『撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的』あらすじ感想とネタバレ映画批評・評価

撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的の概要:「撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的」(原題:The Foreigner)は、2002年のアメリカ映画。監督はマイケル・オブロウィッツ。主演は「刑事ニコ/法の死角」、「沈黙シリーズ」のスティーヴン・セガール。共演にマックス・ライアン、アンナ=ルイーズ・プロウマン、ハリー・ヴァン・ゴーカム、ジェフリー・ピアースなど。

撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的

撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的 あらすじ

映画『撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的』のあらすじを紹介します。

ポーランドのワルシャワで、ある運び屋がアメリカ大使館のオリファント(デイリー・レイモンド)らに捕らえられ、リンチ同然の尋問を受けていた。彼らは奪われた荷物を取り戻そうとしていたが、既にどこかへ運ばれた後であった。フランスのパリ。雇われ諜報員ジョナサン・コールド(スティーヴン・セガール)は、エージェントのマルケ(フィリップ・ダンバー)より、アテネから運ばれてきた荷物をドイツまで運ぶ任務を命ぜられる。受け取り場所は、ベルサイユのマルケの叔母の農場。相棒としてデュノワ(マックス・ライアン)が同行するが、農家の中で何者かの襲撃を受けてしまう。燃え上がる農家から荷物を持って脱出したジョナサンは、マルケに「デュノワは刺客を知っている」とメモを渡して旅立った。その頃、マルケの命を受けた男たちがデュノワを拉致しようとするが、彼らを返り討ちにしたデュノワは、マルケをも殺害してしまう。ジョナサンはドイツで荷物の受け渡し人であるヴァン・エイカン(ハリー・ヴァン・ゴーカム)と連絡を取ろうとするがなかなか本人に会えず、彼はウェバーという偽名で替え玉を雇いエイカン夫人のメレディス(アンナ=ルイーズ・プロウマン)に偽の荷物を渡す。任務を終えホテルに戻ったジョナサンを待っていたのは、メレディスに雇われたリチャードであった。荷物を渡すよう強要するリチャードを、ジョナサンは隠し場所の駅まで誘い、トイレでその中身を開けさせた瞬間に大爆破と共にリチャードは吹き飛んでしまう。

メレディヌがエイカンに荷物のことを伝えず、独占しようとしているのを察知したジョナサンは、エイカンの邸に侵入してメレディスに会い、エイカン本人でなければ荷物は渡さないと告げる。一方、ドイツに現れたデュノワは、ジョナサンの泊まるホテルの部屋に乗り込んだが、そこにいたのは、ワルシャワから差し向けられた殺し屋ミムズであり、デュノワはショットガンの弾を食らうが、防弾チョッキのおかげで命びろいする。

陰謀を悟ったジョナサンは荷物の中身を確かめてみることにした。中から出てきたのは16年前にミサイル・テロ攻撃で爆撃された航空機事故の新聞記事や、様々な証拠写真と撃墜された飛行機のフライトレコーダーだった。そんな中に襲い来るミムズとデュノワを撃退したジョナサンはメレディスに荷物を渡す。そしてジョナサンは彼女からの驚くべき真相を耳にする。

撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的 評価

  • 点数:10点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★☆☆☆☆
  • キャスト起用:★☆☆☆☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★☆☆☆☆
  • 設定:★☆☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2003年
  • 上映時間:95分
  • ジャンル:アクション、サスペンス
  • 監督:マイケル・オブロウィッツ
  • キャスト:スティーヴン・セガール、マックス・ライアン、アンナ=ルイーズ・プロウマン、ジェフリー・ピアース etc

撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的 批評 ※ネタバレ

映画『撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的』について、2つ感想批評です。※ネタバレあり

またしても残念な制作スタッフ

アクションシーンが少なすぎてセガールファンにはさぞかし残念な映画であろう。暗い風景の中で殺し屋が悪事を働くシーンとそのクローズアップが多すぎて、セガールの出番も少ないイメージだ。展開にテンポがなくダラダラと進んでゆく感じにどうにもダレてしまう。たたみかけるようクライマックスがアクション映画の命であると思うのだが、伏線が長い割には盛り上がるまでの抑揚感がない。何か悪者が殺されるたびに使われるスローモーションなんかもどうでもいいし、アクションシーンが盛り上がるのかと予測していたら、回顧シーンや誰かとの駆け引きでの長ゼリフが延々と挟み込まれる。簡潔に言えば無駄なセリフが多すぎて、ストーリーの邪魔をしているというのが正直な意見である。ミステリータッチにしたかったのだろうが、セガール出演の映画にダレも望んでいないような展開であり、画面の暗さがそのグダグダ感に拍車を掛けて、監督のこれ見よがしのカメラワークまでが嫌みに見えてくる。スローモーション使えばいいというものではなかろうに。

作品と呼ぶに値しない出来映え

映画のタイトル通りガンアクションだが、正直ガンアクションならセガールである必要もないだろう。一体何を見せたくて撮っている映画か解らない。正義と悪の図式ならもっと見せ方はあると思うのだが、設定とカメラアングルに頼り切って観る側の視線に立っていない。娯楽というものは自分の持っている何かを表現し、誰かに理解してもらおうとする背景があってこそ成り立つと思うのだが、そんなものは全く見受けられなく、過去の誰かがやってきた事の真似事というだけで終始している。どこかにオリジナリティがあってこそ作品という名を付けられると思うのだが、このレベルでは「作品」という呼び名で表すにはかなりの抵抗がある。

撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的 感想まとめ

ヨーロッパやロシアの悪者を描くのに「カッコいい」というイメージを持っているのだろうか。何故か出てくる悪者が「ええかっこしい」に見えて、それを描く監督もその悪者をスタイリッシュだとでも思っているのだろうかと感じる。悪者が持つ特有の「恐怖感」ではなく、ええかっこしいのファッショナブルなチンピラにしか見えてこないのも残念だ。そんな奴を退治しなければならないセガールも気の毒と言えば気の毒だが、ここでも制作者に恵まれない悲運の役者ぶりが存分に発揮されている。嘆かわしいことである。

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