『ファインディング・ニモ』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

ピクサー制作の大ヒットアニメーション。世界中で熱帯魚ブームが訪れるきっかけを作った経済的に偉大な作品。監督・脚本は『トイ・ストーリー』の脚本を務めたアンドリュー・スタントン。ピクサーの顔ジョン・ラセターは製作総指揮を担当した。

あらすじ

ファインディング・ニモ』のあらすじを紹介します。

舞台はオーストラリアの美しい海。カクレクマノミのマーリンは、妻との間に生まれた卵の世話をしながら生活しており、目の前に迫った子どもたちの孵化を今や遅しと待ち構えていた。
とても幸せな日々を送っていたマーリンだったが、毒を持つオニカマスに襲われてしまい、卵と妻は姿を消してしまった。たった一つだけ残った卵から生まれた子どもにニモと名付け、愛情たっぷりに育てた。
ニモは過保護なマーリンにうんざりしながらも学校に通っていたが、漁をしていた人間に捕らわれてしまった。マーリンはニモを奪還すべく、ナンヨウハギのドリーと共に旅に出た……。

評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2003年12月6日
  • 上映時間:104分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:アンドリュー・スタントン
  • キャスト:アルバート・ブルックス、エレン・デジュネレス、アレクサンダー・グールド、ウィレム・デフォー、アンドリュー・スタントン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ファインディング・ニモ』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

とにかく楽しい娯楽作

ピクサー映画はとにかく楽しいのがウリ!『トイ・ストーリー』シリーズには感動があり、『バグズ・ライフ』には驚きがありました。本作はとにかく楽しさを追求した娯楽作で、楽しさだけなら他のピクサー映画と比べて傑出していると思います。子どもと見るなら『ファインディング・ニモ』が一番オススメです。子どもが魚に興味を持つきっかけにもなるでしょうから、教育にも役立つ映画です。
ただ、楽しさ以外に魅力がないのが残念なところですね。楽しいだけでは、飽きるんですよね。終盤に感動が足りないのが致命的かな。キャラクターには魅力があるし、物語も悪くないだけに、勿体無いです。

アンドリュー・スタントンという男

長らくジョン・ラセターとコンビを組んで名作を量産してきたアンドリュー・スタントン。彼の監督デビューは『バグズ・ライフ』でした。あまり褒められた作品ではありませんが、本作では大きな成長を見せています。
キャラクターがイキイキしている。これが最大の成長です。『バグズ・ライフ』は虫がコンピューターで動かされてます感ビンビンだったのに対し、本作は動きを見ているだけで楽しい。技術の進歩も原因のひとつでしょうけど、監督の成長もあるでしょう。監督と脚本を両方担当すると脚本がおろそかになりがちな傾向があるので、次回作の『ファインディング・ドリー』では脚本も頑張って欲しいです。

まとめ

世界中にさかなクンもどきを量産した超有名作なので、見て損はないですね。実際、面白いです。飽きるけど。子どもと一緒に見る分には、子どもの反応を見て楽しむことも出来ますから、かなりオススメです。
しかしながら、もっと面白い作品になり得たということを考えると、非常に勿体無いですね。ジョン・ラセターが監督だったらどんな映画になっていただろうか?終盤の盛り上がりが凄いことになっていたのではないか?と思ってしまいます。スタントンはちゃんと仕事をしているので、責めるべきではないし……複雑ですね。
ピクサーにはこんな感じの映画をどんどん作ってほしいものです。宮﨑駿引退後のジブリは子供向け映画をスタイルを確立するまでに時間がかかるかもしれないので、ピクサーには頑張ってもらわないと!

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