映画『ファール・プレイ』のネタバレあらすじ結末

ファール・プレイの概要:見知らぬ男を親切心で車に乗せたことから図書館司書のグロリアは次々と不可解な事件に巻き込まれていく。黄色い傘が武器のグロリアと刑事のトニーが活躍するサスペンス・コメディ。歌舞伎風オペラや日本人の老夫婦が登場する日本贔屓な作品。1978年公開のアメリカ映画。

ファール・プレイの作品概要

ファール・プレイ

公開日:1978年
上映時間:116分
ジャンル:コメディ、サスペンス
監督:コリン・ヒギンズ
キャスト:ゴールディ・ホーン、ェヴィー・チェイス、ダドリー・ムーア、バージェス・メレディス etc

ファール・プレイの登場人物(キャスト)

グロリア・マンディ(ゴールディ・ホーン)
図書館司書。離婚してひとり暮らしをしている。好奇心旺盛な明るい性格で、少々のことではへこたれない。ある男を助けたことで思わぬ事件に巻き込まれていく。
トニー・カールソン(チェビー・チェイス)
サンフランシスコ警察の刑事。二枚目を気取っているがかなりドジ。刑事としての腕はいい。ボート・ハウスで暮らしている。
ヘネシー(バージェス・メレディス)
グロリアのアパートの家主。大蛇をペットにしている変わり者の老人。グロリアを娘のように可愛がっている。弱そうに見えるが実は空手の黒帯。
スタンリー・ティベッツ(ダドリー・ムーア)
指揮者。なぜかグロリアのいく先々にいて彼女に迷惑をかけられる。小柄でコミカル。
ファーギー(ブライアン・デネヒー)
トニーの同僚であり相棒。髭面で気のいい男。

ファール・プレイのネタバレあらすじ

映画『ファール・プレイ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ファール・プレイのあらすじ【起】

まもなくサンフランシスコを来訪するローマ法皇ピオ13世を歓迎するため大司教はオペラ公演の準備を進めていた。ところが帰宅後、自室で何者かに殺害される。しかしこの事件はなぜか表沙汰にならなかった。

離婚をして図書館司書の仕事に戻っていたグロリアは、友人宅でのパーティーに出席していた。結婚を控えた友人は、グロリアに早く恋人を作れとアドバイスする。グロリアはここでトニーと偶然出会っていた。

海岸沿いを1人でドライブしていたグロリアは、車が故障して困っていたスコッティという男を町まで送ってやる。グロリアはスコッティに好感を持ち、その夜一緒に映画へ行く約束をする。スコッティはタバコの量を減らしたいからと、グロリアにタバコの箱を預けて車を降りる。グロリアは気づいていなかったが、彼は何者かに追われていた。

待ち合わせの8時が過ぎてもスコッティが現れないので、グロリアは仕方なく1人で映画を観始める。途中でやってきたスコッティは腹から血を流しており“小人に用心しろ”と言い残して死んでしまう。支配人はグロリアの訴えを聞いて映画を中断し客席を調べるが、そこにはスコッティの死体も血痕さえもなかった。グロリアは何が何だかわからないまま、不安を抱えて帰宅する。

ファール・プレイのあらすじ【承】

アパートの家主のヘネシーは、グロリアを娘のように可愛がっており、彼女の話を聞いてくれる。ヘネシーは何かあればすぐに助けに行くと約束してくれ、グロリアは少し安心して部屋に帰る。しかし何者かがじっと彼女の部屋を監視していた。

閉館後の図書館でグロリアは髪も肌も目の色も真っ白の白色症の男に襲われる。傘で反撃してとあるバーへ逃げ込んだグロリアは、見ず知らずのスタンリーという男に助けを求める。スタンリーはグロリアに誘惑されていると勘違いして滞在中のホテルに彼女を連れて行くが、グロリアに全くその気はない。外では白色症の男がグロリアを探していた。

タクシーで自宅へ帰ったグロリアは、いきなり顔に傷がある男に襲われる。男はスコッティがグロリアに託したタバコの箱を手に入れると、中にフィルムが入っていることを確認する。男はグロリアの首を絞めて殺そうとするが、グロリアは編み針を男の腹に突き刺して反撃し警察に通報する。しかし男は死んでおらず、再びグロリアを襲ってくる。すると窓の外にいた白色症の男がナイフを投げて男を殺害。グロリアは気を失ってしまう。

ファール・プレイのあらすじ【転】

通報を受けてサンフランシスコ警察のトニーとファーギーが現場へ駆けつけるが、その時には男の死体も事件の痕跡も全て消されていた。グロリアの話は警察にも信じてもらえず、グロリアは途方にくれる。

グロリアは再び白色症の男に襲われ、暗い部屋に拉致される。見張り役の運転手を防犯グッズで撃退して何とか現場から逃げ出したグロリアは、警察へ駆け込む。警察の捜査でグロリアが拉致された部屋の借主がスティルツキンという男だと判明する。スティルツキンは通称小人と呼ばれる暗殺団のボスだった。同時に政府の諜報員だったスコッティの死体も上がり、グロリアの証言は徐々につながっていく。

殺された傷の男は暗殺団の一味だったが、仲間を裏切りスコッティに情報を売った。しかしスコッティが殺されたことを知り情報を取り戻そうとしていたところを暗殺団の一員である白色症の男ジャクソンに殺される。警察は木曜の夜に暗殺計画があることまでは調べていたが、その標的が誰なのかがわからなかった。

グロリアをつけ狙っていた車がサンフランシスコ大司教の車であることが判明する。トニーとグロリアは大司教の屋敷を訪ねる。大司教は前科持ちの運転手に車を盗まれたが、博愛主義者の秘書のカズウェル女史が運転手に同情し、被害届を出していなかったのだと証言する。トニーは疑惑を抱きつつも、一旦は引き下がる。

トニーは24時間グロリアの警護をすることになり、彼女を自宅のボート・ハウスへ連れて行く。そして2人は恋に落ち、恋人同士となる。

ファール・プレイのあらすじ【結】

傷の男の死体が見つかり、トニーは現場へ急行する。自宅へ帰っていたグロリアはファーギーからある建物に呼び出される。グロリアは“傘を持ってこい”というファーギーの言葉に首をひねりながら、その場所へ向かう。

しかしこれは暗殺団の罠でファーギーは彼らに拉致されていた。グロリアが呼び出されたのは売春宿で、これが罠だと気づいたグロリアが逃げ込んだ部屋にはまたスタンリーがいた。グロリアはスタンリーに警察へ電話してもらうが、自分は一味に拉致されてしまう。

ヘネシーから事情を聞いたトニーは大司教の屋敷へ向かう。空手の黒帯を持つヘネシーも一緒に行く。実は現在の大司教は殺された大司教の双子の弟で、秘書のカズウェルはダローという牧師誘拐未遂で逮捕された前科のある女だった。ダローは教会を憎んでおり、その富と権力の象徴である法皇の暗殺を計画していた。トニーはヘネシーと協力して暗殺団の一味を倒しグロリアを救出。ジャクソンが法皇暗殺を決行しようとしているオペラ座へ急ぐ。

激しいカーチェイスを繰り広げてオペラ座へたどり着いたトニーとグロリアは、すぐにこの緊急事態を警備中の警官たちに知らせ、舞台裏に潜んでいるジャクソンを探す。狙撃の準備をしていたジャクソンはグロリアを人質にとって逃げる。銃撃戦のすえ絶命した警官とジャクソンの遺体はセットにひっかかり、そのセットが舞台上に下がってくる。演者も観客も意味がよくわからずに戸惑うが、法王はご機嫌で拍手をする。それにつられて観客も拍手をし、一旦幕が下りる。グロリアとトニーは舞台中央で熱いキスを交わす。すると再び幕が上がり、2人のキスシーンは大勢の観客に見られてしまう。オペラの指揮者はあのスタンリーだった。

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