映画『ファースト・スクワッド』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『ファースト・スクワッド』のネタバレあらすじ結末

ファースト・スクワッドの概要:第2次世界大戦時、ドイツ軍オカルト研究機関“アーネンエルベ”と手を組んだ悪霊を阻止する為、ソ連軍情報機関第6課の特務隊、第1分隊がこの世とあの世の境界で、戦闘を繰り広げる。ロシアと日本合作の長編アニメーション。

ファースト・スクワッドの作品概要

ファースト・スクワッド

公開日:2009年
上映時間:60分
ジャンル:ファンジー、アクション、アニメ
監督:芦野芳晴
キャスト:エレーナ・チェバトゥルキナ、アレクサンドル・グルズジェフ、セルゲイ・アイスマン etc

ファースト・スクワッドの登場人物(キャスト)

ナージャ(エレーナ・チェバトゥルキナ)
ロシア情報部第6課、第1分隊所属。未来予知の能力を有する少女。現在、記憶喪失で半年前の事しか思い出せない。武器は日本刀。レオと恋仲だった。
レオ(マイケル・チーホノフ)
ロシア情報部第6課、第1分隊所属。痩身で射撃の名手。ナージャと恋仲にあった。サブリーダー的存在。空襲で死亡。
ベローフ少将(アレクサンドル・グルズジェフ)
ロシア情報部第6課の上官。ナージャの上司。軍人然としているも、どこか父親のようなおおらかさも見られる。
ヴォルフ男爵(セルゲイ・アイスマン)
残虐非道の騎士で魔術師。700年前、湖の底に騎士団と共に沈んだが、ドイツ軍のアーネンエルベと手を組み、現世へと復活し世界に復讐しようとしている。

ファースト・スクワッドのネタバレあらすじ

映画『ファースト・スクワッド』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ファースト・スクワッドのあらすじ【起】

1942年、第二次世界大戦中、ヨーロッパ諸国がナチスドイツに屈する中、東ではソ連が敵の進行に抵抗を続けていた。東部戦線全域で激戦が繰り広げられ、一進一退の攻防が続く。両軍ともいかなる犠牲を払ってでも勝利すべしと戦いを続けていた。

降雪絶えないソ連軍の前線基地を転々とする旅芸人のナージャ。彼女は不思議な能力を持っていた。未来を予知したり、透視したりする事が出来るのだ。ナージャには昔の記憶が無く、戦災孤児として一座に拾われ旅をしているのだった。彼女はとある軍の基地にて、彼らの全滅を予知。次の瞬間、ドイツ航空部隊の攻撃に遭い、軍は予知通りに全滅した。

ナージャは走馬灯で自分の生い立ちを見る。両親はサーカスのブランコ乗りだった。林檎を盗もうとしていたレオと恋に落ち、そして2人を優しく見守る3人の仲間達と出会う。彼らとは戦争へ出兵する為、学校で体術や射撃を共に学んだ。だが、空襲に遭いナージャ以外は皆、命を落とした。墓の前に佇むナージャに、レオの遺影が叫ぶ。君は今、生死の境にいる。早く出口へ向かえと。彼女ははっとして、走り出した。

ファースト・スクワッドのあらすじ【承】

ナージャはローブを着た老人に助けられた。彼から伝説の騎士、魔術師のヴォルフ男爵の話を聞く。ナージャはこの騎士が現れ、軍を率いる軍人を殺す夢を何度も見ていた。

1242年、ヴォルフ男爵は騎士団を率いて、ロシアに攻め込んだ。街を焼き払い残虐非道を繰り返した彼は死神と呼ばれていた。人々はついに団結して立ち上がり、“氷上の戦い”で男爵を打ち破る。激しい戦闘で氷が割れ、騎士団は湖の底へ沈んだのだった。

言い伝えによれば700年後、ヴォルフ男爵はあの世から蘇り、再びロシアに現れるという。その700年後が今年、1942年になるらしい。老人はナージャの予知能力を必要としている人間に会わせると言った。

翌日、モスクワのクレムリンへと出発の準備をしていると突然、襲撃される。ドイツ軍の手の者だ。老人は敵を引き止め、クレムリンのベローフ少将を訪ねろと言い、ナージャを送り出す。一昼夜歩き通して、モスクワの門に辿り着いた彼女は意識を失った。

その夜、ようやく少将と会う。彼はナージャを探していたようだった。記憶の無い彼女の為に、当面の必要な情報だけを教えられる。この世界大戦では通常の戦闘と並行して、オカルト研究機関との戦闘も水面下で行われていた。ナチ親衛隊傘下の“アーネンエルベ”対、ソ連軍情報部“第6課”である。第6課は超能力や魔術、占星術、透視や催眠術などに特化していた。ベローフ少将が責任者であり、ナージャはここで様々な重要任務をこなしたが、1週間前に前線へ派遣した折に、行方不明となっていたらしい。

第6課の特務隊、第1分隊は隊員間での精神波シンクロの訓練をしていた。故に、他の隊員を感知出来る。死者である仲間に協力を仰ぐ為、ナージャが必要だった。軍は死者との交信をする特殊マシンを開発。彼女は自分のロッカーから武器である日本刀を手にし、目印の赤いスカーフを身につけてマシンに臨んだ。

ファースト・スクワッドのあらすじ【転】

あの世に到着。遊園地の観覧車がナージャの出入り口だった。霧深い不気味な世界では、死者が否応なく襲い掛かって来る。彼女は複数の兵士に捕縛され、ヴォルフ男爵の砦へ連行されたが、男爵からは処刑を言い渡される。騎士団は今正に、出撃しようとしていた。
処刑人に引き渡されたナージャだったが、仲間達に助けられる。彼らはいつも間一髪なのだ。

砦から脱出後、ナージャは仲間達に事情を説明。アーネンエルベが男爵を降霊し、復活させようとしている。復活すれば世界の終わりである。彼女は仲間達に協力を頼み、第1分隊は再び始動する事になった。仲間との邂逅も束の間、ナージャに帰還の合図が来る。彼女は急いで現世へと戻った。

ヴォルフ男爵と騎士団は言い伝えによると、“真実の時”に生死の境界を突破して現れる。真実の時とは歴史を左右する瞬間の事で、冥界と現世の境が消える時だ。それを予見出来るのは、100年に1人しか生まれない特別な者のみ。それが、ナージャだった。

現在、ソ連軍とドイツ軍は湖を挟み睨み合っている。恐らくは、このどこかに真実の時が現れる。ナージャが夢に見たソ連軍指揮官がキーマンとなるだろう。彼女は指揮官の顔を思い出そうとしたが、上手くいかなかった。

休息の為、兵舎へ向かう途中でナージャの乗る車が襲撃される。彼女は隙を見て逃走し、地下鉄に乗った。そこで、新聞に載っている軍人の写真を見る。ナージャは記憶を振り返り、彼がキーマンの指揮官だと思い出した。

ファースト・スクワッドのあらすじ【結】

ナージャは地下鉄を下りて、前線へ向かう列車へ飛び乗る。分岐点で上手く敵を撒いた彼女は、そのまま戦場へ向かった。軍の車に忍び込んで最前線へ。指揮官をぴたりとマークして、第1分隊を呼び出す。

死者世界の仲間達は各々の武器を入手後、ナージャの合図に従い建物に入り、乗り物へ乗り込んだ。そうして、彼女の精神世界を通って行く。

攻撃の止んだ戦場では、異様な静けさが広まっていた。突撃の合図の為に指揮官が立ち上がる。その瞬間、時が止まった。
湖の氷を割って、騎士団が姿を現す。ナージャが走り出した時、仲間達も到着。彼らは意気揚々と騎士団へ攻撃を始める。
いつも間一髪。ナージャは笑みを見せ抜刀。男爵を待ち構えた。3騎馬で向かって来るのは男爵だ。夢に見ていた光景が再現される。攻防の末、第1分隊は男爵を倒した。騎士団は素早く撤退。時が動き出す。

指揮官率いるソ連軍は、ドイツ軍を押し戻して勝利した。それを横目に、ナージャは男爵の兜を脱がす。だが、現れたのはヴォルフ男爵ではなく、替え玉だった。ナージャは険しい表情で雪原に立ち尽くした。

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