネーション 批評 ※ネタバレ

映画『ファイナル・デスティネーション』について、2つ批評します。※ネタバレあり

ファイナル・デスティネーションシリーズの1作目

主人公が見た予知夢がきっかけで大事故を回避できた数人のメンバーが謎の死を遂げるという、逃れられない死の運命を描いたシリーズの第一弾。
実際にたかが夢でここまでされたら迷惑でしかない。
助かっても死の法則があるために結局亡くなるので、助かって良かったのか、一抹の不安が残る。

この作品では教師からの嫌がられ方も極端で、助けようとしたのに通報されて、結局FBIから追われるなどという主人公の悲惨さも描かれている。
だが、第2作目以降の作品と比べると、亡くなるシーンの描写が詳細に描かれていないので、とても見やすいものになっている。
カーターの彼女テリーの事故シーンにしても、目撃してしまった5人と血糊しか映していない。

こだわりぬかれた展開

ホラー作品などにありがちの、「そこに落ちているもの、危ない」というハラハラドキドキさせる展開が二重、三重にも重ねられていて、うしろに気を取られていると横から危険が飛んでくるという凝った演出が面白い。
次の順番と回避方法を見つけなければ生き抜けないのだが、最後の裏切り方も凝っている。

やっぱりアレックスか、と思わせておきながら回避したアレックスの目の前で「次は誰だ」というカーターに「お前だよ」と告げたラストシーンにも、徹底したこだわりがこめられている。
全てが一筋縄の展開ではないので、エンドロールが流れるまでは安心できないほどの、徹底した展開だ。

だが、死の法則についての解説が、アレックスの口からほとんどされていないので、腑に落ちない部分も多い。
飛行機墜落事故を予知したのが原因なのに、よく怖がらずに飛行機に乗ってパリまで行けたな、というツッコミどころもあるのだが、安心できないストーリー展開には欠かせないものだと思えば、納得の行動だろう。

まとめ

現在5作品目まで作られている、この「ファイナル・デスティネーション」シリーズ。
第2作品目「デットコースター」にはクレアが登場し、今作の内容とも大きなつながりがあるので続編と言っても過言ではない。
しかし、基本的には設定だけでシリーズ化になっているので、この「ファイナル・デスティネーション」だけでも楽しめる。
なお、謎の男役のトニー・トッドはシリーズ全てに登場している。

大ヒットしたドラマ「X-ファイル」の脚本を担当していたジェームズ・ウォンが、最初はX-ファイル用のアイディアとしていたものが映画になったので、こだわりも大きいようだ。
また、別エンディングも存在しておりDVD特典として見ることが可能になっている。

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